みみ の だいありぃ

みみ の だいありぃ

不倫


浮気は浮気でも、少しニュアンスが違うと思う。
もちろん、浮気は浮気。
相手を傷つけ、自分を落として行くにはかわりないけど・・・

だからこそ、呼び名も「浮気」から「不倫」へ変わる。
浮気っていうより不倫の方が、ドロドロ感が増える気がする。

LAレイカーズのヒーロー、コビーブライアントは、若くして億万長者。
その若者コビーがさらに若者の女性と結婚し、不倫し、裁判沙汰になっているのは知ってらっしゃる方が多いだろう。

コビーはお父さんの関係でアメリカで育っていないでヨーロッパで育っている。
だから、HIP HOPな文化は彼にとってなじみきれなかった。
なんとなく、他の黒人となじめなかったコビー。
そんな中、親の言うことを聞いて育ったコビーは、初めて親に反抗。

スヌープのビデオ撮影で出会ったビデオガール(噂では、girls gone wildっていう、若い女の子たちが、ビデオの前で胸をさらけだしたりするアホビデオに出ていたという)と結婚。
アメリカでお金持ちだったらよくする、離婚しても僕が築いた財産、半分やらないよっていう書類にもサインさせずに結婚。
で、浮気をして、相手の女性に訴えられる。

奥さんは旦那の側にいるフリをしているけど、この件が収まったらさっさとコビーの財産半分を奪って逃げるだろうと周りは言っている。
だいたい、浮気するくらいなら、よく考えて結婚すれば良かったのに~、コビー!!
あほやね~!!
どうでもいいから、シーズン始まったら、頑張ってよ!!

ま、コビーはいいとして。

先週土曜日、HBOでUNFAITHFULっていう映画を見た。
リチャードギアとダイアンレーンの映画で、テーマは不倫。
そして、昨日の夜もまた見た。
明け方4時から見ちゃったよ~。眠い眠い。

さて、ストーリーは・・・
ダイアンレーンとリチャードギアは結婚していて、かわいいひとり息子もいる。
夫は仕事に忙しく、妻はいつもの生活で、ふと、ある若い男性に出会う。
初めはためらったが、男性に恋に落ちて行く。
あまりに不審な妻の行動に、夫が気がついてしまう。
興信所にスパイしてもらい、妻の不倫相手を探し出す。
で、ある日訪ねに行って、不倫相手を殺してしまう。

その時、印象的だったのが、妻の方の罪悪感。
なのに、欲望に負けてしまっている様子。
で、夫のショック。
夫の苦悩。
で、つい殺してしまうというところ。
とっさに殺してしまうほど、腹がたつというところ。

自分が経験しているどの浮気より、辛いものだった。
(っていうか、映画と実生活、比べるなって??)

で、ここの夫婦は、浮気を乗り越え、一緒に夫の殺人を乗り越えて行こうと決意。
っていっても、もう不倫相手だって死んでるし、夫しかいないもんね。

旦那に「どう思う」といったら、「マンネリって感じてたから、ふと起こってしまったんだろうね。 マンネリはいけないよね。Things happenだからね。だから、お互いに刺激を与え続けないといけない」だって。
お~お~、楽しみにしてまっせ!!

で、私が思ったのは、結婚前の浮気と結婚後の浮気って、微妙に違うってこと。

結婚前の浮気は、ただ単に他にいいのがいないかな、とか、ただ単に性欲に負けるとか、そんなところ。
好きという気持ちや倫理上の問題以外、他に縛られているものがないため、浮気が本気になっても、まあ、切り替えが上手く行かなかったで終わることもある。

結婚後の浮気は、そういった「好き」という付き合っていたころに当然ついてまわる感情より、家族のように感情のなか、しかも、一応、法律でもお互いにパートナーは決まっているのに、でも、毎日の生活に飽き、そして浮気をしてしまう感じがした。
日本だと、呼び名も「浮気」から「不倫」へ変わるわけだし。

いや、もちろん、浮気癖のある人は、例外。
そういうワガママなやつは、除外。

とにかく結婚前は言ってみれは「好き勝手に浮気」。結婚後は「思いつめて浮気」に変わるってこと。

いや、まあ、当たり前っちゃ~当たり前。
結婚するということは、多くの人には宗教的にも浮気がいけないことになる。
そして、結婚後の浮気は、離婚につながり、それは自分の財産が離婚後いくらになるかにつながる。
でも、結婚後の浮気にはそれなりの代償がついてくるわけだから、浮気をするにも覚悟がいる。
だからこそ、「もうこの人以外とはもういい」って思える人とでないと結婚するべきじゃない。

私が昔知らなかったのは、既婚者の男性が浮気をした場合、その相手の女性を奥さんが訴えることができるということ。

以前、出会った男性(もちろん?!アメリカ人)が、後程、別居中ではあるけど、奥さんがいると分かったことがある。
どうりでおかしいと思ったのよね。
出会ってちょっとして私の家の側にアパート借りるし、いくらなんでもそこまで出会いたての人にする人いないよね。
しかも、車もベンツとBMWと両方持ってるのも、あやしかった。
今考えると、片方は奥さんの車だった。

で、既婚者と分かったとき、友達に、「あんたが訴えられるんだから、気をつけなよ」と言われた。
その男いわく、奥さんとは全然上手く行っていないからこそ別居していて、気持ちは私にあるとのこと。
でも、法律上まだその人と結婚しているから、いろいろ迷惑をかけるって言われた。
WHAT!!NO WAY!!

ちなみに、その男性とは、さっさと終わらせた。
なんだか、私は「THE ONLY ONE」じゃなきゃ嫌なので他の女の陰がある既婚者など、もってのほかだもの。

でも、立場が変わると考えも変わる。
人間はゲンキンね。
その時は、男性なんか、初めっから結婚してるのに、浮気するんだから、男の方がわるいやい!あたしゃ、知らなかったんだいって思ったけど、結婚している今となったら、両方悪いと思うようになった。
既婚者と分かったらすぐに別れるべきだって思うようになった。

でも、その時の男みたいに、万が一、結婚生活がboringだったら。
夫と妻の仲が冷めきってしまっていたら。

日本の文化では、夫婦仲が冷めていても、離婚せず浮気をするのが今まで多かったと思う。
アメリカでは、冷めてしまったら、離婚をする。

以前、恋愛に熱かった私は、すぐに盛り上がるので、旦那の前にも結婚の話がでていた男性が結構いた。
っていうか、単に熱しやすいんだけど!
出会ってすぐに「運命の人!」と言い合うのが好きだった。
青いね。
で、私は冷めやすかった。
結局は、結婚まで至らなかったが。
でも、その時、「私は離婚はなしだと思う。というか、離婚はしたくない」というと「そう願うけど、気持ちは変わるものだから、お互いに気持ちが変わってしまったら、離婚する方がいい。君もそうなってしまったら、ちゃんと教えてね。でも、その前に君を飽きさせないように努力はするよ。」という男性があまりに多く、びっくりしてしまった。

だから、アメリカでの結婚は半数以上、失敗で終わるのだろう。
で、もう周りが離婚だらけだから、離婚への踏み切りも簡単なんだろう。

でも、最近、日本でも離婚が急増。
なんだか、私の周りにもちらほらいたな。
でも、アメリカじゃ、ほとんど離婚経験してるし。
まだレベルが違う。
(レベルっていう言葉は不適当だけど)

私はどうせなら、一生旦那といたいので、一生ウキウキわくわく恋愛感情を持っているべく、努力していきたい。
(って、初めて本気で思った。不倫の末、殺し合いとか、御免!)

諸事情がありほぼ7年付き合って、それから結婚した私達。
新婚さんいらっしゃ~い、みたいなウキウキが初めっからないけれど、浮気、不倫のようなドロドロは、絶対に嫌。

マンネリ御免。
さて、どんな作戦でいくかな??

今日お休みの私は、まずはサプライズお掃除からいきましょ!

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