2日目

2日目

ザ・ヴィラスの朝

 朝食は昨日のうちに7時半にお願いしていた。朝食は和食・アメリカン・インドネシアンの中から選べる。一人一人種類が違ってもいいらしい。今朝はパパはインドネシアン、私と子供たちはアメリカンをお願いした。インドネシアンはおかゆとナシゴレン(焼きめしもどき)ミーゴレン(焼きそばもどき)の3種類があり、おかゆを頼んだ。
 すると、材料を持ったシェフが2人やってきた。どうやら、一人はアメリカン、もう一人はインドネシアン担当らしかった。部屋で朝食を作ってくれるなんて、なんという贅沢。私はパジャマのままで朝食ができるのを待った。アメリカンは卵料理があるのだが、焼き方が選べるらしく、この日はスクランブルエッグと目玉焼きを頼んだ。二人のシェフはとっても手早く、あっという間に4人分を作ると部屋を出て行った。
 アメリカンは卵料理とベーコン、パン、フルーツ、コーヒーが付いている。パンがとてもおいしかった。インドネシアンのおかゆもおいしそうだった。
 朝食をいただいたあとは、キッチンにお皿を下げておけばいいらし。後かたづけから解放されうれしい。グアムでコンドミニアムに滞在したときは、滞在費用を浮かせるため、日本からお米を持ち込み、自炊してがんばった。今回は、のんびりできる。ちなみに、この朝食はツアー代金に含まれているのだ。
 9時半頃、ハウスキーピングの人がやってきた。しまった!入り口のドアのサインを「お月様マーク」にしておくのを忘れた。今さら断る英語力はないので、リビングでじっとしておくことに。
最初は、2人くらいだったがそれはお掃除のみの担当らしく次々と人がやってきた。キッチン担当。ベットメイキング担当。庭担当。いろんな担当に分かれているらしく、6人ぐらい現れあっという間にきれいにしてくれた。しかし、その間ちょっと居づらい。明日は気をつけよう。

 プラナ・スパ

 ツアーの特典として、ヴィラ内のエステ「プラナ・スパ」で120分のスパ無料チケットをもらったので早速予約した。パパに子供を預けて行かなきゃならないので、お金を払ってエステに行くのは、気が引けるが、無料なら、子供を預けやすい。せっかくだからということで、堂々と子供を預けていく。ありがとうJTB!
 まずは、レセプションのようなところで、ハーブティーをいただきながら、アレルギーがないかなどの質問表に記入した。その後、パウダールームのようなところに通され、デパートの試着室みたいなところで紙パンツとエステ用のチューブトップとスカートに着替えた。
 中庭に露天風呂のような所があって、温水浴と冷水浴を繰り返す。抜けるような青空が見えて、とっても気持ちいい。エステ用の服のまま入るので、恥ずかしくなくていい。 
 今度は個室にとおされ、腰をかけ足を洗ってもらう。殿様気分だ。部屋はアラビアンな雰囲気で、仄暗く、神秘的だ。流れている音楽も不思議なヒーリングミュージックだ。次に塩で足のマッサージ。今度は横になって、オイルで全身をマッサージ。その次はスクラブマッサージと続く。あかすりみたいな感じで、痛くはないのにぼろぼろと角質が落ちる。少しやせたかも。
 個室を出てシャワーのある所へ移動、落ちたあかを洗い流すと今度はヨーグルトを全身に塗ってくれる。しばらくおいてから、洗い流すと、また、もとの個室へ戻る。
 すると、さっきまで、エステの施術ベットがあったところにフラワーバスが出現!花びらに包まれお姫様気分だ。しばらくすると、飲み物のリクエストを聞きに来てくれて、アイスレモンティーが運ばれてきた。お肌ものども潤いました。
 帰りにプラナ・レストランのドリンクチケットをもらったので、またまた、ジュースをいただいて帰った。

デリ・バリ

 お昼に、プラナレストランの向かいにある高級スーパーマーケット「デリ・バリ」へ行った。店内には、高級食材がたくさん並んでいた。日本とさほど値段が変わらないので、たぶんインドネシアでは高級だ。小さいスーパーマーケットだが、こじゃれていて、うちの近所のお店よりは明るくきれいだった。日本から輸入したお菓子もたくさんあった。さすがに、日本より高い値段で売られていた。唯一、インドネシア製のポッキーだけが日本のポッキーより安かったので買って帰った。奥にはお総菜のコーナーがあって冷蔵のブースにはにぎり寿司もあった。ここで買って、持ち帰って食べるのもいいな、と思った。
 けれども、オープンエアのカフェが併設されていたので、そこで食べることにした。珍しく店員さんの格好がアジアンではなかたった。ベストに蝶ネクタイ、ショート丈のエプロン、キャスケットをかぶっており、女の子のスタイルは特にかわいかった。そこで初めてナシゴレンを食べたがとてもおいしかった。偏食大魔王な子供たちも完食した。とおりをはさんで向かいに牛の親子がいた。おしゃれなカフェからみる牛は、何とも風情がある。

チル 

 ヴィラス・バリには、エステだけでなく「チル」というリフレクソロジーのお店もある。パパは予約して午後からそこへ行った。60分で1000円くらいらしい。とても気持ちがいいらしく、滞在中2回も行った。男性にはプラナスパよりこちらがおすすめかも。

プライベートプール

 パパがチルに行っている間、今度は私が子供のお守り。子供たちに促され、プールに入る。8月のバリは結構風が冷たい。バリ人の話ではこのごろは特別涼しいらしい。おかげで風邪を引いた、と、バリ人が話していた。プールの水はとても冷たい。子供たちは午前中も入っていたらしい。寒くなったらプールサイドの椅子でひなたぼっこ。太陽がやわやわと気持ちいい。空には縁起物の凧が揚がっている。それにしても青い。青い空だ。
 このプールは中央が水深2メートルほどで、兄は、上手に立ち泳ぎしている。広さにも大満足で飛び込んだり、潜ったり、よく飽きないなーと思う。弟は泳げないので浮き輪がはなせない。私も金槌なので、弟がおぼれやしないかとひやひやだ。

ウブドへ 

 7時開演のケチャを見るため、4時に車をチャーターしておいた。10時までの6時間で6000円だ。日本語ガイドもいる。スカスカ・バリのレゲエさん。なかなかのイケメンで、子供にもやさしい。
 ウブドまでは約1時間。ウブドで食事をしたり、通りを散策したりしてケチャを見に行く予定だった。しかし、パパが集合場所になかなか現れず、出発時間が遅れたため、ウブド散策ができなかった。夕食はブリッジ・カフェというところに行った。何となくピザが食べたかったからだ。だが、食事も余り時間がとれなくて、せっかくのピザは、半分お持ち帰りとなった。

アルマのケチャ

 今回のケチャはアルマの集会所で行われるもので満月と新月だけあるらしい。着いたときにはもう真っ暗だったが、レゲイさんがチケットの買い方など教えてくれたので助かった。チケットは一人75,000ルピアで子供は半額だった。チケット売り場といっても机が一つ置いてあるだけだ。コーラと生菓子のような物を渡された。屋外の公演だが舞台はとてもりっぱだ。どうやら美術館の一角らしい。席は広場に椅子を並べてあるだけだ。ぎりぎりに行ったので端の席しか空いていなかった。観客は4,50人といったところか。フラッシュ撮影は禁止といわれ、公演が始まった。
 50人くらいの男性のチャ、チャ、チャと言うコーラスはいろいろなパートに分かれているらしい。子供も数人いてチー、チーと、かわいかった。主役を務める2人の男性は迫真の演技で迫力があった。途中から火の球をつかんで投げたり、蹴ったり、舞台は火の海って感じ!観客席の方にも飛んでた。前のお客さんと掛け合いもあり、笑える所もあった。やはり、正面で見たかったなあ。他のケチャは見たことはないけれど、レゲエさん曰く、普通のケチャとは随分違うらしい。小一時間、飽きることがなかった。子供たちも退屈しなかったようだ。
 公演終了後、主役の一人の男性がお客さんと握手したり、記念撮影に応じてくれていた。
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