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キャスト:
別所哲也 マルシア 石川梨華 石井一孝 田中ロウマ 杜けあき 小林勝也
東山義久 森新吾 小寺利光 原知宏 中塚皓平 咲山類 TAKA 野島直人 小此木麻里 岡本茜 荒木里佳 JuNGLE
スタッフ:
原作・作曲 シコ・ブアルキ
脚本 鈴木勝秀
演出 荻田浩一
音楽監督 長谷川雅大
美術 二村周作
照明 勝柴次朗
音響 山中洋一
振付 麻咲梨乃
衣裳 宮本宣子
ヘアメイク 馮啓孝
プロデューサー 池田道彦
企画制作 アトリエ・ダンカン
ネタばれです
『三文オペラ』は未見だし、『ベガーズオペラ』はよくわかんなかったし、
荻田先生は難解そうだし、バハバスは髭だし…
と、あまり期待してなかったのですが、いやいや~、面白かったですわ。
『ベガーズ』で消化不良だったのが、すっきり
閉塞感とエネルギーが混じったブラジル。
上を向いて。
時にはしたたかに。
悪気はないけど、騙し騙され。
だって、そーーんなに、がっちりした信頼関係じゃあないし。
でも、嫌いじゃないから。
なんかトラブったら、 えええーーーーぃ踊ってしまえぇぇーーー
ほら、なんとなーく・・・、なんとかなるし。
サンバの明るさと哀しさが表裏一体に聞こえて不思議・・・
それは、ともかく。
ロウマくん
ねぇー、いつかロウマくんのヘドウィグ、みたくないですか?
いい役もらいましたねっ
まずは、バッグ持って『ルークおばさんっ!』って言いたくなる感じの登場。
ロウマジェニちゃんの目線は雄弁。
一幕最後、階段座りで客席を見るとき。
ナチの女王様系で、デモ予備軍を追い払うとき(→エリザのMilkを思い出した、何故だ?)
タイガーに『複数の性を持つ』と言うあたり。
最後のまっ白なドレスで微笑むとき・・・・
ばっさばさのつけまつげの下で、
妖しく、クールに、挑発して、プライド高く、軽蔑したり、いたずらっぽく…。
しっかしねぇぇ、そのアイライン描いてたのはバハバスだったとは。
もちろん、彼の目線もなかなかですよ。
ムダに「常に鏡を見てる」わけじゃないってことですわ。
マックスとタイガーが実はお友達だってのを聞いてるとこ。
タイガーに銃を突きつけられるとこ
看守になってマルゴに賄賂を要求するとこ・・・・
うんうん、こういう役の義くんを見れてよかった。
「マランドロに敬意を表して」で、マックスと歌うんだけど、
二人ともストライプで、タイプが違うけど二人ともマランドロ。
好きなシーンです。
だってぇ
東山義久演じるブラジル人が演じるバハバスが、
石川梨華ちゃん演じるブラジル人が演じるルーちゃんに
舞台袖でこしょこしょ話してるのとかを、敢えて見せるんだよ。
気にするなってのがムリーー。
副音声か字幕で、あそこの会話の内容を情報開示して欲しい!!
メイン舞台は、マルゴねーさんにマックスが必死に口説いてるのにね。
これは「ファンティーヌの逮捕」で、バルジャンとファンテを片目で観て、別なとこみてるのと同じだわ
タイガー刑事を演じるブラジル人が実はおかまちゃんだったり
シュトリーデルさんが実はユダヤ人って設定だったり
最後はどんでん返しというか、カオスというも笑えた。
シュトリーデル夫妻、すごいわー。
イレコもしくはマトリョーシカ構造も、結局は1941年のリオデジャネイロ(「1月の川」ですね、タイガー刑事、オブリガート)とトーキョーをゆるゆるとつなげてくれる感じで。
最後に5人ダンサーが白スーツで踊るんだけど、
私が観た回は5人の挙げた手がかっちりそろってて、すーーーごく気持ちよかった
あ、髭?
本当はね、髭と髪の色があんまり違うのはアレなんで
どうせならそこは揃えていただいた方が好きかな・・・。
でも、この夏の期間限定ってことで、ま、いいと思うことに・・・
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