弓道



岡山準V 少年女子近的 千葉国体弓道

弓道少年女子近的で準優勝した岡山の(左から)三宅悠里、芝里菜、藤原楓=匝瑳高弓道場

 第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」(千葉国体)第9日は3日、千葉県各地で行われ、岡山勢は弓道の少年女子近的と、空手少年女子組手個人の中村しおり(山陽高)がともに準優勝に輝いた。

 陸上は、成年男子1500メートルの岡崎達郎(早大)が自身の持つ岡山県記録を塗り替える3分44秒60で4位に入り、少年女子B100メートル障害の森岡美紅(操山高)も4位と健闘。成年少年女子共通400メートルリレーは、予選で46秒92の県新記録で準決勝へ進んだ。

 テニスの成年女子と、アーチェリーの少年男子団体は準決勝で敗れ、4日の3位決定戦へまわった。重量挙げは成年85キロ級の金原勇(岡山県警)がスナッチ7位、ジャーク8位とダブル入賞を果たし、少年69キロ級の加藤充(笠岡工高)がジャークで4位。馬術は少年自由演技馬場馬術の中田晴香(岡山高)が5位だった。開催地の千葉県は、前回開催の1973年大会以来、37年ぶり2度目の男女総合優勝(天皇杯獲得)と、初の女子総合優勝(皇后杯獲得)を決めた。

的中“あと1本”届かず

 成績ボードに岡山の「×」はわずか一つ。対する熊本は12個すべて「○」。弓道少年女子近的決勝で岡山は、12射中11本的中させながら、優勝に“あと一本”届かなかった。

 3人が4射ずつで争った決勝。的中すれば、観客席から「よっし」と声が飛ぶ。熊本側から途切れなくその声が上がるのが選手にも聞こえ「一本も外せないと分かっていた」と藤原。そんな重圧を感じながら、3人は集中力を切らさず、失敗は全員で1度だけ。「選手は力を出し切ってくれた」と話す仲西監督の表情は晴れ晴れとしていた。

 日ごろから試合と同じ形式で弓を取り、ビデオを見て自分で考えながら、姿勢やリズムを修正する練習を繰り返してきた。この日3試合、すべて的中させた芝は「どんな状況でも集中できた」と話す。

 前日の遠的では5位に終わり、悔しさを味わったが「一緒に頑張ってきた仲間と最後にすごい試合ができた。“やり切った感”はあります」と三宅。それぞれ学校は違っても、強い結束で戦った選手たち。優勝に勝るとも劣らない晴れやかな思いとともに、高校最後の試合を終えた。

(2010年10月4日掲載)

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