三十路女のヤマトナデシコな日々

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遠野みなみん

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Valencia Orange トマソンRさん
2011.08.04
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8月とは思えない涼しかった日々もそろそろ終わりかな・・・

蒸し暑さもぶり返してきた感じで、
突然雨が降ったり止んだりの不安定なお天気の水曜日
茶道のお稽古で赤坂見附のニューオータニへ


今日も、 更好棚 のお点前をお稽古しましたが、

いつもと違うのは、
「棗」 ではなく、 見立ての「薄器」

薄器 とは薄茶を入れる容器の総称( 「薄茶器」 ともいう)で、
棗も薄器の一つです


今回は、清静庵にあるお稽古用のお道具ではなく、

先生のお母様の形見で
その昔、欧州に行かれた際に買い求められた
ヴェネチアングラス (アンティーク)に 象牙の蓋 をつけて
薄器に見立てて使っていらしたものだとか


薄器


その色合いといい、装飾といい、
と~っても 華やかで重厚感があってステキ


白い蓋を開けて裏返して見たときのギャップに
また驚かされます


象牙で蓋を作るなんて、今となってはもう幻の一品ですよね~


さて、お点前はいつも通りの手順ながら、
“棗でない薄器”という点で、
ポイントが“3つ” あります



【Point1】持つ時は“横から” ・・・・棗は上から半月に持ちます

棚点前0803_2



【Point2】蓋は“二引き”で拭く  ・・・・棗は上下を“この字”に拭いて“甲拭き”します

棚点前0803

たたんだ帛紗を横向きにして“二の字”に拭き、甲全体は拭き清めません



【Point3】蓋は茶碗と膝の間(真下)に置く  ・・・・棗の蓋は茶碗右手前(右膝前あたり)に

棚点前0803_3

ここで注意なのは、

最初に薄器を清める時にも、茶碗と膝の間に薄器を置きますが、
(この時は置くスペースがある)

そのあと、茶碗を手前に引いた位置で茶を入れるため、

あらかじめ、膝前に蓋を置くスペースを残すよう余裕をもって
最初の茶碗を置く位置、引き加減を調整 しておかないと、

空きスペースがない
と慌てることになりかねません(笑)



更好棚0803

更好棚の飾り(お点前の前・後)



今回は、 替茶碗 (かえぢゃわん)を使ってのお手前もお稽古しました


替茶碗を使う場合は、
建水を持って入る時に、一緒に持って入ります(左手に建水、右手に茶碗)


棚点前(更好棚)0803

替茶碗は、建水と壁の間に仮置きします


替え茶碗

替茶碗を使う場合は、
次客は、正客が使った茶碗(拝見した後)と引き換えに、
替茶碗で点てたお茶を受け取ります



また、

夏の暑い時期などは、
平茶碗を使って適温のお茶をお出しできるよう配慮しますが、
更に、釜のお湯が熱くなり過ぎているようであれば、

亭主は、釜に水を足すことを正客に一声かけて了解を得て
湯温を調整したりもします

この時、正客はそれを受けて一礼しますが、
お茶をいただいている時など両手があいていないときは、
片手をついて受けるといいようです


棚点前0803_4



<湯温調整の方法>

水指から水を汲み、釜に水を足しますが、
柄杓の水を全て空けきらずに、柄杓に1~2cm分くらい水を残した状態で
そのまま釜のお湯を汲み、茶碗に空けてお茶を点てます

ただし、柄杓に残す水の加減で湯温が変わるため
その調整は、経験と勘によるしかないですね~


棚点前(更好棚)0803


暑いこの時期は、 平茶碗

平茶碗

茶碗の図柄は、月と草にホタル
一見、秋の図柄のようにも感じましたが、
草の上にホタルが描かれているので夏なのでしょうねぇ



さて、今回の床飾りは、

お軸は、月があらたまって8月になってもそのまま
禅語の 「山是山水是水」 (やまこれやま、みずこれみず)

香合も、変わらず、乾漆(かんしつ)の ほおずき


床飾り0803


花入れは、先週と同じ籠の花入れ


花飾り0803


花は、

シュっと伸びた草が、 ヤハズススキ (矢筈薄)
「鷹の羽薄」ともいう(横に斑が入っていて鷹の羽に似てる)

その前にある枝のような草が、 ヒオウギ (緋扇)
※葉が開いていないけど、開いた葉の姿が緋扇に似ているらしい

白い大きな蕾が、 ソウタンムクゲ (宗旦木槿)
※千宗旦が好んだことから・・・まだ開花していない!

紫色のが、 ミソハギ (禊萩)

ピンク色の花が、 カワラナデシコ (河原撫子)



今日の主菓子は “あさがお(朝顔)” のねりきり


裏千家御用達 の吉祥寺 『亀屋萬年堂』 さんのお菓子です


主菓子(朝顔)1


朝顔の花をかたどった、ねりきりです


主菓子(朝顔)2


そういえば、つい先日も「朝顔」というお菓子をいただきましたが、
あちらは、ういろうの様な、すあまの様な感じのお菓子でしたね

★参考ブログ2011.7.14掲載
裏千家茶道教室@ニューオータニ清静庵(13回/22回)



主菓子(朝顔)



今日は、この他に、
先生がお土産でいただいたというお干菓子も
お相伴に預かっちゃいました(ラッキ)


干菓子(すはま)


福岡の 松屋菓子舗 『すはま(州浜)』 というお干菓子


この『すはま』は“細石(さざれいし)”のイメージらしい

************************************************************

『すはま』とは、
もともと洲が入り組んでいる浜辺(州浜)をイメージして
かたどったお菓子だったので、この名前がついたようですが、
今では、州浜の形をしていなくても、大豆粉を使ったお菓子を
『すはま』と呼んでいるようです

************************************************************



干菓子(すはま)



初めていただくお菓子

転げ落ちないように慎重にお懐紙に載せて
指でつまんでいただいてみると・・・・

あ!思ってたのと食感が違う

見た目が何か豆菓子みたいだったので、
カリッ、ポリッというのを想像していたら

砂糖をまぶした表面はジャリッとしていますが
本体はモチッとしていて
色ごとにお味が違うんです


今回は、お菓子も二種、お茶も二服いただけて

とってもシアワセでした~


さてさて、

今週末の土曜日は、なんと!

先生のお宅で開かれるお茶会に
私達、見習い組も、お招きいただけることに

いくら、これまでお稽古してきたとはいえ、
なにせ、本格的な “茶会” なるものは皆初めてで、

期待半分(ワクワク)、不安半分(ドキドキ)です


でも、とっても楽しみです






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Last updated  2012.04.05 16:15:15
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