<A Road to Kobutori ~ 小太りへの道>のハズだったのに…

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マーガリン車



リビングでこどもたちが静かに遊んでいたのをいいことに、
わたしも、朝食の後片付けもそこそこに、ネットにつないで遊んでいた。
しばらくして、息子AがPC部屋に駆け込んできた。

「たいへんたいへん、かあさん、たいへん。」

何事かと、リビングに行ってみると、
「しまった」という顔をした息子Bが、手になにかを持って座り込んでいた。

よく見ると、それはバターナイフだった。
そして、彼の横には、空っぽになったマーガリンの容器と、
マーガリンまみれになった、全長30センチほどのおもちゃのバスが、ころがっていた。

息子B、2才のことでした。

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