- Mintのひとりごと -

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- 性犯罪 -

*フラッシュバック注意!



初めて遭った痴漢


Mintが小学校2年生の時だった。習字を習いに通っていました。

雨が降ったある日。暑くもなく寒くもなかったので、おそらく春か梅雨時だと思います。

その日も習字を習いに一人で傘をさして、教室へ向かいました。

もうすぐ教室ってところで、誰かが人を呼んでいます。


「○○ちゃん…△▽ちゃん」


Mintの名前は呼ばれなかったけど、呼ばれても返事をしない子は、いったいどんな子だろう?

という好奇心で振り返りました。そしたら野球帽を目深にかぶったその男性は、Mintを見て

手招きをしながら「ちょっと手伝ってくれる?」と言ってきました。


「ああ。何だ。Mintの事を呼んでたのか。」


Mintの名前を呼ばれた訳じゃないのに、Mintは素直にその見知らぬ男性の後をついて行きました。


しばらく歩いたところでその男が振り向き、「これで何か好きな物を買いな」と言ってお金をくれました。

適当に小銭入れにあった小銭を全部くれたのでしょう。はっきりした金額はわからなかったけど、10円玉や

100円玉5円玉などを、一つにまとめてMintに手渡ししてくれました。

なぜお金をくれたのかわからないけど、素直に受け取ってポケットにしまいました。


しばらくその男の後をついて行ったら、どこかのアパートに連れて行かれました。

しかし部屋の中に入る訳じゃなく、通路で立ち止まりました。

Mintに外の方を向くように言い、その通りにしたら男はMintの後ろに立ちました。


やがてその男はMintの胸を触り始めました。

小学校2年生といえばまだ7~8歳。それがどういう意味かわかる訳がありません。

Mintはされるがまま、じっと立っていました。

しばらくして男はMintのパンツの中に手を入れ始めました。

それもいけない事とはわからず、なぜそういう事をするのかわからないまま、無抵抗でいました。

いじくられていて「痛い」と訴えただけで、なぜか抵抗はしませんでした。


しばらくしたら今度は男が「ちょっとここを撫でてくれる?」と要求してきました。

後ろから声をかけられているので、具体的にどことはわかりませんでしたが、

何となくやだなーと思い撫でずにいたら、男がMintの右手を掴み、そっちの方へ持っていきました。

柔らかくて生暖かい感触に、どこの部分なのか幼いMintでも直感ですぐわかり、

「いやだ」と言って手をひっこめました。

幸い男はそれ以上要求してきませんでしたが、後ろで何か動いてるのはわかりました。


そしてくるりとMintの向きを変えさせ、パンツの中に何かを入れようとしてきました。

直感で「おしっこをうつされる!」と思ったMintは、「嫌だ!」と激しく抵抗し、前をおさえて慌てる男を置いて

Mintは傘をさし、その場から走って逃げました。


怖かった。何だかわからないけど、いけないことだとわかったし怖かった。


しばらくしてポケットの中の小銭の存在に気付きました。

その小銭がとても気持ち悪い物に感じて、道端に捨ててそのまま家に帰ったようです。


親に話しをしたのでしょう。その後の事はあまり覚えていません。教室にはたぶん行ってないでしょう。

覚えているのは夜に父が「交番へ行って来い!」と怒鳴った事。

そして母と一緒に習字の教室そばにある交番で、警官と話してるシーンだけです。

母が警官に話したところも記憶ありません。警官がMintに「どこを触られたの?」と聞かれ、

言うのがとても恥ずかしくて胸を触られた事しか言えなかった。

後は全く覚えていません。警官の顔も覚えていないし、男の顔も覚えていません。


しかしMintはこの事件以来、Mintの物は形が違うとずっと思っていました。

いたずらされた部分は他の人とは形が違うんだって思って、何度かお風呂屋で

他の人のを見ようとしましたが、目が悪いMintには見えるはずもなく、

大人になっても「自分のは異常なんだ」と信じ続けてきました。


異常じゃないってわかったのは、裏ビデオを見たとき。

それ以来Mintのは異常だって考えは薄れてきましたが、今でもMintの愚かさには飽きれるし大嫌いです。



この事件は今の主人と知り合ってから、約9年間もずっと忘れていました。

しかし2002年、たまたまネットで性犯罪の被害者の告白ページを見た途端、フラッシュバックが起きて

一気に思い出してしまいました。

今でも電車内でスポーツ新聞のピンクページを読んでるおじさんを見ると、フラッシュバックが起きたり

パニックを起こして呼吸が荒くなったり、「ギャ―」っと叫びたくなります。


犯人はたぶん捕まっていません。のうのうとこの世の中で生きています。

しかしMintは未だに苦しんでいます。そう思うと腹が立つし悔しい思いでいっぱいです。

親に年中「知らない人について行ったらだめよ」と言われてたのに、なぜついて行ってしまったんだろう?

だからあんな事になってしまったんだって、今でもMintを責めてしまいます。苦しいです。


自分には洗っても落ちない汚れがあるという観念が消えません…。



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