第一章~始まりのティータイム~(頂き物)




※読む前の注意

この話は、題名通り「アスターへ贈り物」の続編です。
ちなみに題名は「アスターへおk・・・(強制終了」
なので本編を読んで下さった方のみお進みください。
「内容、分からんでも進んでやる!!」という、
何ともまぁ・・・無謀な行動は・・・
大歓迎です!!!!(歓迎、しちゃうんだ・・・。)


        ≪あたしは、いい≫
ミントさんのこの言葉が今もどこかでひっかかっている。
笑顔だったのだろうか。どこかひきつった、悲しそうな顔だった。
そう見えたのは・・・私だけなのだろうか?
なぜ気になるのか。自分でも分からない。

         その答えがただ、知りたかった――。


「アスターへ贈り物・続編」


第一章 ~始まりのティータイム~

「"何でプレゼントをあげないか"って?」
オミは聞き返した。自分を見つめる少女に。
「ハイ。どしてなんでしょう。」
「どうしてって・・・ねぇ?」
オミはテーブルの上に置いてあった、飲みかけの紅茶が入ったティーカップを手にした。
アスターがキエリ(オミ)に再会してから5日が経った――。
皆からの誕生日プレゼントは、キエリに会わせる他、方位磁石、くまのぬいぐるみ(子供も達から)、
手作りの服(レーナとオミから)、自家製野菜(ウミ達が育ててる)など、どれも温かみのあるものばかりだった。(方位磁石は例外)
そして何ともいいがたい組み合わせのこの二人。孤児院の庭のテラスでティータイムといったところだろう。
こういうパターンは、ほとんどノエルからオミへの"ミントについて"の質問だった。
今回の質問はまたやっかいなものだった。
前回は、酔っ払ったミントの問題発言を信じてオミに確認しに来たのだ。(※お酒は20歳からにしよう!)
「そりゃぁ、本人いわく『プレゼント貰う方専門』なんでしょうよ。あ、紅茶いる?」
オミはティーカップを差し出した。
「そんなものなのでしょうか・・・?」
ノエルは難しい顔をして、オミが差し出したティーカップをきっちり受け取った。
「でも、ですよ?オミさんはミントさんからお誕生日プレゼント、貰ってるんでしょう??」
「うん。」
オミは、その返事のあとに「それがどうかした?」と付け加えた。
「『うん』って・・・何でオミさんはあげて、アスターさんにはあげないんでしょうか!!!?」
ノエルはティーカップを持ったまま、勢いよく立ち上がった。
「さぁ?」内心:(女好きだからに決まってんでしょ。)
オミは淡々と言った。
「『さぁ?』じゃなくてですよぉ!?ミントさんは優しい人ですよぉぉ!?それに・・・。」
ノエルは一息置いて、こう続けた。
「それに、アスターさんはミントさんにとって、弟みたいな存在でしょ!?」
ノエルはオミをじっと見つめた。
「(あれをはたして弟というのだろうか???)」
オミが思い出す限り、『下僕』としか言いようがない。
「おつかいには出すし、虹の森には不法侵入するし、あれのどこが"弟思いの優しいお姉様"なのでしょう。」
オミは真顔で言った。
「そんな事まで知ってるんですね。」と、ノエルは言った。そして、こう付け加えた。
「本当、オミさんとミントさんは仲が良いですよね・・・。」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!?」
ノエルが寂しそうに聞いたのにもかかわらず、オミは嫌そうな顔で大声で叫んだ。
「い・・・嫌なんですか・・・?」
ノエルはあ然とした様子だ。
「うん。」
それに対し、オミは真顔で即答した。
「あ、ははははは・・・。」
「うふふふふふふvvv」
お互い、笑い合うしかなかった。
二人のティーカップがカラになった頃、再びオミは口を開いた。
「それにね、ノエルが思ってるほど、私はミントの事知らないわよ?」
オミは笑った。
「え・・・?」
「ノエルは"何でも知ってる"と思って私に聞いてきたんでしょうね。でも、実は全く知らない。」
手に持っていたティーカップを静かに置いて、オミは視線を空へと向けた。
「笑っちゃうでしょ?もう、会ってから5年も経つのに。」
そしてこう続けた。
「ミントもミントで、私のこと何にも知らないわよ?聞こうともしないしね!」
「気に、ならないんですか・・・?」
オミは、空から自分を見つめる少女へと、視線を戻した。
「うん。・・・って言ったら、嘘になるかな・・・。」
そう言い、また笑った。
「どうして聞かないんですか?私なら、聞きますけど・・・。」
「別に・・・必要、ないんじゃない?」
「!!!」
「ノエルは『自分なら聞く』って言ったけど、聞いてどうするの?」
「それは・・・。」
ノエルは自分を真っ直ぐ見つめるオミから目を反らした。
「その人の事を聞いて、何か都合の悪いことがあったら、その人から離れるの?それで判断しちゃうんだ?」
「ちが・・・。」
ノエルは何か言いかけた。が、その言葉を消すようにオミが続けた。
「・・・違うよね。過ちや都合がどうであったとしても、"その人はその人"だもんね。」
オミはテーブルに置いてあったカラのティーカップに紅茶を注いだ。
「でもね・・・こんな事言ってるけど、本当は聞いて、否定されるのが怖いだけなのかもしれない・・・。」
紅茶を注いだティーカップをノエルの方へと差し出した。
「オミさん・・・。」
ノエルはオミを見つめた。
「・・・な~んてね!今の全部、ミントの受け売りなのです!!!」
「・・・へ?」
ノエルは間抜けな声を出した。
「あり?驚いたぁ!?」
オミは楽しそうに言った。
「オ・・・オミさぁ~ん!!!」
「ふふふ!・・・それにしても、何でノエルはそんなにミントの事気にするのよ?」
オミは急に真剣な顔をした。
「え・・・?」
「『え・・・?』じゃなーくーてぇー!!!」
「わ、私、ミントさんの事・・・気にしてましたぁ・・・?(自覚ナシ」
「(おいおい・・・)」
ノエルは考え込み、オミは呆れた。
「どうしてって・・・何か、気になるんです。皆さんとは違う"何か"をミントさんは持っているような気がして・・・。」
「"何か"・・・?」
「ハイ、・・・。アスターさんも、アスターさんで・・・。」
「アスターが、どうかした?」
視線を下げていたノエルの顔をオミが覗き込んだ。
「キエリさんに会ってからの夜、ずっとお城の庭からスカイさんの部屋を・・・見てるんです。」
「・・・・・。」
「多分、キエリさんに会えたから、スカイさんにも会えるって・・・。信じたいんでしょうね・・・。」
「・・・ミントもミントで最近部屋にこもりっぱなしだしね。」
「きっと、ミントさんも会いたいはずなんだと思います・・・。」
「・・・複雑ね・・・。ミントも意地っ張りなとこあるもんなぁ・・・。」
オミは自分のティーカップを見つめた。
「・・・やっぱり私って、ミントさんに甘いんでしょうか・・・?」
ノエルはオミを見つめた。オミは自分を見つめる少女に、
「さぁ?どうだろうね・・・。」
笑いながら、そして、とても曖昧な答えを出した。
「でも、一番甘いのは、私かもね・・・。」
とても小さく呟いた。

その後、ノエルは自分の部屋へと戻った。
「う~・・・。」
部屋に戻った頃から、ずっとこうだ。「う~・・・。」と、ばかり言って、部屋をうろうろしている。
「(ミントさんの事、気にしてる?私が?でも自分で言ったもんね~?)」
ノエルは自分が言った事を、疑っているようだった。
「・・・・。」
ノエルは「はっ」とした。
「(そっか・・・"似てる"んだ。私と・・・。)」
鏡に映った自分――。冷めた目をしている自分――。何もかもが嫌になったあの頃――。
親の言うとおりに勉強して、王女に相応しいようになるんだって、言われてきた・・・。
私もそう思ったんだ・・・。それまで、私は自分の意志で動いた事がなかった・・・。このままでいいのだろうか?
ミントさんとオミさんに出会って、やっと分かった。違ったんだ。
――私の中で、確かに変わり始めた。"何"かが――・・・
ミントさんも、私と同じ"何"かが、キエリと出会って、変わったと言っていた。
スカイさんを変えたキエリとアスターさん。オミさんを変えたミントさん。キエリさんを変えたスカイさん。
アスターさんを変えたスカイさんとキエリさん。ミントさんを変えたキエリさんとオミさん・・・。そして、
            ≪私を変えたミントさん――・・・≫

「(自分を変えた人に会いたくない筈がない!!きっと会いたいのよ!!)」
ノエルはガッツポーズをつくって、高く腕を上げた。
「(オミさんも言ってたわ!『意地っ張り』って!そうよ!私がこっそり送還術を・・・。)」
その時、ノエルの動きが止まった。
「(こっそり・・・?そんな事して何の意味があるの・・・?ミントさんの意思でもないのに・・・。)」


「いい?ノエル。"おせっかい"と"親切"は違うのよ。」
ミントは人差し指を立てて、ノエルの顔へと近づけた。            
「違う・・・?」                                       
「そう。"おせっかい"っていうのは、自分の思い込みだけがつっぱしって、
相手の"思い"を無視している事になる。」        
「相手の思い・・・。」                                
「いくら親切心から始まったとしても、最終的には"迷惑"に繋がる。」               
「それじゃぁ、"親切"は相手の気持ちを確かめて・・・理解して実行する事、ですか・・・?」      「そう。相手の気持ちを理解して、そして実行する。」                        ノエルは「なるほど」と呟いた。                                  
「あくまでも、『アタシ論』だけどね。」      
                                                               ――そう言って、笑ってたな・・・・。                                    


「(今、私がやろうとしているのは"おせっかい"・・・。)」
ノエルはベッドに座り込んだ。

――それじゃぁ、どうする・・・?会いに行く・・・?

窓の外はもう、真っ暗だった。無数の星が輝いている。
「(今日はもう、遅いな・・・。明日・・・明日、ミントさんに会いに行こう・・・。)」
そうして、ノエルは部屋の明かりを消した。


これから先、予想もしない真実を明かされる事を知ることもなく・・・


あとがきではないあとがき

あぁ~終わった終わった。(いや、まだ終わりじゃないんだけどね。
皆さん!今回は続きモノですよ!
            ※「それが?」というつッこみはお断りいたします※
がんばって次もいってみよう!!!(口だけ♪/マテ。
どーでも良いんですが、すっごく眠い。本当に眠い。(じゃぁ寝なさい。
何か、途中から何か書いてんのか自分でも分からなくなってきました。(えへ☆/待て。
眠気があたしを誘惑してくる・・・!!(だから寝なさい。
ノエルもあたし自身、あまり知りません。だって、管理人サマが作ったから・・・!!!
そして設定もあたしが変えました☆(このままでいいのか!!!/いいんだよvv
その他、いろいろと設定変えたキャラ、うじゃうじゃ(!?)といますよ~(嫌
出せる機会があれば、出したいと思います。
それじゃぁ!あとがきではないあとがきでした。(まともな文がなくて申し訳ないです;



~お詫び~
見ての通り、お名前変えさせていただきました。
すいません、本当にすいません。
お友達4名ほどから、「もっと読みやすいのにして下さい♪」との苦情が・・・(汗
こっちの方が読みにくい???
すいません!!!!!ごめんなさい!


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