やっぱり旅が好き♪

やっぱり旅が好き♪

お友達と一緒♪

☆☆榛名湖オートキャンプ場☆

●アクセス●  関越道渋川伊香保ICから車で約30分
●サイト●   100m2/砂地 野外炉・AC電源付き
●料金●    5775円+入場料(4歳以上315円) デイキャンプ 2100円

9/18(土)~9/21(火) 3泊

「今度の週末、一緒にキャンプに行かない?」
と私が声をかけ、ネットを通しての友人Tちゃんとその息子さん達と一緒に行くことに決まったのは月曜日のこと。この週はチビの保育参観が4日間もあり大忙しだったが、何とかギリギリ前日深夜までに準備を整える事が出来た。
我が家にとっても半年ぶりのキャンプで、記憶は殆ど初めての頃に戻ってしまっている。え~っと、必要な物はなんだっけ…?
準備をするのはいつも私一人。
そして今回は木曜の夜に夫が「あ、俺明日飲み会入ったから」なんて言い出した…(-_-;)。おいおい…準備はどうすんのよぉ~!!!
結局クーラーボックス以外の荷物は私一人で前夜に積み込みを終えた。
運転だけはしっかりして貰いますからねっ!!

1日目
最高のお天気! キャンプだよ~♪ いいお天気!
我が家にしては珍しく予定通りの6時に家を出発。いつもは叩き起こしてもなかなか起きない娘達も、5時に自発的に起きてきた(^-^;)。毎日こうだといいのにねぇ~…。
首都高までは比較的順調だったが、関越は予想以上に車が多かった。渋滞はしていないものの、流れが全体的に遅い。途中Tちゃんに電話して現地で合流することに。
榛名湖オートキャンプ場のチェックイン時刻は13時だが、予約確認の電話で、デイキャンプ料金を支払えば朝9時から入れると聞いたので、それを利用することにしていた。
途中のコンビニで飲み物を買い、九十九折りの坂を上る。30ものカーブがあると言う。子ども達はそれぞれのカーブに付いている数字を見つけるゲームに興じている。
丁度山つつじが見頃で、つつじ祭りの幟がはためいていた。キャンプガイドにも5月中旬~下旬が見頃とあった。
天気もよく、気持ちの良い山道を走り、現地に着いたのは9時少し過ぎだった。

満開の山ツツジ 道の両側に咲き誇っていたけれど撮影に失敗…
満開の山ツツジ先にチェックインを済ませる。AC電源無しのサイトを予約したはずがAC電源有りのサイトになっている。料金が1000円違うので悩んだけれど、電源有りサイトは炊事棟・サニタリー棟のすぐ横で、更にサイトの間が広く取られている。電源無しのサイトはサイト自体の広さは一緒だけれど隣同士がピッタリとくっついている。空いてはいるけれど、今回は人数も多いし、そのまま電源有りサイトにすることにした。
トイレが近いのは混んでいるシーズンには人通りが多くて落ち着かないかもしれないけれど、子連れにはとてもポイントが高い。行き来が見えるので子ども達だけで行かせる事が出来るのだ。
サイトの周りは残念ながらつつじはまだつぼみだった。ここは標高が高いからね~。来週か、その次の週辺りが見頃になりそうだ。花は咲いていないけれど、サイトは新緑の木立に囲まれた気持ちのいい景色だった。
が、設営を始めてすぐ、砂地の不便さを実感。ペグが利かない。汚れやすい。砂地のサイトは初めてだが、これは不便だわぁ~…。設備は整っているし、清潔で使い易いけれど、この砂地だけはいただけない…。これが芝サイトならかなりポイントが上がるんだけどなぁ~…(-_-;)。

テントの設営途中でTちゃん達が合流。付き合ってくれてありがとう♪ 
子ども達は最初の数分位は少し照れくさそうだったものの、すぐに毎日遊んでいる友達のようなノリで遊び始めた(*^-^*)。
子ども達が自分達だけで遊んでくれると、親は落ち着いてテントの設営や荷物のセッティングに取り組めるのでとても楽だ。我が家だけのキャンプではこの時点で子ども達がブーブー言ったりいろいろと細かい注文を付けてくる事が多いのだけれど、今回はその心配は0だった(^-^)。

大きなお口で「いただきま~す♪」
いただきま~す♪ 2テントの設営後、ランチの準備。今回のランチはTちゃんの提案で『手作りハンバーガー』♪
これがなかなか楽しく、尚かつ美味しかった♪(^-^)
私はお肉が苦手なので魚フライを買っていってフィッシュバーガー。
準備が楽だからカセットコンロで作ったけれど、フライパンでは一度にそう多くは焼けないので、BBQコンロでやった方が良かったかもしれない。次回はそうしてみようっと(^-^)。








楽しいよ♪ 手作りハンバーガー☆

手作りハンバーガー いただきま~す♪
ランチもそこそこに子ども達はテントの中や外で楽しそうに遊び回っている。上の子同士だけでなく、いろいろな組み合わせで、それぞれ楽しそうに遊んでいる。会った機会は多くはないのに、本当に気が合うらしい(^-^)。ケンカも無く、実に穏やかだ。
上の子は初めての友達になかなか馴染めないタイプだったのだが、何度か経験するうちに慣れてきたというのもあるかもしれない。

暫くまったりと過ごして、温泉に行くことにした。ここからは伊香保温泉が近いので、伊香保温泉『黄金の湯』へ。Tちゃんの上の子が男湯に行きたいと言う。今日はうちのパパがいるからOK! うちのパパ、いつも自分だけゆっくり温泉に入っているんだから、たまには子連れで入って貰わないとね(^_-)/☆
黄金の湯は内湯が3つ、露天が1つだったが、源泉というのは内湯の1つだけ、それ以外は薄められ、露天は多分温泉ではなさそうだった。
源泉の浴槽は少し熱いので子ども達は隣の浴槽に入っていた。
シャワーは何故かとてもぬるいお湯…と言うか、殆ど温水プールのお水程度のぬる水しか出なかった。暖かい日で良かった(^-^;)。
女の子グループ+T家の下の子ちゃんがロビーに出ると、T家の上の子ちゃんは待ちくたびれた様子だった。女は風呂が長いんだよね~(笑)。
風呂上がりにググッと一杯頂きたい気持ちをグッと堪え、途中のコンビニでアイスを買って子ども達に食べさせる。
行きにも立ち寄ったコンビニ。さっき来た時からずっと気になっていたお隣の『湯の花まんじゅう』の看板。美味しそうだよね~。
Tちゃんも行ってみたい…と言うので、子ども達のお守りをパパに任せて店を覗きに向かった。
ところが、店員のおばちゃんが手に暖簾を持っている。店内を覗くと、無情にも目の前で灯りが消えていく…(ToT)。時計は5時を指していた…。

残念ながらお饅頭はゲット出来なかったけれど、ま、明日も通る道だ。明日に賭けよう。
子ども達がアイスを食べ終わるのを待ってキャンプ場へ戻り、夕飯の準備に取りかかった。パパは炭を起こし、母達はBBQの食材とパエリアの準備。今回は絶対リゾットにはさせないぞ~!!(^-^;)
準備を進めるも私はとても段取りが悪い。具材を炒める段階で、「あ~! こっちが先だった!」「あ~! まずはお湯を沸かすんだった…」と大騒ぎ。 いつもカセットコンロ利用の我が家だけれど、食事を作るとなると、やはりコンロは2つ無いととっても不便。やっぱりツーバーナーコンロを買った方がいいかなぁ~…。でも、嵩張るしなぁ…。それにダッチオーブンも欲しいんだよね~…。
何だかんだと大騒ぎしながらも、まずはお肉が焼き上がり、子ども達から夕食を始める。普段はあまりお肉が好きではない我が家の娘達も「美味しい♪」とバクバク食べていた(^-^)。
子ども達が食事を摂っている間にTちゃんは明日のミネストローネの野菜切り、私は朝のパンの生地をこねる。
本当はこれは子ども達にイベント的にやらせるつもりだったのだが、遊びに夢中の子ども達はお手伝いより外で遊ぶことを選んだ。まあ、お手伝いはいつのキャンプでも出来る。彼らと遊べるのはなかなか無いチャンスだからね♪(^-^)
子ども達の食事の後は花火、それが終わってようやく親たちも食事にありつけた。時間は既に8時半だった。
パエリアも今回はしっかりアルデンテのパエリアらしい様相になっていた。出来ることならば温かい内に食べたかったけれど…(^-^;)。BBQも美味しくて私はたっぷり食べたけれど、Tちゃん、ちゃんと食べられたかなぁ…?
消灯時刻までに興奮した子ども達を静かにさせなければいけない。親たちは食事もそこそこに、外のテーブルを片付けてタープの中に移動し、子ども達を寝る体勢にさせた。
楽しくて1日はしゃぎ回っていた子ども達はシュラフに潜り込むと程なく眠りについた。

ここからは大人の時間。タープの中で持参のチーズケーキを食べながら、先ほどのコンビニで買った「シークワーサーハイ」を飲む。
旅行の話や子ども達の話で盛り上がり、だけれどお腹が一杯でいつもより酒は進まず、11時半頃みんなで眠りに着いた。
1つのテントに大小合わせて7人がひしめき合いながら…(笑)。


2日目
朝6時前にはいつも早起きのT家の子ども達が起床。続いて大人もゴソゴソ起き出す。最後に我が家の寝ぼすけな娘達を起こし、全員起床。
朝の冷え込みも思ったほどではなかった。いつもならタープの内部は結露でビショビショになり、タオルで拭き取っていたのだけれど、今回はそれも全くない。朝方には少しは冷えたけれど、日の出の早いこの時期、起き出す6時頃には既に日も出て暖かくなり始めていた。
用心して子どものスキーウエアまで持ち込んだTちゃんだったけれど、さすがにその出番はなかった(笑)。

お花のケーキを作ったよ♪
お花のケーキだよ♪昨日こねたパンを強引にもフライパンで焼いてみる。その後、夕べBBQの残りの炭火の上に乗せておいたミネストローネの鍋をコンロにかけ、もう少し煮込んでから味を調えた。それに夕べ焼いた太くて大きな焼き芋を輪切りにしてまずは子ども達の朝食だ。
パンはやはり火加減に失敗してちょっと焦がしてしまったけれど、まあ、キャンプだから…のご愛敬と言うことで…(^-^;)。次回までにもう少し修行を積んでおきます!
朝食を終えると早速子ども達はまた4人で遊び始めた。

実は今回、親にはもう一つ楽しみがある。Tちゃんの持ってきてくれた焙煎器でコーヒー豆を煎って、入れるのだ♪ う~、楽しみぃ~♪(*^-^*)
まずはTちゃんがお手本を。これは楽しい。欲しい、絶対欲しい! きっと来週には我が家にあるに違いない(^-^;)。
私もチャレンジしてみたかったけれど、1回の焙煎には結構な時間がかかるので、夫に私と2人分の豆をフレンチローストに仕上げるよう指示して(笑)、私とTちゃんはテントの中の片付けに入った。
夫はこういう地道な作業が結構得意なタイプなので、初心者にしてはまずまずの仕上がり。ミルでゴリゴリ豆を挽き、各自のカップにフィルターを載せてお湯を注ぐと、ビックリするぐらいよく豆が膨らむ。やっぱり炒りたて、挽きたてが一番だよね~♪
コーヒーが入ったところで大人の朝食タイム。コーヒーは…う~ん、美味しい~♪ あ~、やっぱり焙煎器買おう♪(*^-^*)
Tちゃんはシティーローストに、私達夫婦はちょっと深めのフルシティぐらい。味を比べてみると、同じ豆でも焙煎の仕方で随分と味が違うものなのね~!
美味しいコーヒーに固いパン(笑)、ミネストローネの朝食を済ませ、さあ、急いで撤収にかからなくっちゃ…。ゆっくりまったりとモーニングコーヒータイムを満喫出来なかったのが残念…。

砂地のサイトは砂埃での汚れが激しい。
我が家ではグランドマット代わりに大きなブルーシートを敷いているのだが、それもそのまま畳んで片付けるのはちょっと…という感じだ。
今回は空いていたので、通路のアスファルトを利用させて貰って、その上で雑巾で汚れを落としながら片づけを行った。
混んでいたらこうはいかないから、砂で汚れたまま持ち帰らなければいけないだろう。砂地のサイト、かなりポイント低いわぁ~…。
片づけはどう考えてもチェックアウトの11時までに完了しそうになかった。 Tちゃんが駐車場に停めたいた車を取りに行くついでに管理棟でその旨を伝えると「大丈夫ですよ。焦らずにどうぞ」という返事を頂けた。割と融通が利かなそうなイメージだったので、追加料金を取られるかな~…と思っていたので、ホッとした。
大人が3人いるとやはり撤収もいつもよりスムーズに運ぶ。…とは言っても我が家も久々のキャンプ、途中「あれ? どうやって畳むんだっけ?」なんて事も度々、最後に「あ~! テントとタープのバッグが逆だった!」なんてなったけれど…(^-^;)。

30分程過ぎて撤収自体は終わったが、実は朝からバタバタしていて、顔も洗っていなかった(^-^;)。急いで身支度を整え、子ども達に歯磨きをさせて、それでも結局1時間遅れでチェックアウト。快く見送って下さった管理のお姉さん、お世話になりましたm(_ _)m。
サイトが砂地であること以外は申し分のないキャンプ場だった。

もう既に昼なので、榛名湖の辺りで昼食を摂ろうと言うことになった。榛名富士がよく見える、食堂や土産屋の並んだ辺りで食べようと思ったのだが、この辺り、駐車場毎にそれぞれ店名が入っていて、そこに停めたらその店に入らなければいけない雰囲気だ。少しでも車を停めると呼び込みが激しい。車を停めてから店を決めたいけれど、そうもいかなそう…。この辺りでの昼食を諦めて少し先に車を進めると町営無料駐車場の看板があったので、そこに車を停めた。
少し歩けば先ほどの食堂に行ける。その方がゆっくり店を選べて我々には好都合だ。

榛名湖と榛名富士 天気が良ければもっと綺麗だったろうな~

榛名湖と榛名富士十割そばの看板を見つけ、そこに入った。店のおじさんはとても気さくで子ども達にいろいろ話しかけてくれる。
店内はこぢんまりとしているが、最近建て替えたのか、店内は新しめだ。おじさんもおばさんもとてもいい感じだ。
メニューを決めている間におじさんが「手作りこんにゃく」を持ってきてくれた。手作りだけあってこんにゃくがぷるぷると柔らかく、とても美味しい。上の子は甘味噌が気に入ってチビの残した分まできれいに平らげた(^-^;)。
Tちゃん一家はざるを3枚、我が家はざる2枚と榛名定食、それにワカサギフライを注文した。観光地だから値段も高いのかと思っていたら、驚くほど安い。
Tちゃんがセルフのお茶を持ってきてくれる。店のおばさんが、子ども達用にはお茶をぬるめにしてくれた。
そばはシコシコとしてとても美味しかった。
観光地の食堂だからあまり期待せずに入ったのだが、良い意味で予想外だった。店からは真正面に榛名富士が見える。立地も最高、味も良し、そしておじさんおばさんもとても親切。
とても良いランチだった(^-^)。

店のすぐ向かいにボート乗り場があり、チビはスワンボートに乗りたがったが、T家のチビくんはボートが苦手の事。ボートはまた今度、という事にして、ロープウェイに乗ることにした。
T家のチビくん、「ロープ園に行く!」と張り切っている(^-^)。ロープ園って…?(^-^;)
ロープウェイ乗り場の近くにはトテ馬車乗り場もある。見ると引き馬にも乗れるようだった。上の子はそれを見て「馬に乗りたい!」と言い出した。今日はもう時間が無い。また今度来た時にしようね。
ロープウェイ乗り場で車を降りると少し肌寒い。そして同じく車を降りたT家のチビくんが聞いた。
「乗り物は?」
うはは(*^-^*)。どうやら彼は「ロープ園」という遊園地と勘違いしていたらしい。期待外れだったかな? ごめんね~(^-^;)。

山頂からの眺め
榛名富士山頂からの眺めロープウェイは2両連結で、榛名山山頂まで3分ほどで到着する。思ったよりスピードが速く、チビは少し怖がっていた様子だった。意地でも「怖い」とは言わなかったけれど(^-^;)。
山頂駅を降りて、更に階段を登ると山頂に神社があるらしい。結構な階段なのだが、テンションの高い上の子達はチャッチャカ登っていく。チビ達は抱っこ~…だのと言っているけれど、母達も抱っこでこの階段を登る体力はない。頑張れ~! と励ましながら頂上へ向かった。
頂上の神社は実に小振りなものだったが、子ども達にはお賽銭を投げ込み、ガラガラと鈴を鳴らすのが一つのアトラクション(^-^;)。頑張って階段を登ったご褒美だ。何をお祈りしたのかは…不明(^-^;)。
天気が良ければ遠く富士山まで見えるらしいが、先ほどから雲行きが怪しくなってきていて近くの山すら霞んでいた。
また階段を降りて、少し待って下りのロープウェイに乗った。途中、ガラスに雨粒が当たり始めた。とうとう降り始めたか…。でも、今日はここでバイバイの予定だった。遊び終えるまで天気が保ってくれたのはラッキーだったね。

ロープウェイを降りると雨は大粒になってきたので、急いで車に乗り込んだ。
ここでTちゃん達とはお別れだ。
とても楽しいキャンプだった。子ども達にとって今まで一番楽しいキャンプだったに違いない。
バイバイ♪ また一緒に遊ぼうね♪(*^-^*)
Tちゃんとお子ちゃま達、楽しい時間をありがとう!

それぞれの車で山を下りる。3時過ぎで、昨日と同じく伊香保温泉付近は少々渋滞していた。チビに続いて上の子も眠りに落ちた。
途中渋川方面への抜け道もあったのだが、どうしても気になる湯の花まんじゅうが買いたい。夫も職場へのお土産が必要なので、渋滞の中をそのまま33号を進んだ。
私は湯の花まんじゅう屋で、お饅頭と水沢うどんを買った。私と交代で夫は少し手前の酒屋に走り、お土産用の地酒を買ってきた。
今日は温泉で風呂を済ませて帰る予定だ。IC近くに『スカイテルメ渋川』という温泉があるらしい。
ICを過ぎて案内があるかと思ったが、見当たらない。ちょっと行き過ぎたな~…と引き返し、裏の通りにそれらしき建物を見つけてそちらの方向に向かうと、上にUFOを乗せたような不思議な形の建物を発見した。
熟睡している子ども達を起こしたので、2人ともかなり機嫌が悪い。嫌だな~、こんな機嫌の悪い子ども達を連れて入るの…(-_-;)。こんな時、身軽な夫が恨めしい…。
しかし、お風呂好きな子ども達は建物の中に入るとすっかりご機嫌になった。

3時間の料金を支払い、エレベーターで2階の風呂に向かう。2階と言っても、実際には4~5階の高さだ。あのUFO部分が展望の風呂なのだ。
1時間半後くらいに…とパパと待ち合わせして、女湯へ。
駐車場はそれほど混んではいなかったが、洗い場は一杯だった。少し順番待ちをして空いたシャワーへ。子ども達をまず洗っていると、隣のシャワーが空いた。そこは一番端なので、スペースが広い。すかさず隣へ移動した。
3人で1つのシャワースペースだとかなり狭い。シャワーは1つでいいけれど、スペースが広いと助かる。
子ども達は洗い終えると「先に入っていていい?」と言ったが、風呂の入口に「温まりやすいので注意」と書いてあった。私が入るまでにのぼせてしまっても困るので、2人を待たせ、私も急いで体と髪を洗った。

風呂は内湯が3つ、外に1つあったが、内湯の泡風呂、寝湯などのジャグジーは「レジオネラ菌対策」との事で止められていた。
お風呂は洗い場ほど混んでおらず、沫の出ない寝湯に寝そべったりしながら子ども達とゆっくり入った。
薄茶色のお湯は塩泉で、書かれていた通りよく温まった。 髪を乾かして外に出ると、パパがベンチで居眠りしながら待っていた(笑)。
6時だから、夕飯もここで済ませて行こう。
1階のレストランの脇の大広間でも食事が出来る。大広間の畳でゆっくり食べることにしよう。
赤城定食(生姜焼き)とラーメン、冷やし中華を注文し、ジュースは自販機で買った。
3時間という時間制限があるので、少々急ぎ気味に食事を済ませる。上の子は定食に付いているイカの塩辛に興味を示した。「多分好きじゃないと思うよ」とパパが小さなかけらを口に入れてあげると「美味しい♪」と言う。へぇ~、こういうの好きだったんだ?!
トイレを済ませてチェックアウトすると4分オーバーだったが、追加料金はかからなかった。誤差の内、という事だろう。助かった(こんなんばっか(^-^;))。

渋川伊香保ICから関越道に乗ったのは7時半だった。少ししてTちゃんから『お疲れメール』が入った。T家は今自宅に戻ったらしい。本当に楽しいキャンプだった。また懲りずに付き合ってくれるかな?
半端に昼寝をした子ども達は暫く後ろの席で歌を歌ったりしてはしゃいでいたが、暫くするとまた相次いで眠りに落ちた。
途中スーパーに立ち寄り上の子の運動会用のTシャツを購入して家に帰り着いたのは9時過ぎだった。
たった1泊だったけれど、アリーチェックインのおかげで少しは余裕の持てたキャンプだった。
我が家の手際の悪さで結局バタバタと時間に追われる形になってしまったけれど、何度か回を重ねる内にもう少し手際よく楽しめるようになるだろう。
その時はまた付き合ってね、Tちゃん!(&お子ちゃま達♪)
楽しい時間をありがとう!(*^-^*)  


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