ほの.かな.日々~Glueckliche Tage mit Honorin&Kanapon~

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プロロ-グ



『分娩所要時間 61時間57分』

‥母子手帳に書かれているこの数字を見る度、
我ながらよく乗り越えられたと思う‥

7月19日が予定日だったので、当初7月に入ってから
里帰りする予定だったのだが、赤ちゃんがもう既に充分な大きさになっているのと、
かなり下に下がってきていたため、6月の終りに、実家に行く事となった。

荷物をまとめ、さぁ出発!となった時、
何と、主人が涙ぐんだ‥(ごめん書いちゃった)

離れるのが寂しい気持ちと、いよいよ出産なんだという
緊張感と、次にここへ帰ってくる時は3人という嬉しさ等々、
いろいろな気持ちが交錯したらしい。それは私も同じ事。

ふたりだけの日々も、本当に幸せで楽しかったから、
それに別れを告げるのは正直寂しいものがあった。
‥でもそれ以上に楽しい日々が待ってるはず!
そう二人で信じて、車に乗り込んだ。

(こう書くと、何だかとても遠くへ帰るみたいだけれど、
 車で一時間程の、県内なのだ(^^;)

股関節痛がひどかったのと、梅雨真っ盛りの時期だったので、
里帰りしてからは散歩もあまりせず、ひたすらのんびりゴロゴロしていた。
赤ちゃんに聴かせるべく、ピアノをたくさん弾いた。
でも長く弾き過ぎると、腰が痛くなったりした‥

里帰りを知っている友達からの、励ましの手紙やメールが嬉しかった。
留学中の親友からの国際電話には驚いた!フツーに「どぉ、調子は」って(^^;

主人とは頻繁にメールや電話をしていたけれど、
早く上がれる日や週末は、足しげく顔を見にきてくれた。
やはり実際に会うと、本当に安心するし、心が落ち着く。
出産への不安も、勇気に変わる。(なんて♪)

そして、雨の降りしきる7月10日午後、
ついに「おしるし」が!

しかし痛みはまだ無かった為、
入院の荷物を確認したり、入浴をしたりして淡々と過ごした。
おしるしと聞いて慌て出した祖父母を落ち着かせる為でもあったが。

もちろん、勤務中の主人と母にはすぐにメールで伝えた。
返信の文章はやはり「い、いよいよ来たか!」なドキドキ感が溢れていた。
一番ドキドキしてるのは私なんですけどねぇ~~

結局この日は、陣痛は起こらなかったので、母と並んで床に着いた。
お腹に手をあてる。
「おーい準備出来たよ~、一緒にがんばろうね~。もうすぐ会えるよ~」
そう話し掛けながら、とろとろと眠りについた。


そして入院


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