みんなで認知症を治そう!楽しく介護 みんなのえがお商会
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突然席を立ち、歩きだす。1,2分前の事をすっかり忘れてしまうけど、いつもニコニコしている。「わからない」が口癖の人いつも困ったような顔をして歩いている人。いろんな認知症の症状がある。僕はその認知症状が認知症の人が発する悲鳴だと思っている。認知症の人がニコニコ笑っていると「何もかも忘れてしまって、幸せだね」という方がときどきいる。その言葉を聞くと、本気で言っているの?と聞き返したくなります。いくらニコニコ笑っていても、心は不安でいる。たとえ、1,2分たてば忘れるほどの認知症でも、多少は覚えている時間はある。その120秒の中で「自分はなぜここに居て、ここはどこで、この人たちはだれだろう?」という思いが込み上げてこないわけがないからです。少し想像してみて下さい。朝起きて、部屋を出ると、自分が見たことない部屋があり、自分の知らない人がいる。中には、顔は知っているけど、名前はわからないという人も混ざっているが、99%の人を知らない。なのに、自分は知らない相手が、自分の事を知っている。「●●さんおはようございます」など挨拶をしてくる。あいさつされるのは、気分が良いが、自分が知らないのに、相手が自分を知っているというのが気持ち悪い。それに、日本語のようで、日本語を話していないような気がする。何を言っているのかわからないことが多い。こんな状況下にこれを見ている読者が遭遇したらどうだろうか?本当に幸せな心で一日過ごす事が出来るのだろうか?僕は幸せなんて1秒も感じる事は出来ないと思う。このような認知症の不安を緩和するのが、僕のやっている介護の仕事で、僕は、認知症と11年間付き合ってきた。こちらから見て、一件、突然の動きも、認知症の方々にとっては、当然というか必然の動き、動き始めると、その動きを止める方々がいるが、危険回避という事で、そのような援助もあると思う。しかし、そこで動きを止めてしまったら、いつまでたっても、その人の必然は闇に葬り去られてしまうのだ。自由に動いてもらい、どこにでも行ってもらい、その場所場所で、どんな行動をするのかを見極めてこそ、その人が”突然”動き始めた動機が分かるのだと思っている。トイレに行く家に帰る出勤する掃除する何か拾いに行ったいろんな動機があるはず。その動機を丁寧に観察し、分析することで、その方の認知症状である、不安を緩和できるのではないかと考えて行動しています。認知症の方の心からの笑顔、不安が消えてすっきりした笑顔を応援していきたいなと思っています。これからも
2008年11月24日
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