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私は決して身体が丈夫な方ではないのですが、会社を休まなければならないような風邪はあまりひかず、特に去年一年間はチベット体操をし、身体を冷やさないよう気を付け、酵素食品を意識して摂っていたので、熱を出すようなこともなく済んでおりました。
しかし、今年は自分の今後の人生を大きく左右する選択があり、最近精神的に少しまいっていました。気持ちが弱気だと途端に免疫力も弱まるので、決まって体調を崩します。
先々週の土曜から喉が痛くなり始め、先週の月曜の朝には熱が38℃以上出て、悪寒や頭痛、身体の痛みもあり、久々に「ツライ」と思いました。幸い月~木は会社がお休みだったので、4日間ガッチリ寝て自力で治すと決意。
こちらで(日本でも?)風邪をひいたと言うと、みんな決まって 「医者に診てもらった?」 と訊いてきます。そんな時、私は逆に訊きたい、 「何のために?」 と。
私は風邪をひいてもこちらの医者にかかるのは最終手段だと考えています。理由は以下の通りです。
・通常の風邪の諸症状や発熱であれば、医師はTYLENOL(タイレノール)という市販薬4時間おきに摂るように言って終わる事が多い。
・日本の医者のように的確な診断&処方をしてくれるとはあまり思えない(これは数多い周りの実体験からです。日本の医者が処方した薬の効き方はスゴイ)
・こちらでは日本の医者のように、注射や点滴をしないので即効性は望めない
・やっぱり医療費が高い
こちらに長く住む日本人に、「なぜ日本人の旅行客は具合が悪いとやたらと点滴をしたがるの?」と訊かれたことがあります。私も以前、日本で扁桃腺が腫れ40℃の熱を出し点滴を受けたことがあるのですが、その効きと回復の速さには本当に驚きました。あれを体験している人なら、海外でも手っ取り早く受けて治したくなるでしょう。しかし、残念ながらこちらではあまり施されないようです。
と言う訳で、今回は薬を一切飲まず、水分と生姜をたっぷり摂り、フルーツと消化の良い物を食べ、よく寝て治すことに。よく考えると、38℃以上の熱が出て市販薬も飲まないというのは人生初だったかもしれません。
寝ながら汗をかいてかいてかきまくった末、熱は一晩で下がりました。それから3日間ゆっくり休み、風邪は治りました。
4日ぶりに出社すると、オフィスで風邪をひいているスタッフが増えていました。仲良しSちゃんも風邪でダウンし会社を休んだそうです。
同じ職場の医療部の人たち(現役ナース・アメリカ人)に風邪で寝込んだと話すと、
「そんなにSkinny(痩せぎす)だから免疫力がないのよ」
と言われました。
この国の人間は、 「デブ」 とさえ言わなければ相手に何を言ってもいいと思ってるのか?(ちなみに私は身長158cm、体重45kg位)
「でも、太りたくても太れないのよ(←彼らには嫌味に聞こえる)」
と言ったところ、
「ジャンクフードを食べれば太るでしょ」
何というアドバイス!!
「ジャンクは嫌いなの!でも、私はご飯をちゃんと食べてるのよ。知ってるでしょう!?でも、太れないのよっ(←更に嫌味)」
と返すと、
「でも食べているのはいつもヘルシーフードじゃないか!」
な、何て返しだ?ヘルシーじゃいけないのかぁっ!!
「甘いものもあまり好きじゃない」
と私が言うと、
「じゃあ、一体何が好きなんだ?」
訊くので、
「野菜料理とか」
と答えました。すると、呆れ顔で首を振りながらため息をついて下を向いてしまいました(←欧米人がよくやるアレです)。
もう貴方たちに訊く事は何もないわ!
ちなみに、こちらの人は体温が高いので、38℃までは微熱扱いされるそうです。
***後ほど皆さんのところに遊びに行きますね***
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