幸せを呼ぶキャラ☆アーティストの成長日記

幸せを呼ぶキャラ☆アーティストの成長日記

★甘え上手は幸せ上手

『甘え上手は幸せ上手』(文春文庫PLUS) を読んでいます。

ちょうど今日バスのなかで読んでいたところに、
じぃんときてしまったんですよねぇ。
あぁ、これはわたしに必要なことだなぁ・・と。

それは、カウンセラーである金盛さんが、カウンセリングのなかで出会った
ある「頑張りやさんで意地っ張りな」クライアントさんのお話。

彼女は「家庭でほめられた経験がなく(本人がないと感じていて)、
そのため、ほめられ下手」でした。

そんな彼女を、「カウンセラーの仕事のなかで最も重要なのは“ほめる”こと」と
考えている金盛さんは、自然なほめ方で彼女をほめてあげます。

金盛さん曰く、「無理にほめるところを探したりしなくても、見ていれば
自然に見えてくる」のだそうで、それを伝えます。

最初は「そう言ってもらえるのはうれしいけれど、
わたしはそんな人間ではありません」と否定していた彼女。
でも、ほめた思いを否定されると、金盛さんも少なからずつらくなってきます。

あるとき金盛さんは言いました。

「わたしがほめたのを否定するということは、わたしの感覚や眼力を
 否定しているということにならない?」

勿論そんなつもりはなかった彼女は、はっとして気持ちを切り替え
「ほめられること」を次第に受け入れるようになってきます。

そして「金盛先生のようにほめてくれる人が身近にいたら幸せなのになぁ~」
と言うようになった彼女に、金盛さんは答えました。

「いるじゃない。あなたの一番ちかくに。あなたをほめたがっているひとが」
「?」
「あなた自身だよ。あなたをほめたがっていて、あなたにほめられたがっている
 一番身近なひとは、あなた自身なのよ。」



 自分をほめてあげることができるか否か。
 それは、人生の行く末どころか
 命の行く末を左右するほどの別れ道が潜んでいるのです



その後、彼女は自分をほめてあげられるひとになって
見違えるように変わり、ごく自然に周囲のひともほめるようになり
「ほめる、ほめられ」の豊かな人間関係を築きあげることができたそうです。

「自分をほめる」

たったそれだけのことが、自分で自分にちからを与え、
自分を愛することにつながって、大きく支える結果となるんですね。

金盛さんは、今日一日を生きただけでも自分をほめてあげるのだとか。

昨日の午後、ここのところの疲れがたまってたのか、体調のくずれから
片寄ったネガティブ思考に陥ってしまったわたしには、(←エネルギー不足)
とてもしみるお話で
「もっとふだんから自分をほめて、優しい気持ちで見つめてあげよう」
と、つくづく思ったのでした。


***今日のポジ☆ほのエッセンス***
☆小さなことでも、自分をほめてあげよう☆

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: