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実は私、以前日本プロ野球機構会長ことコミッショナーを偶然街中で見かけた事がある。場所は渋谷、日曜日に確か原宿方向に歩いていたら、若者ばかり歩いている交差点で、背が低くメガネを掛け、コートを羽織ったおじいさんが歩いていた。よく見たら、今では2代前コミッショナーになる吉国一郎氏だった。(当時は現職)当時から兼職200以上という多忙な人と訊いていたのでまさか街中1人で歩いているとは思わなかった。しかし何で日曜渋谷にいたのだろうか?私が慣れ親しんだコミッショナーといえば、「PWF会長ロード・ブレアース氏」にとどめを刺す。この人は私がプロレス見出した頃から会長で、全日本末期の時期にも来日していたけど、全く変わったという印象がない。そもそも実態のないPWFの名目だけの会長の筈なんだけどいったいどういう人だったのだろうか?という訳で少し調べたらなんだ同業者だったのね。どうりでデカイ親父だと思ったのも合点がいく。(しかし今はスタンハンセンがPWF会長なんだね。)そのうえ某所では「デストロイヤーに足四の字固めを伝授した」人という事になっているらしい。凄い人ではないか。そういえば新日本にもコミッショナーっていたね。確か二階堂進が就任していたけど、私の友人が大嫌いな野末珍平もそうだったかな?新日本の場合は日本プロレスのコミッショナー制度を真似たような所があったように記憶していたけど、どちらにしろ「名前だけの存在」である事には変わりない。いろいろ野球界が大変な現状なので、ここは是非仲裁できる権限がある筈のコミッショナーに頑張ってもらいたいものだけど、今週はこうだったらしい。勿論コミッショナーが本業という訳でもないだろうからこうなるのも仕方ないのかもしれないけど、もう少しどうにかならないものだろうか?選手会あたり提言してくれないものかな?いい給料貰っている筈なのに何もしない事が条件という素晴らしい職業も世の中にはあるという事かな?
2004年07月31日
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中島らも氏が亡くなった。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040727-00000513-yom-soci階段で転んだというニュースを見たとき、多分終わったなと思ったけど、不思議と危機状態から抜け出してきた人なので、もしや奇跡がという一抹の期待もあった。でもダメだった。現実とは残酷なものだ。実をいえば、私はらも氏の熱心な読者ではない。持っている本も今は2,3冊しかない。(以前はかなり持っていたのだが、何故か見当たらない。多分捨てられたのだろう。)私は中島らもという名前を知ったのは、FM雑誌に載っていた広告だった。「月光通信」というFM大阪の深夜番組の広告が最初で、変な名前のDJがいるなあという程度の記憶だった。それから少しして大阪に出て、たまたま眠れない時にFMをつけてみれば、やたら先鋭的な洋楽と共に、変なおっさんの全くテンポのない脈略のないしゃべりに「なんちゅうラジオだ」と釘付けになったのであった。それが「中島らもの月光通信」だった訳で、今でもこのFM番組以上の衝撃を与えたラジオ番組はない。それだけ破天候な番組だった。なにせ、DJがしゃべらない。平気で1分ぐらい無言でいる。そのうえ飴なめながら話していたり、ガムかみながら喋っていたり、静かにしているので何事かと思ったら寝ていたり、とにかくむちゃくちゃなDJぶりだった。ゲストも、ラジオ局の守衛さんとか、ジャイアント馬場とか(これはお流れになったかもしれない。)かなり強烈な人達だった。とはいえ基本的には当時のマイナーなミュージシャンが中心だったと思う。漫画家のひさうちみちお氏がゲストに来たときのテープはまだ所持していて、ひさうち氏がまだ上京していなかった時期で、かなりバカな話をしていたりする。音楽は確か大阪の輸入盤屋がすべて面倒を見ていて、当時の英国のインディー系の音楽がよく流れていたたまに特集があって、キュアー特集とか4AD特集とかしていた記憶がある。この番組で気に入ってレコードを買ったアーティストもいくつかいた。これもかなり斬新な選曲だった。このラジオのおかげで、中島らもという人はすっかりDJが一番面白いという先入観が出来てしまい、今でも彼の小説はあまり読んでいない。(それ以前に、私があまり小説を読まなくなったという事が大きいのだが。)丁度田舎に帰った時期に「らもチチ魔界ツアーズ」を放送していた時期で、「またラジオに復活している」という訳で嬉しかった。これはあまり脱線しなかったけどそれでも十分面白いラジオだった。その翌年にNHK教育の番組で、アル中による衰え振りを目にして、「あんなんでラジオ出ていたのか!」と驚いたのだけど、結局あれから3年頑張ったわけだ。そんな訳で、今私も久しぶりに少し飲みながら書いていたりする。思えば大阪時代が一番面白かったなあ。そんな事を思い出しながら呑んでいる。らも氏が亡くなって、そんな時代も去っていくんだなあと。とにかくらもさんさようなら。
2004年07月27日
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このタイトルだとビートルズのあの曲の事でも書くのかと思うかもしれないけど、全然違う。Grandmaster Melle Mel & The Furious Five の「Yesterday」の事について。このグループといえば、ラップミュージック初期の最大の功労者として今でも有名で、特に「The Massage」は音楽史に残る名曲だと思うけど、その彼らがこんなタイトルの曲を'84年の彼らにとって2枚目のアルバムに収録している。この曲ビートルズの有名曲をサンプリングして…というものではなく、かなり直球勝負のバラード曲。アーティスト名を知らずに聴けば、多分ラップのアーティストの曲とは全然分からないだろう。しかし彼らのヒット曲で、後にデュラン・デュランがカバーした「White Lines」もかなり歌心ある曲だったしこんな曲があっても別に当時はおかしくはなかったのだろうけど私は最初聴いた時驚いた。しかし結構いいバラードで、ボーカルはメインラッパーだったグランドマスター・メリー・メルがとっているのだけど、かなり低い声。ボーカリストとしてはあまりうまくないけど、バラードには結構合った声だったんだという事がわかる。スティービー・ワンダーが歌ってもおかしくないようなスイートなバラード。しかも後半曲のキーが上がるのだけど、少し苦しそうだけどちゃんとキー上げてうたっている。ちなみに曲の作者の1人も彼だ。(Clayton Savageとの共作)しかしこの曲、現在多分入手可能なCDが全くない。シングルとして発売された訳ではないので仕方ないけど、こういう面もあったという事でベスト盤にでも収録してくれないかな。なおグランドマスター・フラッシュとメリー・メルは別人ですので混同しないよう。私は最初間違えた。しかしラップの人の名前ってどれも同じような名前で覚えにくいね。
2004年07月25日
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今週水曜、木曜と2日連続して私のパソコンがウィルスもどきに感染した。パソコンを代えてからいままで5回感染しているけど実際のウィルスは1度だけ、後は全てトロイかプラクラなのだけど、特に笑ったのはたまたま水曜に久しぶりに筑紫哲弥のニュース23を見たら、懐かしの下村健一氏が知らない間にコーナー持っていて、この話題がウィルス「サカー」の話題だった。そのTVを見ている最中にトロイの木馬に感染したのだった。あまりにもタイミング良過ぎるので笑ったけど、ウィルス対策ソフトのおかげで全く事なきを得た。木曜はプラウザ・クラッシャーだったらしく、パソコンあけたらいきなりウィンドウが無限に開いてしまいあわてて電源をブチ切りして事なきを得た。これは何処でもらった今でもわからないけど、スキャンしてみたら発見して駆除した。どうしても海外サイトとか訳のわからない所を見る事が多いので、ある程度感染は覚悟しているけど、対して変な所廻ったわけでもないのに感染したので少し不可解だったりする。まあウィンドウなど使っているのでこうなるのだけどそれではという訳で、ウィンドウタイプのリナックスという触れ込みで発売されたLindowsの事調べていたらなんと名前かわっているではないか。予想通りマイクロソフトに商標権で実質敗北?したみたいだ。しかし名称変更に関連して、この会社はこんなパロディの動画&音楽を作成していたのだった。ドアーズの「ハートに火をつけて」のパロディだけどこれが思ったより良く出来たパロディ。相変わらずMSに対抗意識丸出しなのが謝っても後で舌出しているといった感じでなかなか清い。しかしこの曲の演奏、プロデュースがデュラン・デュランの’80年代後期~’90年代中期のプロデューサーのジョン・ジョーンズなのが不思議だ。元々ミュージシャンだった人だけどこんな仕事もするとは面白い人だ。そういえば欧州のリンドウズ公式サイトがマイクロソフト訴訟で敗北した時、HPのトップに首吊りの画像載せていて「なんちゅう会社だ」と驚かされたけど、こういうドンキホーテ的な所は言葉代われば泡沫的で結構好きだ。しかしジム・モリソンが生きていたら怒るだろうな。(映画『ドアーズ』でも同じような話があったのを思い出したのだった。)なお私は今の所旧リンドウズを買うつもりはまだない。もう少し互換性がないと普及は厳しいかなというのが本音だけど、パソコンもう1台もつのなら少し考えてみようかな?
2004年07月24日
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そういえばオバンドーが復活したね。オバンドーといえば日ハムが低迷していた'99年途中に入団してきて、たまたまその時期のプレーをマリンで見た事があったけど、来日してオバンドーは一ヶ月ぐらい不振で、そのうえまだDHでなくライトとか守っていた。とにかく守りは下手で、そのうえ三振とかその試合でしていたので、「これは今年の終わりには日本にいない外人だ」と予想したのだった。しかし大きな間違いで、結果的に1年目と2年目はかなりの活躍をして日ハムの4番を3年程度守ったのだからわかんないものだ。オバンドー入団のとき、実は西武をクビになったマルチネスも候補の1人で、当初不振だった時、当時の上田監督が「マルチネスにしとけばよかった」と言っていた記憶がある。しかし結果的にはその後のマルチネスより活躍しているのだからやはり早期の見限りは禁物だということだ。(関係ないがカラスコも結局今や中継ぎエースだし)なお私の外国人活躍予想は大体外れる。今年もロッテの2人が最低外人だと思ったけど、結果は全然違った。近鉄のバーンズは活躍しないという予想は当たったけど。しかしこの記事は本当だろうか?本当だとするとまるで馴染みのバイト先に行って、「今無職だから雇ってくれ」というようなものではないか。よく日ハムもOKしたものだと関心した。それも一応年収一千万だし。まあセギノールが誘ったのかもしれないけど。(そうだとしてもやはりバイト感覚だな。)そういえばオバンドーはセギノールあたりとも元々仲はいいらしい。オバンドーが観光ビザで来日していた時一緒に酒飲んでいたらしいし、実家が近いとかいう訳で旧知の仲だとか。オリックス時代のセギノールといえば石毛監督の選手批判の矛先になってしまい、そういう土壌もあってか活躍できなかったけど、今や松中とホームラン王争いしているんだから世の中わからんというか石毛に見る目がないというか。しかしオバンドーは日ハムクビになったとき中日に入団するという話があったんだけど何故かオジャンになった。中日は相変わらずの得点力不足なのでもし入団していれば今でもクリーンアップ打っていたかもしれないなあ。しかしパリーグは唯一3位争いが熾烈だね。今年で何とかオーナー達はパリーグを無くそうと躍起になっているけど、実際プレーオフやってみたら案外面白いのかもしれないのに勿体無い話だ。
2004年07月22日
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今週のメルマガ。最初は資料の少なさにどうなる事かとおもったんですけど、予想以上に個人的に面白い物になりました。とにかく当初から謎だったのがパティ・スマイスのファンサイトにUPされているパティの伝記の作者の事です。ここなんですけど、これレイア姫と同じ名前の人が作者らしいです。翻訳ソフトに掛けて訳してみたんですけど、結論から言えば、よくわかりませんでした。ちなみにこの文章はなかなかよく書けているもので、パティが少女時代とんでもないワルだったとか(逮捕歴2度)デビュー前の行動とか、スキャンダル時代の話とか結構参考になりました。それなりに取材しないと書けない代物です。(しかしよくこんな伝記パティはOKしたものだ。)クスリの経験はキャリー・フィッシャーが有名で、その体験を元に「Post Cord From The Edge」という自伝小説を発表。これが映画化されて「ハリウッドにくちずけ」という邦題で公開されました。(映画の脚本もフィッシャーが担当)ちなみにフィッシャーは「Post Partum From The Edge」というタイトルの小説は発表していません。という事はこの文章はパロディなのかな?でもそれだったらそのまま名前使うとは思えないし謎だ。しかしキャリー・フィッシャーが書いてもおかしくはないんだよな。大体ポール・サイモンと結婚していたし、ベルーシと付き合っていたり、私生活めちゃくちゃだけど交友関係はやたら広かったのでスマイスを知っていた可能性も少なからずあるのかもしれない。(全然根拠弱いけど)とにかく話をパティ・スマイスに戻せば、彼女のボーカルを始めていいと思ったのはHooters'86年のヒット曲「Where Do The Childlen Go」でのバックボーカル。バックボーカルとはいえちゃんとデュエットみたいに割り込んでくるんだけど、カントリー調ののほほんとした曲調に彼女のボーカルが合うという事に気が付いたのだった。しかし最初のソロ作はそのフーターズのメンバーが参加しているにもかかわらずスキャンダルの延長線上のサウンドで、最初のシングル「Never Enough」は少し暑苦しかった。このアルバムからはトム・ウェイツのカバーの「ダウンタウン・トレイン」もシングルになったけど、これもあまりいい出来だとは思わない。でもオリジナルが発売された当初から好きな曲だったのでいい選曲だなとは思ったけど。あのヒット曲を含む'92年の「パティ・スマイス」は完全にポップ・カントリーのアーティストみたいに豹変していたけど、個人的にはこういう路線は歓迎だった。しかし共作者にグレン・バートニックなんているのがなんとも'80年代的だ。そういえばドン・ヘンリーのデュエットってなかなかいい曲が多い。スティービー・ニックスとの「リーダーオブ・ザ・レース」もそうだけど、ジョニ・ミッチェルとの「スネイク・アンド・ラダー」も捨てがたい。スキャンダルについていえば、確か「ウォーリアー」出る前に日本公演した記憶があるけど、そうだったかな?後じゃなかった記憶がある。確か学園祭とかにも出ていたような気がするけど違うバンドかもしれない。しかし一応プラチナ・ディスク売ったグループのボーカリストがなんでバック・ボーカルの仕事ばかりしていた時期があるのだろう?そのままバック・ボーカル専門になってしまって、「知る人ぞ知る」歌手になっていたかもしれないねえ。まあとにかくめでたしめでたしという話でした。
2004年07月19日
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よく考えたら私のメルマガは結構いろんな情報を載せているのに全然その後についてのフォローがない状態だ。そのためとりあえず今後スピードは遅いけど、その後についてもここに載せている分だけでもフォローしていこうかなと思っている。というのも結構中にはかなり早めに載せた情報があったりするのだ。そういう事を今回少しまとめてみよう。(つまり、自画自賛という訳です。)1、ダン・ハートマン。日本盤ベストが発売されるダン・ハートマンについては4月(第27号)に取り上げたけど、取り上げた当時は日本盤での発売はオムニバス盤のみで、全く発売されていなくて、輸入盤ベストぐらいがかろうじて入手可能という状態だった。それが何故か日本盤で、ベスト盤が発売されるらしい。http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/ongakudb/20040622/odbent003.html私のメルマガが発端になった訳ではないけど、単純にこれは嬉しいニュースだ。私もこれは買わなくてはいけないな。2、ジョン・メレンキャンプが曲を提供した映画。実は「華氏911」へのあてつけで公開された映画だった。5月(第31号)に取り上げたジョン・メレンキャンプが曲を提供した映画が7月公開のドキュメンタリーという事を知っていたので、「もしかして」とは思ったけどやっぱり本当にあてつけてこの時期に公開したみたいだね。この情報の元記事はすでにリンクが切れていて貼れないけど、ロイター配信の記事で「America's Heart & Soul」という映画についての記事。この映画を「愛国的」と評していたけど、公式サイトで見れる予告編を見たら確かにそんな感じ。反マイケル・ムーアのキャンペーンをやっている人達は喜んで見にいきそうな感じだった。なおすでにサントラは輸入盤で入手可能だけど、何故かメレンキャンプの曲は収録されていない。自分では歌わなかったという事かな?その代わりといって何だけどジョン・ハイアットが2曲収録されていて、特に名曲「Have A Little Faith In Me」が入っているのには少し嬉しかった。そういえば「華氏911」については、町山さんのブログが一番詳しいので知りたい人は検索して探して下さい。あそこの文章見ていると私も見たくなった。今回は露骨なテーマなので「実は駄作になっているのでは」と思っていたけど決してそうでもないみたい。3、パティ・スキャルファの新作。日本発売されるらしい6月に取り上げたブルース・スプリングスティーンのカミさんのパティ・スキャルファの新作「23rd ストリートララバイ」が8月に日本でも発売されるらしい。(ソニーから発売されるらしい。)しかしこれはたまたま見つけた情報だったんだけどよく考えたら11年振りのソロ作なんだよね。しかしソニーは来年からついに全ての作品CCCDにするらしいので注意が必要だ。なおメルマガに間違い書いていたので訂正するけど、この作品にもスプリングスティーンは3曲参加しているらしい。(メルマガには参加していないと書いてしまったのだ。)そんな訳で、たまにはこんな感じに追加情報を載せる予定(多分2ヶ月に一回ぐらいの予定)
2004年07月18日
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近頃気が付いたんだけど、どうも'80年代初期と'90年代初期の音源の入手が中にはかなり困難な物があるみたいだ。'80年代の初期は一発屋が多いという事が大きいけど'90年代初期については、特に米の音楽業界が再編を繰り返した影響が大きいと思う。ヒット曲はまだ廃盤になっていない物が多いけど、少しマイナーな一発屋とかはすでに全く入手困難で中古盤屋を巡れば安価な価格で入手できるというパターンがあったりする。とにかく'90年代初期といえば様々なレーベルが出てきてはすぐに吸収や合併を繰り返して、気が付いたら「5メジャー」に収束されていたという訳で、そのあおりをくらって今は何処で何をしているかという人も返って'80年代より多いかもしれない。そんなアーティストの楽曲について少し書きたくなったので、こんなテーマを設けてみたのだった。メルマガを出した時に書くネタばらしも自分で纏めるのに面倒になったのでこのテーマがあると便利という側面も個人的にあったりする。という訳で今回は最初なのでそんな消えていった人の曲を1つ。Grayson Hugh 「Talk It Over」('89年)米のチャートで19位までヒットした曲だけど、初めて聴いた時はてっきりR&Bの新人歌手が出てきたと思ったけど、実際は白人歌手だった。聴いてみればわかるけど、曲調が凄くレトロな感じのR&Bで、この当時のその他のヒット曲と比べてかなり浮いていた印象が強い。またボーカルがサム・クックの声に似ていて、そういう面でも話題を呼んでいた筈だ。歌っているグレイソン・ヒューという人は自身で曲作りする人だけど、この曲はカバー曲。それも実はオリビアニュートン・ジョンのカバー。オリビアの'88年に出たアルバム「The Rumour」に収録されていた「Can't We Talk It Over In Bad」というタイトルの曲がオリジナル。作者が結構豪華で、Irwin LevineとSandy Linzerの共作。Irwin Levineは、あの「幸福の黄色いリボン」の歌詞を書いた事で有名な人。そのほかにもアル・クーパーとの共作の「恋のダイアモンド・リング」も有名。Sandy Linzerはフォー・シーズンスのプロダクションに初期から参加していた人で、Denny Randellとのコンビでフォー・シーズンスなどボブ・クリューのプロダクションのアーティストを中心にいくつかヒット曲のある人。そんな曲だから発表年代にも関わらずなんとも古くさい感じのする曲なのも当然といえば当然。オリビアのこのアルバムは完全にレイドバックしたコンセプトで、発表当時全然話題にならなかったアルバムだけど今クレジットみてみると結構豪華な参加メンバーだ。(デビット+デビットも参加している!)しかしこのヒット曲以降グレイソン・ヒューは結局アルバム2枚出しただけでその後の消息は不明。サウンドトラックへの参加が結構あって、それも話題になった「テルマ&ルイーズ」や「フライド・グリーントマト」などにも参加しているんだからそれなりにレコード会社も力を入れていたんだろうけど結局あまり売れなかったためだろうか?でもこんな物見つけたのだった。いつ頃作られたサイトか不明なので今でも演奏しているか不明だけど、本当にこんな事しているのだろうか?なんか少し悲しいけどまだ頑張っているのだろうか?詳しく調べてみたら一応'98年ぐらいまでセッションでの参加アルバムはあるんだけど、元々ジャズ畑から出てきた人(キップ・ハンラハンの作品とかにデビュー前に参加している)なのでその世界では結構根強く活動しているのかもしれない。
2004年07月17日
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本当はAMGリニューアルの事を書こうと思ったけど相変わらず重たすぎてまだ完全に使い切っていないので、少しだけ。多分米というか世界で一番ポピュラー音楽のデータを置いてあるサイトであるAMG(All Music Guide)が今週月曜日に完全リニューアルしたのだった。今回のリニューアルは、単にビジュアル面だけでなくかなり変更点があるので注意が必要だ。最大の変更点は会員登録しないと見れないデータが出てきた。という点に尽きる。いままでAMGはそういったプロテクトに関してはロボット検索に引っかからない。といった程度(もう1つあるけど、後述する。)だったのがついに会員登録という形をとるようになったのだ。とはいえ一応現在の所登録は無料。とっとと私も登録したのだった。しかしいつまで無料なのかわからないね。こういったデータペースは完全解放している所はあまり多くないし、今回のリニューアルには有料化を念頭に置いているのかもしれない。(しかし米のこういったポピュラー文化のデータの豊富さは本当に凄いと思う。ここの所は見習いたいものだ。)ほかにも目的があって、これは私知らなかったのだけど何とAMGは「インターネット・エクスプローラー」以外では閲覧できないサイトだったらしい。(これがもう1つの理由)それを他のプラウザにも対応すべく様々に準備中なんだそうだ。AMGとウィンドウが提携しているのは「メディアプレイヤー」の最新版で輸入盤CD聴いてみたらすぐわかるけどそこまでウィンドウ重視していたとは知らなかった。しかし重たい。日本の映画データペース「スティングレイ」もやたら重たいけど、今のところそれ以上に重たい。大丈夫かな?ただかなりデータは充実してきたみたいだ。特にある歌手の全楽曲が見れるとか、作者がすぐわかるようになったとか、そのまま視聴できるようになったとか以前より良い面も多い。(ただし殆ど会員登録しないと見れない)なおAMGは現在人材募集中らしい。英語が出来たら私も履歴書送ったのになあ。(多分日曜ぐらいに続編を書くと思う)
2004年07月15日
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日曜あんな事を書きながらも結局朝の4時まで比例の議席が決まるまで開票速報を見てしまった。という訳で、メルマガに関してですけど、詳しくは次号書きますけど、かなり長期に渡って休刊する予定です。理由はメルマガに裂ける時間が極めて短くなったためですけど、多分3ヶ月程度の休止になる予定です。ここも今後はたま~に更新する程度になると思います。多分週に2回程度の更新になると思います。いつも見ている人もいないのでここはまあいいか。話し変わって、私もメルマガ書くときよく使っているAll Music Guide が昨日からリニューアルしたんですけど、何故か今日なかなか繋がらない。かなり以前のサイトとデザインなどは変わったので、もう少し経ってから詳しい事を書きます。なお以前のアドレスだと繋がらなくなっているみたいです。しかし米のサイトは頻繁にリニューアルする。今年の4月くらいにもRolling Stone Comのビデオのコーナーが大幅にリニューアルして、以前はメディア・プレイヤーでも見れていたのが、私の一番嫌いなリアル・プレイヤーでしか見れなくなり(それも最新版だけ)泣く泣く新しいリアル・プレイヤーをダウンロードしたのだった。そのうえ以前あった多くの映像類が無くなっていた。そのRolling Stone Comの最新ビデオの中に「AfternoonDaylight」という曲があった。もしかしてあのスターランド・ボーカルバンドの曲かと思ったらその通りで、殆どオリジナル通りのカバーだったけど、ビデオの内容が変なオヤジ4人組がピクニックしていたり、一緒に風呂に入っていたりカメラの前でおどけるという悪夢のようなビデオだった。この曲を歌っているのはWill Ferrellコメディアンとして有名で、「サタディ・ナイト・ライブ」のメンバーだった。ここでは現合衆国大統領に扮したコメディとかしていたらしいけど、その後映画にも出演するようになる。しかしまだ大ヒットはなく、先輩格のマイク・マイヤーズの「オースティン・パワーズ」シリーズの出演が目立つぐらいだったけど、つい先月日本でDVDが出た「アダルト♂スクール」という映画(私はまだ見ていない)が米でヒットしたのを機に一気に人気俳優となったみたいだ。そのFerrellの最新作が今月米で公開された「Anchorman」という映画。その挿入歌が「アフタヌーン・デイライト」なのだ。この映画すでに米で当たっているいるみたいだけど、'70年代のサン・ディエゴ(何故?)のTV局を舞台にしたコメディらしい。なんか「かっとび放送局」(こんな名前のコメディが日本でも放送されていたのだ。)を思い出すなあ。是非見てみたい映画だ。しかしまだ日本での知名度は低いので、ビデオスルーが関の山かな?多分2,3年後にはかなり有名な人になっていると思うのでコメディ好きにとっては要注意の人だよ。
2004年07月13日
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今日約20年振りにハチに刺された。あまり痛くない。ただすぐチクっときてショックだった。刺されたのは足長バチ。これがスズメバチとかだったらもっと痛かっただろうけど、不思議な事に今でもまだ刺された所は少し腫れていて痛い。そんな事があった今日は参院選と、多分最後のプロ野球オールスターがあったけど、いろいろあってオールスターは殆ど見れなかった。新庄のパフォーマンスは幸運にも見ることが出来たけど。選挙には行ってきた。結果選挙区は生きたけど比例はダメっぽい。比例に関しては元々ダメだろうと思っていたので別にいいけど。元々参院選で大政党に入れた事が全くない。今後も多分そうするだろう。しかし参院もすっかり政党政治の世界になってしまったなあ。存在意義が殆ど無くなった。廃止してもいいと思うよ。すっかり「ミニ衆議院」だね。結果としては民主、公明が勝利。自民、共産が敗北といった感じだけど、全体はあまり変化ないという訳で白ける結果。公明党を自民党神崎派として考えると互角の勢力のパイの奪い合いという訳だね。やはりいろんな選択肢がないと面白くないな。投票率も60%前後から上がらない。先進国はどこも投票率が上がらない悩みがあるけど、今後もこんな不毛な戦いが続くのだろうな。やはりここは日本棄権党を選択すべきだったかな?
2004年07月11日
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と言ってもカーペンターズの曲の事ではない。確かに野球など嫌いなのだろう。また取材慣れしていなくて、釣りの質問にホイホイ答えてしまったのかもしれない。1私企業の社長ならどうしても物事を損得で判断するのも仕方のない事かもしれない。しかし、面白い人だ。意図して発言していない、いわゆる「オフレコ」の会話だったのかもしれないけど、野球うんぬんよりこんな人が経営のトップにいる企業が堂々と関西経済界にいる事が面白い。私の親はいわゆる中小企業の経営者だが、たまに訳の分からない政府批判をよく行うのだけど、その時の口調を思い出した。実は家族的な会社なのかもしれない。その中で一番面白かった発言は「ライブドア?そんなもん、アホかお前、あんなとこ相手にするわけないやろ。そこのうどん屋のオッサンが球団買うと言ってるのと同じやないかい」笑った。ストレート過ぎる。とりあえずうどん屋さんは怒るべきだと思いました。その他星野前阪神監督や、古田、中村紀、清原、大阪ドームスト問題、オリックスなどについての発言はあまりにも面白すぎる。もしかしてワザと自身が悪人になってでも今回の1リーグ化を成就したいんじゃないかと勘ぐってしまう程だ。で、結果はこうらしい。しかし本当に言ったのかな?今でも信じられないし信じたくないものだ。
2004年07月09日
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現在ルー・ベガの「マンボNo,5」('99)が一発屋ばかりオンエアされるインターネット・ラジオから流れている。この曲は本当に一発屋的輝きがあって好きだ。話変わってもう1つネットラジオの話で、現在多分インターネット・ラジオで一番有名なステーションであるラジオ@ネットスコープで、レイ・チャールズの曲ばかり流している放送局が登場しているので、あまりレイの音楽に触れた事のない人は是非聴いて欲しい。ジャズ&ブルースのコーナーにあるせいか、思ったより有名なヒット曲はオンエアされなくて、かなりバライティに富んだ選曲。主にアトランティク時代と、’60年代の録音でもジャズの色の強い作品が中心にオンエアされている。この人の「クロスオーバー」振りがよくわかる選曲で近頃よく聴いていたりする。で、そのまま今日はレイさんの話にならなくて、今週のメルマガに関した話。エディ・グラントが自身のレコード会社のサイトで「テレビに出てエレクトリック・アベニューの話をした」と書いていたので実際どんなものか調べてみたのだ。そのテレビ局は以前にも取り上げたVH-1で、「TrueSpin」という特集番組。この番組'70年代~’90年代のヒット曲を取り上げて、その曲のヒットした背景や当時の話を実際のミュージシャンに語ってもらうという番組で、まるで私のメルマガの映像版みたいな番組で、一度見てみたいものだけどこの番組にエディも出演したという訳だ。しかしオンエアされた番組のデータ見てみると、どうやら放送はまだか、オクラ入りになった模様。惜しい事だ。メン・ウィズアウト・ハットはあるのに何故だろう?で、そのままこのサイトから去ろうと思ったら、なんかクイズがある。元々VH-1は音楽関連のクイズが好きで別の所にもいろいろ置いていたりするけど、面白そうなのでやってみた。問題は実際に「True Spin」で放送されたエピソードをクイズ形式にしたもの。結構歌詞の問題が多くこういうのには苦戦した。結果は20問中12問正解。簡単な問題とやたら難しい問題と結構差があって、3択なのに少し悲しい結果。しかし一番驚いたのは、問題の中に「J・ガイルズ・バンドのピーター・ウルフとルームメイトだった映画監督は誰だ?」という問題があって、その監督の名前が…知らんかった。Boston Museum School of Fine Artsで同じ部屋になったらしいけど、なんか全然想像つかない組み合わせだ。(当てた人はネ申)その他エアロスミスの「お説教」(なんちゅう邦題だ)の歌詞の意味(これはファンの中では有名かもしれないけど)とか私はあまり知らなかったので素直に楽しめたのだった。
2004年07月07日
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なんか近鉄の球団社長がこんな事言っているらしい。成る程球団はフロントや親会社のものという意識の強い日本ならあまり問題発言でもないんだろうけど、この球団のファンだった者としてはこんな人物がトップにいたという事を知るのは悲しい。合併が表明されてから、新チームのファンになるべきかという事について少し考えていたけど、やっぱりやめた。こんな選手を自分の所有物としか考えない奴が関係しているチームは早く大阪ドームと一緒に潰れてしまえばいい。中には署名しない選手も出てくるだろうけど、こんなバカげたチームに参加してその後も安泰と思うのかな?どうせすぐリストラされるよ。しかしこうまで選手会がオーナー連と対立するという事は合併の当事者はどうも全く考えていなかったらしい。選手だって今後の事考えたらそりゃ発言したくなるだろうに、ここまで限られた人達の思惑ばかり見せられてプロ野球ファンですって言うの恥ずかしくなってきた。ちなみに「スト」云々の発言をした選手はどうやら某主力選手らしいけど、私はもしストするのであれば支持する。結果的にその行為が米のように野球人気に水を差すのかもしれないけど、それだけ選手会も切実だという事を知らしめるのにはいい行為だと思う。しかし、他の球団の選手も賛同するのか?そこだけ少し心配だ。(大体今回の騒動でオリックスの選手の声があまり聞こえないのが少し気がかりだったりする。)
2004年07月06日
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今回のメルマガ。今では日本では忘れられた感のあるエディ・グラントでしたけど、日本でも根強い人気のあるレゲエ界ではどんな評価を受けているのかな?とにかくレゲエの世界なんて日本で発売されないのがあたりまえで、シングルのみの発売とか、レコード会社も毎回違うとかがあたりまえの世界。こんな世界を追いかけていくとかなりマニアックになってしまうので、こういったコンテンポラリーなタイプの人はあまり評価されていないのかもしれない。しかし「エレクトリック・アベニュー」という曲は不思議な曲だ。ロック的ではあるけどそうとも言い切れないなんともジャンル分けの難しい曲。この曲の大ヒットの影には確実にそういったストレンジな感覚があると思う。当時日本でもそこそこ売り出していて、特に次作「カリビアン・ロマンス」なんて日本でもそこそこ売れた記憶があるけど実際はどうだったのだろう?「カリビアン・ロマンス」はロック的なサウンドのうえに映画主題歌(実際は映画では使用されず)という事で、話題を集めていた。そういえばビリー・オーシャンの「カリビアン・クイーン」と同時期のヒットで、結構並んで紹介されていた記憶がある。しかし自身が設立したレコード会社を現在も維持しているのには本当に立派だと思う。彼のレコード会社のサイトには彼の経営理念が書かれていて、なかなか立派なステイトメントです。この人はよく「Ringbang」という独自の言葉を使っていますけど、かなり意味の深い言葉のようです。なんか私も「乱入人生50年」という訳のわからん言葉よく使うのでこれはよく分かるのだった。ちなみに私がエディの曲で一番好きなのは「Walking OnSunshine」という曲。'89年に英国で小ヒット(63位)してますけど、このバージョンはリミックス盤。なかなかこれがかっこいい曲。少しビギニング・オブ・エンドの「Funky Nassou」(’71年 米15位)を思い起こすような曲ですけど、オリジナルのシンプルなバージョン(’79年発表)もいいですけどこのリミックス盤には勝てない。一時期毎日のように聴いていた事がありました。英国では「エレクトリック・アベニュー」よりヒットした「I Don't Wanna Dance」も大好きですけど、この曲で盆踊り踊れそうだと思ったのは私だけだろうか?最後にメルマガに書き忘れたのですけど、彼のベスト盤に「エレクトリック・アベニュー」のリミックス版が収録されているものがあって、これはあまりいいリミックスとは私は思いませんでしたけど、全く違う曲になっていたのには可笑しかった。(Iceレコードのサイトで1分程度視聴できます。)
2004年07月05日
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確かに友人の某君の言うように結局近鉄は他チームのオーナー連中の捨石として合併あるのみという路線を今年の早い内(あるいは去年から?)に決定していたんだろう。そのため唐突な命名権売却から始まり球団の収支公表から「赤字球団を持つ事の厳しさ」を世間に訴えて合併あるのみという路線を理解してもらえるように工作していたのかもしれない。その路線がライブドアの「禁じ手」発動により白日の元にさらされる事となった訳だから、そりゃ球団社長も怒るという事になるけど真相は如何?とはいえ昨日のパリーグ臨時理事会で合併がパリーグ側は承認。比較的オリ、近鉄側に好条件な内容にも関わらず承認されたのは、やはり1リーグ化はパリーグ側も熱望している事のあらわれだろう。ある程度予想していたけど、今日の12球団代表者会議でこの合併案は多くの案が継続審議扱いとなった。多分本拠地以外はオリックス、近鉄側が折れるだろうね。しかし負け戦と分かっている(もしかしてあの社長ならわかっていないかもしれないけど)戦いを挑んだライブドアには「売名行為」という批判もある。確かにそういう側面もあるだろうけど、それなら別にそれでいいと思う。どこまで頑張るか外野の私にとっては見ものだ。「今後のプロ野球の発展」なんて私は考えていないので、面白ければそれでいいと思う。何か今回の行動は突然選挙に出る泡沫候補のような香りがあって、泡沫好きの私にとっては今後どういう行動をとるか楽しみだ。どうせ消えるなら最後は可笑しく終わりたいね。
2004年07月02日
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