
坂道を下ると桜満開。
ビルと桜、春の坂。
硝子の天井で学ぶ時間。
荒波の後の凪時間。
地下鉄車内でサイボーグの足を持ったお爺さんと出会う。
その足はカッコいい。
失った左足はロボット足。
お爺さんは80歳くらいなのに、足だけ若い。
なんだか素敵で、声を掛けたかった。
後から、わたしの前のインディアンのような女の人が
わたしを見て微笑む。二度も。
わたしも微笑見返し。
夜坂道、上り坂、樹木の芽からいつの間にか
若いえんじ色の小さな葉がもぞもぞと湧いている。
春だ、春だ、桜だけじゃなくって、命の葉っぱが湧き出る。
坂を上ると・・・並木、その向こうに巨樹銀杏の樹。
銀杏を見上げて、あなたは300年もここでずっと、ずっと
生きて来て、アンテナの役割をしてきたのか、鳥さんのお宿をしてきたのか?
人間の歴史を眺めてきたのかって・・・
春の坂、夜の坂、宵の坂・・・。微風に桜の花びらひらひら・・。


即興小説 『さくらと野良猫』 2015.04.05 コメント(2)
日記 『芝居と映画満喫日』 2015.04.05 コメント(2)
即興小説 『真珠の耳飾りの少女』 2015.04.03 コメント(6)
PR
Calendar
Comments
New!
ダニエルandキティさん
New!
そら豆さん
New!
USM1さんKeyword Search
Freepage List