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これは先日1月16日に沖縄県浦添市の、あるバス停の真下で咲いていた花です。僕の実家は沖縄初の鉄道であるモノレール、首里駅のすぐ近くですがそこは終点でもあるのです。那覇空港駅から首里駅まで25分。その沿線以外への用事はバスかタクシーかマイカーのみです。実家に車は一台のみですが、16日に母が植木に水を撒くホースの先に付けるノズルを買ってきて欲しいと言いました。車は兄が使っていてありませんので、バスで出かけることに。メイクマンというホームセンターが浦添市にあると母が言うので始めはタクシーで行こうかと思いましたが、200~300円のものを買いに行くのに3000円近いタクシー代を使うのは無駄と、近くのバス停に行きそこにいた男の子にそこへ行くバスを教えてもらい、30分ほど待って彼の言う「東陽バス」に乗りました。これがあまりにもオンボロで嬉しくなりました。座席の布は破れ放題、横のボディーは錆びて穴が、そして床にも3センチ位の穴が開いていて、下のアスファルトがビュンビュン過ぎ去っていくのが見えて、そこも穴の周りが錆びているので傘などでホジホジすれば、さらに拡大していくのは確実。イマドキこんなバスが走っているんだと、感動しましたが、子供の頃から「東陽バス」は他のバス会社に比べて「ボロ」ばっかりでした。他のバス会社がドンドン新車に変えても長い間ボンネットバスを走らせていたように記憶していますが、人の少ない田舎を走ってくれていたからだと、ここは良いふうに考えます。買い物をすませ、降りたところの反対側に帰りのバス停があるのだろうと探しましたが見つかりません。おかしいなと思いつつ10分ほど歩いているとバス停が見つかりましたが、時刻表は剥がれ落ち読めません。何時に来るのか分からないまま暫く待っている間に、反対車線には数台のバスが過ぎ去って行きます。そのときに撮った写真が上の花です。一向に来ないバスにジリジリしながらも、鮮やかな色に見とれていました。途中数人の中学生が通り、バスの時間を聞きましたが知りませんでしたのでそのまま花を見、道路を見、雲を見、時折携帯を見ていましたが、気がつくと2時間を過ぎていてさすがにこれはおかしいと思い始めました。その時に一人のおばさんが私に声を掛けてきました。「誰か待っているの?それとも花が好きなの?」「いえ、バスを待っていますが、もう2時間も来ないんです。どうなっているんですかね?」「ここにはバスは来ないよ。何年か前に変わって、あそこの信号を左に曲がってもう少し先の方に出てくるのだよ」 「えっ!じゃあこのバス停は何ですか?」「外すのがメンドクサイんじゃないのかねぇ、東陽バスだからねぇ」この花が咲いていなければ、さすがの私もここまでのんびり時間を無駄にしなかったのに。家に帰ると母に「こんなもの一つ買うのに、何時間かかっているんだ。早く水撒きなさい」と怒られました。
2006.01.31
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沖縄の佐敷村をドライブしていて見かけました。この簡潔さは凄い。エアコンの冷えない車 ありまーす か? 見てみたいでーす か? に、してあげましょう か? なんで!この時はレンタカーで走っていたのだが、普段生活している横浜には僕の車があります。これが去年からエアコンが壊れていて夏は地獄でした。高速道路を窓全開で走っていても、ただ暑い空気が入るだけ。一般道はもっと大変。走行中は熱風が入り、赤信号で停車中はエンジンの熱と、アスファルトの高温が車内に充満。クリーニング屋さんに預けていた服を引き取りアパートの車庫へ着き、持とうとしたら針金ハンガーの部分が暑くなっていたのには驚いた。直そうとオートバックスに持っていったらコンプレッサーが壊れていて10万以上掛かると言われ、断念。なにしろ今回のCDを出すにあたって、全ての貯金を使い果たしても足りない計算だったので、全く持って余裕無し。僕は自分の車で仕事をしているので、夏が終わるまで体が持つだろうかと不安でしたが、ハヒハヒ言いながら何とか夏を乗り切ったのでした。その僕に対してこの看板は喧嘩を売っているのか!運転中に何気に横目で見つけて、慌てて停車。「私の車がそうだが、何か?」「何か言いたいことがあるなら、はっきり言ったらどうなんだ。えっ!」「ああ、そうだよ。お金がなくてエアコンの冷えない車にのっていたさ!大変だったさ!泣きそうだったさ!死にそうだったさ!」この夏は直したいなあ・・・城間さん、安いかなあ・・・エアコンの冷えない車。 もしかしして買いまーすじゃないだろうなっ!車を安く買い叩こうっていうんじゃないよね。城間さん!
2006.01.27
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先日、那覇の大道小学校のグラウンド沿いのベンチで休憩していたら、電柱にこんなものが張ってありました。サッカーボールが飛んできてフェンスを越えて拾いにきた子供達に、「ハブや馬には挨拶しても猿だけにはしないって可愛そうだな」と声を掛けると、「こんなところにハブや馬がいるわけないだろう」「学校以外の人、誰にでも挨拶しれーと言う事さあ」と。グラウンドに戻った後「でもさ、酔っ払いには挨拶しなくてもいいって、母ちゃんが言ってた」には、笑った。1時間程ベンチで休憩しているあいだに、高さ1m50cmほどのフェンスから何度もボールが飛んでくるので、その度に拾ってあげていたのだが、知人との待ち合わせ時間がきて立ち去ろうとすると「おじさーん、帰らんでー。ボールどうするー!」と皆で叫ぶので「俺は、お前たちのボール拾いかあ」。それにしても「ボールどうするー」には暫く笑っていた。1時間の間にすっかり仲間にされていたようだ。花いっぱい運動で学校の廻り中に花が咲いていた。栄町という飲み屋街にある小学校だが、子供達は元気だ。だって、サッカーやっている子供達の半数は裸足なんだもの。小石がゴロゴロしているグラウンドでなんで裸足なのかと不思議だったが、たぶんその方が気持ちいいんだろう。気持ちは分かる。
2006.01.25
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いやー、沖縄、驚きました。14日の12時に那覇空港へ着きましたが、タラップを降りた途端に汗が噴き出て、ビックリ!空港ビルもクーラーが効いていて、モノレールもしっかりクーラーが。もちろん、バスも、タクシーもクーラーがガンガン効いていました。夕食時に両腕、首と蚊に刺されその日の夜は蚊取り線香を焚いて寝ました。なんでこんなに暑いのか不思議でしたが、母曰く「数日前までは寒かった」と。その後、数日は小雨が降り長袖シャツでちょうどいい気温になりましたが、それでも実家周辺を2~3キロ歩いていると汗が止まりません。知人のDJがやっているクラブへ行くと何杯ビールを飲んでも体が冷えず、「クーラー入れてよ」とリクエストすると「強です」と。宮古島では蝉が鳴きだしたとニュースで映像が。暖冬だそうです。先日、最終便で羽田に着き、翌日遅く目覚めると雪。脳が変の状態のままこの日記を書いています。沖縄ではCD「沖縄の魂の行方」に参加されている大城美佐子さんとお会いしました。「女、嘉手苅林昌」と呼ばれている大城さんですが、風邪をひかれていて少し元気がない様子でした。CDの表紙のジャケットを指で何度も何度もさすりながら「林昌さん林昌さん」と泣いておられる姿が、神々しくて感動しました。私はプロデューサーでありながら、大城さんとは電話でしか話してこなかったので、(久高島ライブの時以来でした)失礼をお詫びしましたが「良いものを作った」と褒めて下さいました。今年の目標はCDを完売することと、沖縄へ帰ることにしました。どなたが読んでくれているのか分かりませんが、皆さんよろしくお願いしまーす。沖縄の魂の行方 HP http://okinawa-tamashii.ddnn.jp/
2006.01.23
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このブログを書くのも随分しばらくぶりになってしまいました。もともとブログを始めたのも、僕が作ったCD[沖縄の魂の行方]を一人でも多くの方に知ってもらえればと、友人が作ってくれたものでした。書くときは何かこのオキタマに(友人たちはこう呼びます。沖魂ということですね)関わることを書かねばと、いつも考え、それに結びつくことがなければ無理に関連付けると嘘になるので、書くのは控えようと思っていました。昨年の暮れ旧友たちと何年ぶりかに会い、馬鹿話しで美味いお酒をのんでいましたが、「今話しているこういうのを書いたらいいのに」と薦められ、少し気が楽になり、今後は頻度を上げていきます。年明け早々の6、7日と目黒で近藤等則氏のライブがありました。何十回と氏のライブは聴いてきましたが、その中でもダントツに凄かったあ。10人編成のビッグバンドでしたが、それぞれの音がしっかり独立していながらバンドとしての迫力が凄まじいものでした。エレクトリック・トランペット、ギター、サックス、キーボード、ツインDJ、ディジリドゥ、シタール、パーカッション。現代の楽器と民俗楽器のミックスが脳をグラグラ動かすほどの、迫力。それらの機材に負けじとゲスト出演のアナーキーのボーカル、中野茂氏の歌声はスリルとサスペンス?さえ感じました。演奏後に中野氏に聞くと、当日の14時に山梨にいる彼の元へ近藤氏から電話があり「16時からリハだから来ない?」と。嬉しくて慌てて中央高速で飛んできたとのことでした。演奏前に近藤氏の「今晩はぁ、低所得者バンドでぇーす」というMCに会場大爆笑。直後の、宇宙から聞こえてくるような透きとおった大爆音の演奏にひっくり返っていましたが。近藤ファンやたまたまフラリと会場へ入った人たちも、終わった後は「なになに?今のはなんだったの?」という興奮した顔が良かった。着物姿で来ていた二人の若い女性は「こんな凄い音楽があるんですね」と近藤氏のCDをほとんど買っていったので、今月の小遣い大丈夫なのかなあと後姿を見ながら思ってしまいました。* 最近大笑いしたのは昨年、東京MXテレビを見ていたら、立川談志氏がゲストの鈴木宗夫氏にいきなり、「顔が偽証罪!」と言い放ったのには笑った、笑った。でもその後の鈴木氏の外交論を聞いて、彼の印象が変わりましたけどね。一週間ほど沖縄へ帰りますので、戻ってからまた書きます。沖縄で面白いことに出会えることを期待します。
2006.01.12
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