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背中にある肉の塊を除去する手術を7日の月曜日にしました。父親、アニキと男だけに遺伝してきたもので、二人とも20代に自分でカッターで切れ目を入れ取ったと聞いていたので簡単に考えていましたが、そうではなかった。4個もあるし。ドクターが言うにはオギャーと生まれてきたときからその種がある人もいて、それが一生芽が出ない人もいると。痛みは全く無いし「除去しなくてもなんの問題も起こらないし、見た目だけの問題なんだよね」とドクター。これまであまり気にしてこなかったけど、11日に友人がイベントをやるので手伝って欲しいとメールが来て、真夏の野外イベントでTシャツ一枚か脱いだりしたときに一々説明するのも面倒だと思い「取るか」と気軽に病院に行ったのだ。一個はめっきり大きくなっていて普段から向かいの子供達に「宇宙人にカプセル埋め込まれたんだ」と言っていたので、病院に行く前に「チネンチャン、カプセル持ってきてね」と声を掛けられ出発。麻酔注射を8本も打たれこれが激烈に痛い。背中で見えないのでドクターに写真を撮ってもらったが驚いた。7センチの切開。小さいのは2センチ。汗がそこに入ってはいけないし、毎日消毒に通わなければいけないので11日の野外イベントの手伝いは出来なくなってしまった。今朝も病院に行ってきたがもうすっかり痛みは無し。切開の後も驚異的な速さで復活してきているらしい。で、明日から木曜日まで病院は夏休みだから自分でガーゼ交換と消毒しなさいねと5日分手渡された。病院の帰り、向かいのファミリーが奥さんの実家の秋田へ行ったので、頼まれた金魚とカブトムシとザリガニの餌をやりに預かった鍵で彼らの部屋へ入る。テーブルに「ありがとう。冷蔵庫にビールが冷えてるよ。一杯飲んでね」と書いてある。「午前中から飲めるかいっ!」と麦茶を飲んで今、自分の部屋へ帰ってきたところです。あちーぃ!
2006.08.12
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8月に入って一週間が過ぎたが、一冊も本を読んでいない。先月は「私的、島田雅彦フェア」だったのか、彼の本を幾つも見つけた。90パーセントがブックオフなのでこういう表現になってしまう。ちゃんと書店で買わないと作家に利益は行かないから良くないと思いつつ、足が向く。「自由死刑」「夢使い」「「植民地のアリス」「美しい魂」「エトロフの恋」。無限カノン三部作の第一部「彗星の住人」を読んだのが一年前。その第二部「美しい魂」と終章「エトロフの恋」を続けて見つけたのだが、島田雅彦の小説世界には時間を忘れて入り込む。皇太子の結婚を見て、その妃となった女性とかつて付き合い愛していた男の苦悩を描く発想に驚く。そして苦悩の恋が最後にたどり着く場所として北方領土である択捉(エトロフ)島を選ぶ。択捉島はロシアにとっても日本にとってもアメリカにとっても彼岸の位置にあると彼はいう。沖縄ではなく択捉島とするのも面白い。恋に疲れた傷をいやすのに北へ、北へと向かう。「演歌じゃないか」などと突っ込みを入れることなど許さない濃密さだ。漫画は最高に面白いのをつい先日見つけた。小池一夫・原作、池上遼一・画。「赤い鳩(アピル)」ユダヤ人の宣教師が新撰組を脱走した男と一緒に、聖書と日本書紀の偶然にしては多すぎる類似を追う話。日本語の中になぜヘブライ語共通の言葉が多いのか。拍手はハカシュ。 速いはハヤイ。 腹を立てることをハラ。 寒さに凍る事をコオル。 話すはダベル。 見つけ出すはバレル。 御札はオフダ。 侮辱・はずかしめるはハゼカーシュム。 聖書には古代ユダヤ人が「カナンの地」へ旅立ってから40年後にモーゼは山に登り、神が子孫に与えた国を見渡したとあるが、日本書紀では古代日本人が「葦原の国」へ旅立ち37年目に神武天皇は山に登り、神が子孫に与えた国を見渡したと記載されていると。そしてヘブライ語でカナンは葦の原を意味する。多くの共通点があることはこれまで本で読んだ事があったが、うーん、面白い。背中が痛い。上の島田雅彦は7日、下の赤い鳩は8日に書いていたのだが、遅くなりましたが今日まとめてUPします。なぜ背中が痛いか、明日元気があれば書きます。
2006.08.09
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