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「追善」という意味がイマイチ分かりませんが、先週の金曜日20日に林昌さんの町コザで(現沖縄市)で10回忌を偲ぶコンサートがありました。 プロデュース・知名定男。 出演者が凄い面子。 今の琉球民謡の重鎮が登場。 幕が開きはじめに林昌さんの次男、林次さんが唄う。 ますます声が似てきた。 そして知名定男さん。 普通の紹介はやめようね。その昔、ネーネーズにボブマーリィーを唄わせた人。 松田弘一さん。 大城美佐子さん。 凄いでしょ? 饒辺愛子さん。 愛子さんは僕の勝手な思い込みで伝説の人として記憶されていた。 まさかあんなに若く声が艶やかな方とは・・・失礼しました。 若手の旗手、よなは徹さん。 そして大親分の登川誠仁こと、誠小(せいぐゎー)。 幾つかなぁ。85歳は超えてるだろうなぁ。 登川誠仁さんは映画「なびぃの恋」で主演されてましたのでご存知の方も多いかもね。 登川さん、素晴らしかったぁ。 歌詞を忘れたら適当に「んふふんふふぅ~」と唄う。 唄っている最中に、あるフレーズが気に入らなかったり、気に入ったりしたらそのワンフレーズだけを何度も繰り返して唄う。 昔の傷がついたレコードみたいにね。 伴奏者のことなど無視。客は大うけ。 三線を爪弾きながらわざとピッキングのようなはじき方をして妙な音を出す。曲とは関係ない。しかも何度も。観客は大うけ。 まるで、唄う事は仕事ではなく「生きる事」。 「生きる事」とは「遊ぶこと」だぜ!と言っているかのような奔放さ。 凄いなぁ~と感じつつ、ふと思ったのは「島唄のこういう楽しさは、林昌さんが道を敷いた一人なのかも知れないなぁ~」と。 だってね、第一人者が気難しかったらこうはならないよね。 会場で友人の村上さんと伊平屋島コンサート以来に会う。 愛媛からきて、琉球民謡を日々修行している彼女。流石、やっぱりこの場に、いたなぁ。 一部が終わり休憩中に立ち話。明日、那覇で津軽三味線の47人演奏があるんですよ!一緒に行かれませんか?と誘っていただく。だが、21、22と早朝から22時まで仕事が入っていたので断念。その津軽三味線の話しからeminemの話になり一方的に「エミネム聞いてみる?」と勝手にCDを聞け!といわんばかりに貸してしまった。「カーテンコール」。車に乗せてあったのでね。村上さん御免なさい。沖縄民謡一筋だもんね、聞かなくても良いですよ。 作家、長部日出雄が監督した津軽三味線の映画「夢の祭り」と、エミネムの映画は「8マイル」。 この映画の共通点を思い出して、オススメしてしまった。「夢の祭り」では三味線奏者の二人が村祭りのステージでお互いがオリジナルの旋律を演奏しあう。試会う、といったほうが正確かもしれない。ワンフレーズを三味線で弾く。次に相手も弾く。何度もやり合う。そのうちにオリジナルの旋律がなくなってきた演奏者はつい誰かの旋律を弾く。すると観客から「その音は前にどこかで聞いたもんだべ!」と突っ込まれる。負けを自ら認めて舞台から引き下がる。確か、戦前を舞台にした映画だったと記憶していますが「音」の文化力が東北の山村にすでにあったんだと驚いた映画でした。そして、時間も場所も全く違うエミネムの映画「8マイルズ」。この自伝的映画の中でエミネムは自身の役を演じます。工場で働きながらDJとしてプロを目指すエミネム。プロになるには大会で勝利しなければいけない、アメリカ。日々、人の心を突き動かす「言葉」を考える。仕事中に“これは”という言葉が見つかるとすぐに書き留める。まさに「詩人」。アメリカのDJ達は詩の世界を行き来しているんだと初めて知りました。そして大会で「言魂」をぶつけあう。誰も聞いたことが無い新しい比喩であったり、新しい表現で。ワンフレーズずつ。そして新しい言葉に詰まるとつい普通の、あるいはどこかで聞いた表現を行ってしまう。即、観客から「それは聞いたことがあるぞ!」という野次が飛ぶ。この映画を見たのは10年以上も前ですが「舐めてた。参った。アメリカのDJは凄い世界に入っている」と唸りました。津軽三味線の話しからこの二つの映画を思い出して一方的に村上さんに貸してしまったエミネムの「カーテンコール」昨日、彼女から「素晴らしかったです。新しい世界でした。ありがとう」とメールが来ました。愛媛の彼女が沖縄民謡を愛してくれているのに、余計な事をしてしまったと後悔していましたが少しだけホッとしました。林昌さんの追善公園を終え彼女にエミネムのCDを渡し、会場を後にして一般道を走り高速に乗り、降り、家に着いて時計を見るとわずか30分。 幾つかの市を超えてもこんな短時間で移動できる。 良いよねぇ~。これが地方都市の素晴らしさだと実感しました。東京や横浜ではこんな風に時間は流れなかったなぁ~。移動だけでえらいこと無駄な時間が掛かったもの。良い、一日でした。
2009.11.23
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県民大会行って来ました。暑かったぁ。 一昨年の「教科書から消された集団自決の記載復活」の趣旨の大会に比べて道路が空いていたので参加者が激減かと思いきやそうじゃなかった。 遠く離れた駐車場に停めてそこから1時間半歩いてきたという60代の方がいた。 「バスは厳しいから歩こうかなと思ってね。健康にも良いしさ」と疲れた足をさすりながら話していた。 僕だけではなくて恐らく皆が感じたと思うけど「会場の選択を間違ったなぁ」と思ったほど狭かった。 実行委員会は、それほど参加者が多くないと思ったんだろうね。 あるいは広い会場でスカスカだとカッコつかないと思ったのかな。 それらを吹っ飛ばすほど次々と参加者が集まって来て、「あーこれは皆、入れないよねぇ」と話す声が聞こえました。2万1千人、との発表でした。 ↓ これは会場の外。 那覇市の翁長市長は「皆さんご存知のように私は保守系の政治家です。しかし沖縄の基地問題はそれらを超えて行動しなければいけません」と発言したが凄い拍手だった。 そして演壇に立つほとんどの方が松沢神奈川県知事の発言を糾弾した。 今、アメリカに行っている神奈川県知事は向うでの記者会見で「辺野古への移設以外にない」と発言し、アメリカ側を喜ばせた。 そしてその隣りに座って「私は松沢知事のお供ですから」と相変わらず当事者意識のない「無能の男・仲井真沖縄県知事」も激しい非難にさらされていた。 彼は沖縄に帰ってきても居場所がないだろうな。 司会者の「沖縄県外から来られた皆様、お立ちいただけますか?」との声に多くの方々が立ちあがったようで、拍手と歓声を浴びていたがその時僕は会場の外を歩いていたのでその数は把握できなかった。 (会場の外にも拡声器を置いて、会場の発言を聞こえるようにしてくれていました) そして最後にガンバロー三唱で締めくくる。終了後は「珊瑚舎スコーレ夜間中学応援チャリティー」の女子プロレスへ。 いやぁ、女子プロレス、舐めていました。 めっちゃくちゃ面白かった。 ショーとして完成されていたんです。 「おいおいどこまで行くね~ん」と突っ込みを入れたくなる場外乱闘。 トップロープの上を歩く。もちろん戦う相手が手を添えてサポートしてね。(笑)そして美しい技、アルゼンチンバックブリーカーを見せてくれた。 アントニオ猪木の引退試合で藤波が猪木にこの技を掛けたとき実況の古館伊知郎氏が「懐かしい技です」と表現したアルゼンチンバックブリーカー。美しかった。 こんな言葉を使うのは恥ずかしいのですがほんとに「愛に満ちたチャリティー興行」でした。 期待通りに、一斗缶を持って悪役で登場するアジャコング。 そしてこのチャリティー興行をやろうと、ジャガー横田に声を掛けた沖縄在住のドレイク森松は、金属バットを持って登場するなりコーナーポストを叩き、相手をバットで突き、チェーンを首に巻きつけロープから吊るすルール無用の最悪のヒール。 試合終了後にマイクを持ち「おいっ!夜間中学のばばあども。おれはリングに立つとこうなるんだ。いつものおれじゃないんだ」と叫び、お婆さん達のもとへ行くと、泣きながら何人ものお婆さんを抱いていた姿は堪らなく、涙が止まらなくて困った。 ↑ この人。ドレイク森松。 すっきりした顔している。 他の選手も良い顔していますねぇ。 11月8日。そんな一日でした。
2009.11.09
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明日11月8日は「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」が開催される。こちらの新聞では連日、社会面のトップで関連記事が掲載されていて、市町村レベルでの実行委員会の立ち上げも相次いでいる。4日までに沖縄市、宜野湾市、北谷町、北中城村、与那原町、大宜味村、浦添市、西原町で実行委員会が設立。会場までの無料バスを提供する市町村は今帰仁村、北谷町、与那原町、大宜味村、沖縄市、北中城村。 美しい辺野古の海に泥を流し、セメントを流し埋め立てることもやむなしと考える人が大勢いる現実。突然出てきた嘉手納統合案に嘉手納の住民は大反対している。「今でさえ我慢の限界の騒音なのに、さらに基地を押し付ける気か」と。すでに基地があり時間がかからないという理由なら、自民党の政治家が日本各地に作った飛行場がやまほどあるじゃないか。日本航空が撤退したら使われない飛行場が沢山あるじゃないか。そこ使えば良いじゃない。民主党に期待して投票したんだよね。佐藤学沖縄国際大学教授は「衆院選で沖縄の4選挙区で県外移設を訴える候補者が当選した事で民意がはっきりと示されたにもかかわらず、県民大会が必要とされる不公平な状況を認識しないといけない。なぜ沖縄だけ、民意のハードルを上げられる必要があるのか。」と。(沖縄の選挙区は4つ。つまり全てです。自民党は全選挙区で落選した。)アメリカと対等の政治なんて少しも期待していないが「ベッドの隅でアメリカのご機嫌をチラ見する自民党方式」から「あんまり怒らせると何するかわかんないわよっ!阿部定にだってなっちゃうかもよ民主党は!」との『妄想』をアメリカに抱かせるくらいはしてほしい。ダライ・ラマが5日、那覇で講演した。チケット取れなかったけど新聞によると来場者との質疑応答で、米軍基地を過重負担している沖縄の現状について意見を求められて「武力は撤廃されるべきだ。ただ、アジアの情勢など世界的視野で考えたとき、一時的に受け入れる状況があることも理解する必要がある」と慎重に答えたそうだ。14世が徒歩でインドに亡命してからおよそ60年かな。沖縄も戦後に基地を抱えて60年。歴史そのものを生きるダライ・ラマの言う「一時的」とはスパンが長そうだなぁ。県民大会は明日の14時から。終わり次第16時から始まる「珊瑚舎スコーレ夜間中学応援チャリティー興行」の女子プロレス沖縄大会に行ってきます。後半の参加になるだろうけどね。県民大会で怒りを、女子プロ大会でアジャコングに愛を見てこよう。
2009.11.07
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五月に崩壊した車上緑化計画でしたが、実は復活へ向けて進めていました。後、数週間でほどで完全に復活するところまできていたのです。今回は種からではなくて、自生している芝を一握り抜いて車の真ん中に置いただけでした。暑さに非常に強い種類の芝生の種(アメリカ産)が何故か製造中止になってしまい、国内で手に入るあらゆる種類の芝生の種を試してみました。が、全てダメだったのです。一センチほどまでは伸びるのですが、その後溶けてしまうように消えていきました。横に拡がる種類の芝生は沖縄の暑さでも大丈夫なんですが、上に伸びていく芝と較べて車内への温度をそれほど抑えてくれませんし、なによりも美しさが物足りないのです。そこで、ある海沿いに自生している長さが10センチほどの芝生を車上に「ぽん」と置いてみたのです。すぐに飛んでしまうだろうと思っていましたが、意外にも根付いていきました。そして二ヶ月ほどで全体に根を這わせてくれたのです。完全復活したところで、このブログで報告しようと考えていたのですが三週間前にまたも崩壊してしまったのです。芝床がもたないことが原因でした。それを防ぐアイディアはあります。「あること」をすればもう崩壊することはありません。だけど、今の、何も無い、ノーマルな車がとっても快適なんですよねぇ~。。。誰にも見られない、注目されない、指を指されない、笑われない。これがとっても気持ち良いのです。ドライビングはこうでなくっちゃ!と、日々走りながらつぶやいています。なので、もう車上緑化計画は止めようと思っていましたが、友人達が許してくれません。『もう、ノーマルな車に乗ることは許されない!』『俺たちが許しても世間がゆるさないだろう!』と。それでも、もう僕は充分に楽しんだのでこれで終わりにしようと考えていました。が、が、今日、何気にデジカメでこれまで撮った写真を見ていて、ある植物に目が止まりました。「あっ!これを車上に植えたら美しいかも!」。「これなら遠目には分からないけど芝生に負けない美しさがあるかも」と。あ~、、、なんで思っちゃんただろう。。。もう充分なはずなのに。。。7月22日の近藤氏の日食ライブに日本各地から来てくれた友人達が「見たかったのにぃ。日食ライブだけではなく車も見たかったのにぃ・・・」と、口々に嘆いていたのを時折思い出すのですが「皆、スマヌ。もう辛いのじゃ!許しておくれ!」と心の中で叫んでいたのです。あぁ~~、またやっちゃいそうで自分が分からない。デジカメ見なきゃよかったぁ。
2009.11.03
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先日、母の「拝み」に同行。 お寺など四箇所を廻り、最後に我が家の最寄り駅がある首里駅近くの拝所に来ました。ここの拝所は初めて。 家と家との間に挟まれた場所にあります。 母が拝んでいる間、僕は車で読書。 んんっ!? やゃゃっ!? 夢中で本を読んでいて気付くのが遅かった。 慌てて、ダッシュボードからデジカメを取り出し、電源を入れそのまま運転席からフロントガラス越しにシャッターを押した。 あぁ・・・でも、絶好のシャッタチャンスを逃しました。 下校中の小学生4人組が皆、座って母の後ろで拝んでいたのです。 4人が横一列になって手を合わせて「うーとーとー」と声に出している。 「うーとーとー」とは、仏壇や神棚に「手を合わせなさい」ということを子供言葉で「うーとーとー、しなさい」と言う。 シャッターチャンスがずれたが、拝んでいる様子は分かるよね? 笑ったぁ。。。 一人の子供は母に「僕、大きくなったら神人(かみんちゅ)になる」と言ったそうな。 母も笑って「そうねぇ!?。その前に一杯ご飯食べて、勉強しなさいよ」と答えたそうだ。 「生活の中に祈りがある」沖縄ならではの光景でしょうかね?可愛いなぁ。四人で「うーとーとー」と口ずさみながら去っていきました。 笑わせてくれて、ありがとね!!
2009.11.01
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