詩 【愛の目覚め・陽だまりの中で・孤独】

【愛の目覚め】


目覚めるといつも手を伸ばす癖
其処に貴方は居るはずもなく
シーツの冷たさに気付く朝

唇が寂しくて指でそっと触れてみる
胸のはなびらも消えてしまって
貴方の温もりをそっと思い出す

時間に追い立てられ
人々に惑わされて
見えなくなっていた愛

情熱なんて消えてるって思ってた
このまま何も目覚める事無く
ゆっくり時が過ぎるって

愛しくて切なくて呼び合う魂と魂
愛する事に罪があるなら
何を怖れる事があるだろう

貴方を守って生きて行きたいから
たとえ全てを失っても
愛と共に生きて行きたいから

この世に生まれた証として
やっとめぐり会えた愛だから
この手に抱きしめて愛しつづけたい


【陽だまりの中で】


ねぇあのねぇ
とっても不思議だね
なにがって?
だって・・・・あなたが横で笑ってる

あたり前さぁ
お前の横は俺の指定席
だからさぁ~
ずーと・・・・傍らで見つめているよ

四季折々の空も
風も景色も同じ
でもね
匂いがとっても新鮮だね

自然の中で
一番大切なもの
知ってるかい?
有りの侭で向き合う事だよ

笑顔一つで
幸せが訪れてくる
小さな二人の
宝物見守って生きて行きたいね



【孤独】


孤独はいったい何時
私の中に入ってくるの?
いつの間にか知らぬ内に
気付いたらその中に
息を潜めて隠れていた

孤独から抜け出すのは
どうしたらいいの?
小さな夢を信じて
動じない強い心と
微笑を忘れない心

誰も傷付けたくないけど
私も傷付きたくないけど
痛みと涙は常に付き纏う

人生の味は
流した涙の味なんだって
何処かの誰かが言ってたっけ

それでも希望は持ち続けていたい
人生の最終章までは
笑顔でいつも歌い続けていたい


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