もこっぺでいきてくんだよ

歩いて入国、メキシコ


ここまでいえば、ワシがどこの都市に行ったのか言ってるのも同然だね。

その日、メキシコの国境の街は警察官射殺、という事件がおきたばっかで、かなりすさまじい雰囲気だったので、初めてのわしはドキドキしていた。

裕福なアメリカとはちがって、物乞いする人の多さ、両手両足をなくし、リヤカーに乗り、紙コップにお金を求める老人。
必死でガムを売りつけてくるこども・・。毎日アメリカで同年代のこども達と接してるワシには強烈に色んな想いがめぐった。

それにしても。。。メキシコ人、日本語おじょうずね~!
いきなり誰かがワシを遠くから呼ぶ。

タナカサーーーン!タナカサーーン!(わし、タナカではありません)

え?日本人、いるのかな?と周りを見渡すがどうみてもわししかいない。
そして、また違うメキシカンの親父が、

まるこ、ちびまるこ、こっちこっち!とわしの肩をたたく。まるこ?!

市場に入り生をマジで感じたほどのかっきっぷり。でも腹を壊すのを恐れて、特に何もたべなかった。
道端で少年が作っていたチュロスを買ったのみ。火通ってるから、平気そう、ってなことで・・。

アメリカからの入国はすっごく簡単。イミグレでスタンプすらおしてくれない。
ほしけりゃ、じぶんでおしな、とハンコがおいてあるブースがある。

だけど、出国はすげーー大変。ドラッグやらなんやらをアメリカに持ち込む人も多いので一人一人、車もチマチマ調べる。


それにしても、ボサノバがよく聞こえてきたし、おっちゃんたちは葉巻をくわえてグウタラしていた。
いいね、そのままでいてくれよ。

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