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辛かった入院生活


旦那にも、一応簡単にメールで連絡してあったけど、入院したことを電話で連絡したら会社を早退して来てくれた。

自慢じゃないけど、私は今まで大きな病気も怪我も無く、病院には殆どお世話になったことのない子だったから、勿論入院なんて初体験。ただでさえ、初めての妊娠&出産でそれなりに不安もあったのに、ここにきて一気に不安のどん底。
先生が説明してくれる。
お腹の張りが定期的にきていて、既に陣痛状態にあること。(なんと10分間隔だったらしい!)
ただ、唯一良かったのが子宮口はしっかり閉じているので早産はまぬかれたけど、危ない状態には変わらないこと。
更に、かなりひどい妊娠中毒症になっていること。(血圧が普段は上が100に行かない人なんだけど、何と170にもなっていた!勿論、尿タンパクもプラス)

「自宅安静でもいいよって言いたいけど、どうせ帰ったら動くでしょ。今はまだ34週目に入ったばかりだし、とにかく今は出来るだけお腹の中にいてもらいたいから、このまま入院して絶対安静に」との事。しかも「様子見て、危なくなったら、すぐに母子センター(すぐ近くにある、大きな専門病院)に搬送するから」と脅される。

初めての入院生活は、かなり辛いことばかりでした。
とにかく、やることは無し!!「安静に!!」が目的だからずーっとベットの上。
何が辛かったって、トイレにも行かせてもらえない事!!たらい桶みたいなヤツ(おかわというのかな?)を、寝たままお尻の下に敷いてベットでオシッコだよ!
流石にウンPは嫌で、先生に頼み込んでウンPの時だけはトイレへ行く許可をもらう。これが唯一、毎日の部屋から脱走できる機会だった。(トイレは共同だったの)
部屋は個室。だから部屋でのトイレも何とかだったけど、その代わりにただ寝るだけ、唯一話が出来るのは、診察してくれる先生、看護婦さんと、夜にお見舞いに来てくれる旦那だけ。
お風呂も一週間に2回あればいいほう。簡単なシャワーだけ。頭を洗えるのは、週に1回、プロの美容師さんが来て洗ってくれる時だけ。
食事の時ですら、「あんまり身体を起こさないように」って、ベットのリクライニングをちょっとあげるだけだから、テーブルの上にご飯を置いてもらっても、何が入っているのかさえ確認出来ない。

もう、本当にストレスが溜まって溜まってしんどかった!!
毎日一人部屋で横になって、一日一回は児心音検査して。何とか今日も無事に終わった・・・っていうだけ。夜中も何度も起きて・・・っていうか、あんまり寝れなかった。勿論産婦人科だから夜中でも出産があると廊下が慌ただしくなるし、夜にトイレ行きたくなっても自分で行けないから、ナースコールで看護婦さんに便器持ってきてもらって。終わったら、またナースコールで「終わりました」って取りに来てもらうんだよ!恥かしいけど、でも仕方が無い。とにかく「お腹の赤ちゃんの為に、ガマン、ガマン・・・」の日々でした。

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