夢…


もう、飽きちゃったの。
現実世界に。
疲れちゃったの。
現実世界に。


もう何も信じられなくなった。
家族も。
友達も。
何もかも。
私は…
何を信じればいいの?


そんなとき、
疲れちゃったから
寝ちゃったの。
良い夢を見た。
大好きな人が
ずっと隣にいてくれる夢。
私を支えてくれる夢。
だけど、
大好きな人が誰だかわからないの。
その前にぱっと目が覚めちゃうの。
起きたときに覚えてるのは、
大好きな人のぬくもりだけ…


夢は私の支えになった。
夢の中の大好きな人は
私の支えになってくれた。


もう何にも頼れなくなった。
家族も。
友達も。
何もかも。
私は…
何に頼ればいいの?


そんなとき、
疲れちゃったから
寝ちゃったの。
良い夢を見た。
大好きな人が
ずっと隣にいてくれる夢。
いつも笑顔で支えてくれる
大好きな人。
誰だか聞こうとすると
目が覚めちゃうの。
だから聞かない。
聞かなくてもいい。
聞かないの。
そうすると目が覚めないから。
ずっと大好きな人と
一緒にいれるから…


覚めちゃ駄目。
このままそっとしておいて。
そのままそのまま…
夢の世界で生きるから…
もう二度と目を覚ましたくないの。
現実世界に戻りたくないの。
このままそっとしておいて。


現実世界の私はお薬を飲んだの。二度と目が覚めないお薬を…


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