育児日記

＊みずな＊出産当日（12月8日）

　　トモの実家の母は手術の為入院していたのでトモは"みずな"を見せるため写真を撮る。
　　トモの実家の父と祖母もお見舞いに来てくれる。
　　産まれたばかりの"みずな"はどうもトモの実家の祖母にそっくりだった。
　　"みずな"も無事に産まれとても幸せな気分だった。

　　しかしまさかあんなことになろうとは！！

　　たぶん消灯時間を過ぎてだと思うがさあ明日から授乳も始まるし今日はゆっくり休むぞ～！！と思った
　　のもつかの間ノックの音がし先生と助産師さんが入ってくる。　
　　どうしたんだろうと？思って先生の言葉を待った。
　　先生の話によると"みずな"が小児科の先生が往診に来ていた時にちょうど吐血をしたらしく今胃を洗
　　っていると言う。
　　お産の時にお腹の中でお母さんの血を飲み込んでしまって後で出て来る時があるがどうもそうではな
　　いみたいだし入院して検査をした方が良いだろうと言う。
　　その言葉でかなりのショックを受けたしなんでうちの子が！！とも思った。
　　しかしゆっくりと考える余裕もなくトモに電話をして先生からの説明をし"みずな"が入院するから保
　　険書を持って来て欲しい事を伝える。
　　トモもかなりショックだったと思う。
　　それからしばらくしトモが病院に到着する。
　　トモが来ると再度先生からの説明がありトモが病院まで一緒に行く事になる。　
　　病院に行く前に助産師さんが部屋に"みずな"を連れてきて抱っこさせてくれる。
　　抱っこしながら涙が出そうになるが検査の結果何事もなく早く退院できますようにと祈り"みずな"を助産
　　師さんに渡す。
　　それから救急車の音がし"みずな"は救急車に乗りトモは自分の車で病院にむかった。
　　それからは気になって気になって眠れなかった。
　　トモからの連絡を待つ間とても長く感じたのを覚えている。
　　しばらくしてトモが病院に来る。
　　一通り検査をしたが特に異常はなくたぶんビタミンＫが少なくて出血する新生児メレナだろうとの事
　　だった。検査に異常が無いのは安心したが新生児メレナというのがどういう病気かその時の私はまだ
　　よく知らなかった為"みずな"の事が心配でたまらなかった。
　　トモも帰りその後も朝まで全く眠れない夜を過ごした。

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