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2010.01.03
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カテゴリ: Essay

あったのかなかったのか、それすらもはや分からないMizumizuの正月休み。

大晦日と元旦はとりあえず仕事はしなかったのだが、ぐったりしていて、何をしていたのか、すでにほとんど記憶すらない。

2日になって多少よみがえり、請求書作成という簡単な事務をこなす。しかし、4日までに納品しなければいけない仕事もポツポツとたまっている。

というか、クライアントの「できれば年内」という希望を、無理言って延ばしてもらったのはこっちなのだ、ははは(←乾いた笑い)。

せめて4日までは新しい仕事は来ないだろうと思っていたら、甘かった。2日の夜にさっそく仕事依頼のメールが。

クリスマス前に来るはずだった仕事で、延び延びになっていたので、もう立ち消えになったかと思いきや、2日に来るとは・・・

って、クライアントはアメリカの企業なのだ。つまり・・・

「オイ、アメ公、テメーらだけとっととクリスマス休暇に入りやがって! こちとら30日ギリギリまで働いてんだよ! 2日に仕事よこすな!」

などとは決して思わず、3日朝から仕事スタート。

ああ、忠犬ハチ公よりエライな、チームMizumizu(←一応企業形態にしてるが、規模は「チーム」の域を出ない)。

この時間になってようやく、新規の仕事も終わりが見えてきているところ。

このニュース

主要百貨店の初売りが2日、始まり、消費不況の中、福袋の人気が目立った。

 日本橋三越本店(東京・中央区)には、昨年より約3割多い約8000人が、行列を作った。女性用のカシミヤセーターやダウンコートが入った1万500円の福袋が人気で、用意した700個は午前中で完売した。

 三越は、「福袋には、価格を上回る価値ある商品を入れた」とお得感を強調する。だが、買い物客の目線はシビアで、「ムダになる商品はいらない」と、中身のサンプルを確認する光景が目立った。

一昔前の「不況」のときには、高級ブランド品は売れていて、「消費の二極化」と言われたものだが、最近は高級品も売れない。

消費者も目が肥え、賢くなり、高級品を所有することで自分のステータスが上がったという夢を見るのではなく、身の丈に合ったものをできるだけ安く入手しようとしている。

それにしても、去年より行列にならぶ人が増え、あの日本橋三越に8000人の行列とは。よく行くデパートだが、それは銀座の三越よりすいているから、というのが大きな理由なのだ。この寒い中、あのレトロチックなデパートに8000人が並んだ光景を想像してまず率直に思ったのは、「あ~、うっかり行かなくてよかった」ということだ。

「並んでまで買いたい」という気持ちは、ほとんど理解できないMizumizu。逆に言えば、それだけ経済的に「まだ」恵まれているのかもしれない。

だが、そんな個人的な話より考えさせられたことがある。このニュースはあまりに鋭く世相を反映しているということだ。

今の世の中、流行っている商売というのはかならず、「値段以上のお得感を提供しているところ」なのだ。

この原則は、店屋のような商売でも、才能を売り物にするフリーランスでも、独立した専門職ですら変わらない。

いいものだからいくら高くても売れるという時代は完全に終わった。今はクライアントが、「払ったお金以上の価値があるモノ(あるいはサービス)を手にした」と思わなければ、商売繁盛にはならないのだ。

そうなると、どうなるか? 当然のところ薄利になる。多売ができればいいが、できない職種も多い。そもそも多売になったら質を保てないから、あとは安売り合戦になってしまう。

クライアントが増えてくれば、それに対応する人手も確保しなければいけない。だから、流行っている店(あるいは忙しく働いている専門的職種)というのは、「仕事は回っているけど、そんなには儲けてない」ということになる。

以前は「他の店、他の人間には提供できない特殊なサービス」を売れる人間は、もっと「気持ちよく」儲けていたはずだ。

多忙な知人に話を聞いても、だいたいみな同じことを言う。「忙しいけど、儲からない」。これは実感だろうと思う。

福袋だってそうだ。提供する側は、「お値段以上の価値」を強調するが、客のほうはシビア。福袋というのは、もともとは売れ残りや在庫の処分が目的。それにさまざまな付加価値をつけることで肥大化してきた恒例ビジネスだ。だが、極論してしまえば、もともとの値付けが価値に見合ってないから売れ残ったのだし、少なくともそういう商品が大半だろうと思う。

放っておいても売れるものを福袋に詰めて安く出したりはしない。もともとの値付けだって、べらぼうに高かったわけではないだろう。売り手はあくまで、「これぐらいなら売れる」と考えて値段をつけるのが普通だ。それが売り手の思惑ほどは、買い手がその価値を評価してくれなかったということなのだ。

この原則はモノだけではなく、人が提供する特殊な技能や才能、専門知識に立脚したサービスにも当てはまる。

提供する側は、「(自分の力量にしたら)かなり安くやっている」と思っても、客側はたいていはそうは思わない。「もっと安ければいいな。でも(サービスの)質が落ちても困るけど」。商売はそのバランスの上に成り立っていて、サービスの売り手が提供するものの価値が、払った値段以上のものだと買い手側が納得すれば仕事は増える。

仕事が増えたからといって、じゃあ報酬も上げようとなると、とたんに仕事の依頼が来なくなるのは、専門職でも飲食店でも、パターンと同じだろう。

専門家になるためには、それなりの技能、あるいは専門知識が必要だが、技能や専門知識を身につけたからといって、それだけでは「売れっ子」にはなれない。

難しい資格を取ったからといって、それだけで将来は保証されない。自分をアピールする営業力、売り込みに成功して仕事が来たら(あるいは職を得たら)、今度はクライアントの信頼を持続させるため(あるいは組織から常に必要な人間だと認めてもらうため)の努力が欠かせない。

ましてや他人とは違う何かを持っていない人間は、それこそ時期が来たら、自分を安売りしても買い手(雇い主)が見つからないという事態に陥ってしまう。

そういう時代だからこそ、より強い翼を持たなければダメだろう。他人にはない自分の強みを見極めて世の中をわたっていく力。基礎的な力を身につけなければ応用も利かないし、そもそも自分の強みを見つけられない。

目覚しい経済発展の中で、日本人はいつのころからか翼を鍛えるための地道な努力を嫌がるようになったように見える。そのかわりに蔓延ったのは、空想的・理想的・楽観的な平和主義や平等主義、手前勝手な権利意識だ。

今の日本人は先人が築いてくれた目に見えない財産を食いつぶして、なんとか世界の金持ち国の一員に留まっている。その中で確実に中産階級の没落が始まっている。忙しい人はますます忙しく、暇な人はいつまでも暇に。貧しい人はどんどん貧しく、安いもの、ちょっとしたお得感のあるものに群がって時間を浪費する。

こうした状況に陥ってから、慌てて「恵まれない人」に、乏しい国庫からいくらかのカネをばら撒いても、何の役にも立たない。「母子加算が復活したら、寿しを食べたい」だの「子供を人並みに旅行に連れて行ってあげたい」だのと愚かなことを言っている母親は、施しをもらってもそれを次世代の教育のために使うという理性がない。単に自分の欲のままに消費して、それで寿し屋と旅行業者が一時的に、ほんのちょっと潤うだけ。

昔の「日本の親」は、こんな態度ではなかったと思うのだが。寿しも旅行も、子供を一人前にしてからでいい話だ。子供がひとかどの人間になれば、育ててくれた親に対して寿しだって旅行だってプレゼントしてくれるだろう。今は我慢しても、将来に堅実な夢を持つ。そうやってかつての日本人は自分の足で階段をのぼっていったのに。






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最終更新日  2010.01.03 23:56:17


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