『一進流珈琲屋』もか店長かくれ部屋PART2

【コーヒー心理学??】



  マスターから聞いた簡単な珈琲心理学をご紹介します。
(申し訳ありませんが、出典は今のところ不明です。。。っていうかマスターの莫大な珈琲関連の本のどこかに掲載されているそうですけど、すぐにその1冊って取り出せないのです。珈琲の本がたくさんありすぎて・・・(>_<))

  1 同じコーヒーを同じカップに注ぎ、黄・緑・赤のラベルを貼った
    缶をそれぞれのカップの近くに置き、何十人かに飲み比べさせ
    たところ・・。
    結果、黄ラベルの近くでは「味がうすい」・緑では「酸味がつ
    よい」赤ラベルでは「美味」と感じる傾向が顕著に見られたそ
    うです。

  2 今度は同じコーヒーを1~5までの数字を大きく書いた5つの
    カップに注ぎ、最もおいしいものをひとつ選ばせると、
    圧倒的に3と5が多かったそうです。
    ちなみに4の結果は最低・・・

  同じコーヒーを鑑定したにも関わらず、そこに歴然とした差がで
  きる。色や数字に対する目に見えない心の動きに左右されるのが
  人間です。

  ましてや、「ブランド」「ネームバリュー」「希少価値」「もっと
  もらしいうんちく」などなど、
  私たちの味覚を迷わせるに十分な材料が豊富にあふれています。

  絵や音楽・文学などと同じように、珈琲もふだんから、情報に惑わさ
  れない【本当の味】を自分の舌で味わう訓練や環境が、大切である
  といえます。

  なお、蛇足ですが味の四原味「甘い・辛い・苦い・すっぱい」のうち
  苦味と酸味は最も気分に支配される味だそうです。

  珈琲にとって酸味と苦味のバランスが生命であることを考えると、
  できるだけゆっくりとくつろいだ雰囲気で珈琲を味わうことがより美
  味しく飲む秘訣であるかもしれません。

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