気楽に考えりゅ【試作型】

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2013年08月02日

夏休みの妄想日記

テーマ：『夏休みの妄想日記大募集』(110)

カテゴリ：写真あり

「おじさん、年収いくら？」

とか相変わらず厳しい質問を
いくつか受けたりもしたけれど、
もう心の準備が出来ていたので
さほど悩まずに世にもテキトーな答えを
混ぜたりしてクリア出来た（笑）。

時に不満そうな表情を見せる子供もいたけれど、
まぁ質問に対して返ってくる言葉が
真実ばかりではないという

改めてロクでもないオトナが存在するのだという事を
再確認する事も出来ただろう。

まぁ言ってて自分で傷ついたりもするけれど（苦笑）。

でも昨日とまるで違うのが

「おはよう！おつかれさん！」

というこちらの言葉に返ってくるのが
子供たちのリアクションだけではなく
いわゆる保護者の方々の

「おはようございますぅ～　お世話になってますぅ～」

とか

「おはようございます～　お疲れ様です～」

「あ、いえ！おはようございます！」

とか

「おはようございます！お疲れ様です！」

と、その度にこちらも改めて挨拶をするのだが、
子供たちのカードにハンコを押す都合上

その状態からお辞儀をして視線を平行にすると
図らずも相手の股間をガン見する体勢になってしまうのだった。

目に飛び込んでくる大胆に露出した太もも。
何となく甘いような良い香りもしてくるが
まさかフェンス脇に咲き誇っている朝顔の香りではないだろう。

（……くっ！僕には人妻萌え属性など無かったはずだが）

そんな少しモヤモヤした気持ちを抱えたまま

「先生ぇ～プール好きぃ？」

「嫌いじゃないよ……」

と答えつつ

（とうとう先生扱いっすか　）

と心の中でツッコミつつハンコを押していると

「じゃあ、後で一緒に行きませんか？」

と突然に言われて顔を上げると
そこには委員長少女ちゃんと
彼女の母上、いや姉上だろうか

名前は覚えてたような気もするが
いつも思い出せない事が多いAK〇卒業生の
何とかさんに似ている女性が立っていた。

（それにしても似ている……あ、いや似せているんだろうな……たぶん）

心の中でそんな急を要しない考えにとらわれていたせいか、
僕の答えは間抜けていた。

「はいぃ？」

「午後から私たち市営プールに行くんですけど、お兄さんも一緒に行かないですか？」

委員長少女ちゃんの答えは誤解しようがないものだった。
このタイミングで鳴きだしたミンミンゼミの声が重なっていたとしても
聞き違いではないはずだ。