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2011.08.04

日銀、為替介入

テーマ：気になったニュース(32001)

カテゴリ：　藻緯羅の放談

　日銀が、ドル買い円売りで、
為替市場に、介入したという。
市場介入の大義名分は、
急激な円高ということらしい。
功を奏したらしく、
このまま、９０円突破（？）。
そうなれば、
介入が乱高下を招いた（？）
と、評価されるかもしれない。

最近の、ドル円の動きは、
トレンドの中に納まっている。
とても、「急激」には見えない。
このタイミングでの介入は、
為替をレンジ内に収めるのが目的？
ならば、為替管理を行ったことに。

ドル円の為替相場のグラフを見れば、
２００７年以来、一直線に動いている。

なぜだろう？
藻緯羅が考えるに、
安定した円需要があったことを示している。

団塊世代の退職金ではないだろうか？

大企業は、
その手当を、欧米資産の売却で行ったに違いない。
一方通行かつ安定的に、ドルやポンドを円に替える。
当然ながら、大きな円高要因が継続することになる。

その頃も、それ以前からも、国家財政は借金漬け。
もし、円預金の引き出しや、国債の売却で、
退職金を賄うと、国債金利の上昇圧力となる。
投資信託を売却すれば、株価低下の要因になる。
　国から、暗に圧力があったのか？
　あるいは、大企業が自発的に？
そのような手段を、避けたに違いない。

だから、
団塊世代の定年退職が完了すれば．．．
ドル円のトレンドは、逆転する？？？

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