Future is mine

Future is mine

夢見心地の夜明け前


激しく燃えた情熱は 急速に色褪せて灰となる

季節がめぐって また春が来ても
あの頃ともう違う景色 旅立ちを誘うように

ただ流れるように 今日が終わる
明日のこともわからずに
涙を流して花が咲くならば
私は夜に濡れるでしょう

叶わない願い 消えゆく影
ざわめく街路樹だけが 私の声を聴いているような
夢見心地の夜明け前

静けさに耽ける夜を 月の剣が切り裂き
どこまでも遠い空 暁に凛とした風が吹く・・・


<コメント>
Molice作品No.122です。
このページの常連、深見琴砂さんの日記のタイトル「涙で花が咲くならば」を基に書かせてもらいました。
詞の内容としては、姫路で通っていた学校が組織改編とかなんとかで我らが学科を廃止することになった頃の心情という感じです。

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