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2024年11月30日

北関東の旅　東海村(その10) 村の歴史と未来

(14)

テーマ：ちいさな旅～お散歩・日帰り・ちょっと１泊(42660)

カテゴリ：北関東の旅

結構、起伏がある動燃通りをさらに西向かって歩きます。

「動燃通り」とはかってあった「動力炉・核燃料開発事業団」(→→→ こちら )という高速増殖炉および新型転換炉の開発を専門とする特殊法人があったことに因む名称なのでしょうね。その動燃は平成10年(1998年)に核燃料サイクル開発機構として改組された後、平成17年(2005年)には日本原子力研究所と統合され、独立行政法人・日本原子力研究開発機構(→→→ こちら )に再編されています。

そして、この建物に到着しました。

「歴史と未来の交流館」(→→→ こちら )という施設です。

この施設は、東海村の歴史や文化の発信拠点,子どもたちの体験や遊びを通した活動拠点として,幅広い世代が交流し郷土愛を育み,賑わいをつくる生涯学習の拠点施設だそうです。
こんな施設ができるのも、村にある原子力産業に関連する交付金やら税収で村が豊かだからこそでしょうね。

これは今の東海駅になる前の駅名であった石神駅から村松虚空蔵尊への参拝客を輸送する計画で建設された村松軌道(→→→ こちら )で使われていた蒸気機関車だそうです。

残念ながらこの村松軌道、大正15年(1926年)に開業し、昭和８年(1933年)に廃業したそうです。廃業の理由は、村松虚空蔵尊の門前まで乗り入れる乗合バスとの競争で負けてしまったということらしいです。
ちなみに、この模型、当時の写真が一枚も残っていないので、国会図書館に残されていた図面から復元したそうです。

他の展示室には、こんな土器も展示されていました。
そんな歴史の展示ばかりで、未来に関する展示はなかったですね。

歴史と未来の交流館から東海駅に戻って来ました。

こちらは駅の西口です。

ということで、今年のMoMo太郎日記は、１月24日の茨城県石岡市から始まって、群馬県桐生市、栃木県宇都宮市、など北関東三県をテーマに各地を旅してきてました。
来年はどのようなテーマにしようか、まだ思案中ですが、やはり関東の各地を巡り歩くことになりそうです。

(東海村を歩いたコース)

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最終更新日 2024年11月30日 00時30分11秒
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