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パク・ヨンハ見っけ!(もも色猫)
●ヨンハの初恋物語
●2005年10/17~21〓韓国ラジオ「グンソクのヤングストリート」で放送の、
パク・ヨンハ、スター劇場「Love is 」
ヨンハの初恋物語。。
↓
↓
第1話「
僕たちは運命ではなかったようだ
」
(ヨンハが語る)
人は懐かしがる。再び戻ってこない過去の幸せだった記憶を…。
(音楽)
もちろん今が幸せではないということではない。
今充分に満足していても、スケジュールを終えた遅い夜には、
温もりのある音楽が流れている独りの時は、戻りたいぐらい幸せだった記憶がよみがえる。
そしてその記憶の中に、いつも一人の女性が僕を待っている。
(音楽)
20歳、初恋の彼女と別れて本当に辛い思いをしました。
どうしてイヤになったのか彼女の言い訳も聞けず彼女と別れ、
傷口が癒えて行く頃、その年、20歳の冬の夜。
(電話のベル音)
ヨンハ「
もしもし
」
女性 「
ヨンハ、元気だった?
」
ヨンハ「
誰?
」
女性 「
ちょうど半年ぶりよね、私たち。
」
ヨンハ「
私たち?
」
女性 「
あなたに会いたくて電話したの。よりを戻したいの、私を受け入れてくれる?
」
ヨンハ「
君は、今、放送でもやっているのか?
」
彼女 「
えっ?
」
ヨンハ「
君が今、隠しカメラで撮影しているのではないかと。夜明け3時に何なんだ?
」
彼女 「
あなたがいつでも戻って来いと…。戻ってきたら受け入れてくれると…。そのこと忘れたの?
」
ヨンハ「
いや、その時に君は返事したかい?僕が待てば戻ると返事したかい?
」
彼女 「
後悔している。本当に私は後悔していて…。
」
ヨンハ「
君は今、後悔してる? 僕はずっと後悔した。君は別れたことを後悔する? 僕は君と出逢ったことを後悔した。
」
彼女 「
ヨンハ…。
」
ヨンハ「
ユンジョン(Yoonjeong)、もうそれ位にしよう。
」
(電話を切る音)
別れて始めの1ヶ月は…、再び戻ってきてくれるだけで…。
2ヶ月からは…、戻ってこなくていいから一度だけ顔が見れたら声だけでも聞ければ…。
そのように毎晩、切々と祈りました。しかし別れて100日が過ぎました。
こんなに僕を辛くさせるとても辛い恋は、これ以上の恋はないというのを…。
再び彼女から連絡が来た時、僕はもうこの恋から離れていました。
多分、僕たちに運命はなかったようです。
■■■■■■■■■■■■■■■
第2話「
正直に言うと一目惚れです
」
(ヨンハが語る)
演劇映画科に入学して初めて演劇をした日。
今もその日を忘れる事ができません。
(音楽)
人生で初めて主演を引き受けました。
男性主人公ロミオ。そして女性主人公ジュリエット。
同じ科の友達のキム・ユンジョン(Kim Yoonjeong)です。
特別な感情もなく過ごしていた同じ科のクラスメートの彼女が、
私の初恋の人になるとは、その時は本当に気づきませんでした。
(音楽)
先輩 「さあさあ、配役が決まったから早く練習しよう」
ヨンハ「
あの、あの先輩。他のシーンから練習したらどうですか?
」
先輩 「どうして?」
ヨンハ「
初の練習からキスシーンは、ちょっと無理です。
」
先輩 「やあ、お前は何言ってるんだ。ユンジョンも黙っているのに。
それに僕たちは遊びか?演劇科ならばお前はプロだ。
プロならプロらしくしろ。さあ続けるぞ。スタンバイ、アクション!!」
(演劇セリフ)
ユンジョン「
巡礼者さま、これは祈りをささげる為の唇です。
」
ヨンハ「
それでは聖女が手にするキスを唇にして下さい。信仰が絶望に変わってはいけないから。
」
ユンジョン「
たとえ祈りを聞き入れてくださっても、私の心は動かないです。
」
ヨンハ「
それでは動かずに、私の唇に祈りを受けて下さい。
」
先輩 「カット!おい、ユンジョン。本当にキスしてどうする。誰が本当にしろと言った?」
ユンジョン「
さっき先輩がプロらしくしなさいと言ったから。これは遊びでもなく、それで、本当にすればリアリティが出せますか?
」
ヨンハ「
君は、それでは演劇が終わる時まで、そんなに入り込んで、君は最後の所で本当に毒薬も飲む気か?
」
そのように言った瞬間、彼女と目が合いました。
分かりやすく言うと、堂々とした眼差しで、幼い頃持って遊んでいた水晶玉を思い出します。
黒く清く澄んだ驚くほど透明な目。そんな彼女の瞳に映った僕が見えます。
ドキドキ恥ずかしいように見えます。
20歳のパク・ヨンハ。
正直に言うとその日、彼女の真剣なパワーに好きになりました。
■■■■■■■■■■■■■■■
第3話「
サンカラッチではなくて、カップルリングです
」
(ヨンハが語る)
告白をしないといけないが、あぁ、そうしないといけないが、
いつ、どこで、どのようにすればいいのか分かりません。
(音楽)
ちょっと早いですが、カップルリングまで買ったんです。
告白する時、どんな素敵な美しい言葉より丸い指輪の方が僕の気持ちを表せるはずです。
そんなある日、演劇用小道具を借りる為に、梨花女大演劇サークルに行く用事ができました。
ジュリエットのユンジョンと2人で。
(音楽)
ユンジョン「
カワイイ女の子がたくさん通う学校に来たから嬉しい?
」
ヨンハ「
ん?何?
」
ユンジョン「
ほら、嬉しいくせに。顔が赤くなったわよ。
」
ヨンハ「
いや、今、登って来たから、息切れそう、あぁ息が切れる。
」
ユンジョン「
あら、俳優は肺活量がとても大事なのに、こんな事で息切れするの?運動していないの?
」
ヨンハ「
僕たち、少し時間があるから、少し座っていこう。あぁ、早く来いよ。
」
ユンジョン「
本当に息切れしたのね。
」
本当は機会を狙っていたのです。
梨花女大キャンパス校庭で、告白する決心をしました。
彼女へカップルリングを差し出しました。
ヨンハ「
なぁ、ユンジョン、これ受け取って。
」
ユンジョン「
何?サンカラッチよね。
」
ヨンハ「
指輪?
」
ユンジョン「
今頃、誰がサンカラッチに喜ぶの?あなたは私の好みを知らないの?
」
ヨンハ「
ユンジョン、これはカップルリングだよ。君はよく分からなかったようだね。
」
ユンジョン「
カップルリング?なぜ私にくれるの?
」
ヨンハ「
僕と会ってくれるか?
」
ユンジョン「
うん、会ってるじゃない。月曜から金曜までいつもいつも会って演劇練習をしてるじゃない。どうしたの?
」
分かっててそう言うのか。本当に分かっていなくてそう言うのか。
ユンジョンのそっけない返事に胸が詰まりました。
省略して言ったその言葉を、ユンジョンは本当に分からなかったのでしょうか。
ユンジョン、僕と会おう。他に誰もいなく、君と僕と2人っきりで会おう。
だから僕が言いたいのは「僕と付き合おう」の意味なのに。
補足説明。。
【サンカラッチ】
韓国で古くから婚約指輪として使われる指輪。
しかし最近は、韓国の若者の間で「
友情のあかし
」としてプレゼントする。
映画「シュリ」の女優キム・ユンジンと藤原紀香が
以前、日韓親善大使に選ばれた時、
友情のあかしにサンカラッチのペアの指輪を、
キム・ユンジンさんが藤原紀香さんにプレゼントしたことあり。
【カップルリング】
韓国の若者の間で流行しているペアの指輪。
「
恋人のあかし
」としてプレゼントする。
ヨンハさんがあげたのはこちらの指輪です。
友情ではなく恋人としての意味だったのですよね。
■■■■■■■■■■■■■■■
第4話「
昨日までは友達、今日からは恋人
」
(ヨンハが語る)
告白してから翌日の演劇練習。
(音楽)
あぁ、全く演劇に集中できません。
僕が何度もNGを出すから、イライラの先輩たち、後輩たち、ユンジョンまで。
皆に申し訳なくて、心苦しい気持ちです。
しばらく風に当たろうと外に出ました。
(音楽)
ユンジョン「
今日は本当にどうしたの?何かあったの?
」
ヨンハ「
あぁ、ごめん。
」
ユンジョン「
ヨンハ、もしかして私が原因だったら…
」
ヨンハ「
あぁ、心配しないで、そうじゃないよ。
」
(雨の音)
ユンジョン「
あ、雨、雨が降ってきた。
」
急に降ってきた夕立に驚き、ユンジョンの手を握って僕の車まで走る。
いつの間にかユンジョンと2人っきりで車の中にいます。
ヨンハ「
あぁ、急に雨が…。音楽でも聴く?
」
ユンジョン「
うん。
」
ヨンハ「
うん、そう。何を聴く?歌謡とかポップスとかクラシックとかあるけど…。
」
ユンジョン「
あなたが好きな曲を聴きたい。
」
ヨンハ「
僕…僕?
」
ユンジョン「
うん、彼氏がどんな音楽が好きなのか聴いてみたい。
」
ヨンハ「
あぁ、ちょっと、何だって?ユンジョン、何と言った?
」
ユンジョン「
私と趣味が同じだったら私たちは運命で、ではなければ…。あぁ、そんなに苦しく抱きしめて、どうしたの?
」
ヨンハ「
いいや、とても嬉しいから。あっ、もう少し、もう少しだけそのままでいて…。
」
ユンジョン「
子供みたいね。本当に子供みたい、あなたって。
」
雨音が聞こえる僕の車の中で、そんな感じにユンジョンの返事を聞きました。
僕がユンジョンの彼氏だから、それでユンジョンは僕の彼女。そうですよね。
今日から僕たちは付き合うことになったのです。
■■■■■■■■■■■■■■■
最終話「
言い訳けでもしてくれ、頼むから
」
(ヨンハが語る)
弘益大学前プロリス。今は無い…でも、僕の記憶に残るその場所。
(音楽)
ユンジョンと付き合ってから4年が過ぎたでしょうか。
学校でとても変なウワサを聞きました。
ユンジョンが学校の先輩と付き合っていると…。
しかし僕は恋人のユンジョンを絶対信じます。
弘益大前のプロリスでユンジョンに話をしました。
(音楽)
ヨンハ「
はぁ、僕はとても変なウワサを聞いた。君とソギ(suk)先輩と付き合っているって。
あぁ僕の開いた口がふさがらないぐらいあきれて…、やあ、ユンジョン、気分が悪いの?なぜ黙っているの?
今の僕の話で気分を害した?あぁ気分悪くした僕が謝るよ。君が本当にそうだということではなくてウワサが…。
」
ユンジョン「
ウワサではなくて本当のことなの。
」
ヨンハ「
ユンジョン、何だって?
」
ユンジョン「
ヨンハ、ごめんね。
」
「ごめんね」とユンジョンがそう言った後にまた何か言ったのか、
それとも、僕が泣いてしまったのか記憶していません。
僕が憶えているのは、ただひとつ。
「そうか。いつでもまた戻って来てくれ。君がまた僕の所に戻って来てくれるまで君だけを待ってるから。」
まさにこの言葉。僕の最後のユンジョンへの言葉です。
(音楽)
やあ、キム・ユンジョン。
半年ほど過ぎてから、君がまた電話しただろ?
その時、後悔しているからもう一度やり直したいと言った時、
僕が君と会う気持ちはないと言ったのは、それは嘘だったんだ。
僕は、本当はもう一度やり直したいと思ったが、もちろんそう思ったが、
だけど、とてもカッコ悪いし、また純粋でないように聞こえるかもしれないが、
もう今は、恋愛というものは、ほどほどにしたいと思う。
とても深くはまって、僕を苦しませ辛くする恋は、もう終わりにしたい。
それぐらい深く愛し苦しかった経験は一度で充分なんだ。
これから再びそんな事をする自信ないよ。そう、そうだった、その時は…。
「
元気で、さようなら、20歳の僕の初恋。
」
■■■■■■■■■■■■■■■
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