モモちゃんち

モモちゃんち

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この間、民家の軒先で、クロネコが昼寝をしていた。
手足を うんとのばして、うんさくさそうな目で私の方を見た。
私が近づいても、動く気配もない。
そういう時のネコは なんとなく人をバカにしているように見える。
だから、私はいつも笑ってしまう。
(まぁ、ヒトってバカかもね…。 ネコから見ても、そうみえる?)
なんて、聞きたくなってしまう。
バカにされてるように見えるのは、私の心の写し鏡…。。。
ただそれだけ。 わかってるから、だから、なおさら笑える。。。

妙にニヤニヤした通りすがりの女は、やっぱり…。
バカだよな。。。 ネコから見ても、ヒトから見ても…。



クロネコは、ただ昼寝(人間観察?)してただけだった。
ただ。 その家には、ツバメの巣があったらしく、
親鳥が上空を旋回していた。
よく見ると、ツバメは時々、スッと直滑降してきては、
クロネコの横腹を、ツンとつついては、また飛び上がる。
命懸けで 巣と子供達を守ろうとしている。
クロネコは 怒るでもなく、ウザそうに鳥を見上げている。。。

ただ歩く女と、寝てるネコ、空飛ぶツバメ。

違うルールの中で共に生きてる者同士、1つの場所で ばったり遭遇した。
なんだか、あったかい気持ちになった。

ここは、食物連鎖のまっただ中。
たとえ、ヒトが「町」と呼ぶこの場所も。

だけど。この日だまりには、1つの不可侵条約がある。
私にネコの昼寝を邪魔する気がないように、
ネコもツバメを襲う気はないのだ。
そして、ツバメもネコが(そこをどいてさえくれれば)
どこに住んでたってかまわないわけで……。

私には、日だまりが1つの輪になって見えた。



お互い、違う種族の者が(必要があって)寄り添って、
そうやっていって、この町ができたんだなぁ。って思った。

そうなんだ。。 ツバメもヒトもネコも、この町も
 自然すらも…、この地球の、ほんの1部にすぎないんだね。。。


ツバメちゃん2親子でつばめちゃん1
親子写真(手前の、少し茶色の子が子供)

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