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仕事上のトラブルは心に来ますね。へこみます。体の症状にも出てきて、金曜日は、めまい様の発作で体調を崩しました。仕事のトラブルは人任せでしたが何とか解決し、2日間の休みを終えて、明日からまた職場復帰です。切り替えまでに長引くかなと思ったんですが、何とか2日で切り替えができました。
2008年06月22日
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夜、7時半を過ぎてもあたりは明るかった。着実に夏至に近付いている証拠か。今宵は月もきれいだ。沁みる月だ。 最近、ちょっと疲弊気味だったけど、夜、しっかり眠ることで、幾分楽になった。眠る前にはいつも月の明るさを感じていた。しかし、こうして月を見上げたのは、ずいぶん久しぶりのような気がします。
2008年06月16日
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弱いなあと思う。昨日の診察結果を引きずって、切り替えができないままでいる。生まれてこなければよかった。ずっと、そう考え続けている。 原因不明です、はいそうですか、と受容できるほど簡単ではない。治療法がない病気も今の医学ではまだあるのです、とも言われたが、俺も医学・獣医学を学ぶものとしてそれは十分に知っている。知っているのと割り切れるのは、しかし違う。知っていても割り切れるものではない。眼の病気に立ち向かえるほど、強いグリップの心など持っていない。 俺が生きる意味はなに?俺は何を伝えたいと思っているんだろう?受容することは負けだという認識を変えない限り、同じことを考えるだろう。負けたくねえけど、負けてしまいそうだ。負けを認めたらいいのかもしれない。俺は負けたんだ。自分にも、運命にも。
2008年06月13日
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今日は朝から大学病院に行ってきた。時間は10時予約だが呼ばれたのは11時。予約の意味なしだな。前回やった眼振やめまいの検査の結果がようやく聞ける日だ。 結果は、今回の回転性のものも、先天性眼振であろうということ。これに、血圧の変動で、内耳の平衡機能に障害が起き、眼振の症状がひどくなったのではないかと推測されるとのこと。先天性眼振は止められないのか?というちょっときつめの質問に、研修医は教授にも診てもらいましょうってことで、かわす。11時10分くらいに診察が終わって、12時半にまた来てくれと言われたので、飯を食うことに。 12時半になったが呼ばれず。12時40分に呼ばれる。遅い!待たせすぎ。約束した時間なら守れ。 一通り説明を受けた後、4月からかかっていて、今頃、検査の結果が出て、既知の事実である先天性眼振の話をされても、到底、納得できるものではない。日常生活で困ってんだ!という話を語気を強めて言った。先天性眼振は原因も不明で、どうにもならないことを知っていながら、あえて、原因を探ってくれと言ってみた。眼振が起こっているときのfMRIとかやれるでしょ?と聞いてみたが、この大学病院にはないという。(脳研にあるじゃん!と思いつつ) 俺がどれだけこの症状で悩まされ、苦しんできたかを話すと、そのWという医者は受容していくしかないという。受容して、前向きに考えていくしかないという。 原因もわかりません、治療もわかりませんで、どうやって前向きにその事実に向き合えんだ?あんたできるか?と切り返す。受容をサポートしていくのは精神科医の仕事だとも言った。 この目のせいで、いろんなものを諦めたり、失ってきた。受容することはあきらめることに似ている。受容することとあきらめることはどこが違うんだ?俺には違いがわからない。
2008年06月12日
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俺は7年付き合って、お互いの病気を理由にしてお別れした人がいる。とても優しい人で、俺はこの人をずっと守ろうと思っていた。臨床の現場でお互いが疲弊し、俺は心を病み、彼女は体を蝕まれた。 俺は職場の火災で、彼女からもらった犬のぬいぐるみを焼失した。くたくたした脱力系のぬいぐるみで、トゲトゲした職場にあって、癒される存在だった。火事が元職員の放火だったこと、思い出のぬいぐるみが焼けて無残な姿になったことを伝えると、「思い出はまた作ったらいい」と話してくれた。思い出はまた作ったらいい。絶望に近い喪失感から抜け出すのに時間はかからなかった。また、はじめようって思えた。事実、またはじめることができた。 お互い体調が悪いことは薄々知っていた。それでも、二人で打開できると信じていたが、彼女は臨床の現場をやめた。ほどなくして、彼女から恋愛関係を解消したいと申し出があった。おりしも、俺が甲府に就職が決まったときだった。新たなスタートで、不安だったが、ずっと応援していて欲しかった。だけど、かなわなかった。俺も彼女にさよならをした。辛い選択だった。 彼女が去った後の、甲府での新生活は最悪だった。5月くらいで体調を崩し、うつが再燃した。この世の終わりも見たようなどん底の生活だった。食欲も起こらず、痩せて行くからだ、外界から遮断したこころ、どんぞこの生活のとき、母親から手紙がきた。便せん一枚に「負けるな」と書いてあった。見て涙がこぼれてきた。俺は何やってるんだろう?このままでいいのか? 結局、長い期間休職ののち、パート扱いで働くことになった。視野が狭かったので、大した技術も身に付かずに終わったが、俺はひとつだけ、誰にも負けない知識があった。それが、放射線だったり、鍼治療やリハビリテーションだった。 そして、甲府でそのヒントをもらって、新潟に帰ってきた。3年ほど静養し、今の動物病院で仕事をさせてもらうようになった。臨床の現場に戻りたいと、精神科の先生に伝えた。精神科の先生は、俺の話をずっと聞いてくれた。「必ず戻れますから治療をしていきましょう」とも言ってくれた。今はやっとの思いで臨床の現場に立ち、鍼治療をさせてもらっている。 鍼の勉強をもっとしよう。漢方薬の勉強をもっとしよう。 「誰もやらないことをやれ」 と、父親には言われている。俺がコンピュータに詳しいのは、父親の言葉があってのことだ。 「お前が大きくなるころ、一家に一台はパソコンが普及する。職場にもパソコンが導入されるだろう。コンピュータの技術は何の職についてもいいので身につけろ」 実際、俺の部屋には、サーバを含めて合計5台のパソコンが稼働している。職場にもパソコンがあり、調子が悪ければ見ている。 俺の岐路には、かならず温かい言葉や励まし、応援の言葉があった。辛い時はどれだけ救われたか。もしも、俺の勉強が進み、臨床心理士の資格を得たら、勇気の言葉をかけてあげたり、悲しみを払しょくできるような言葉をかけてあげられる人になりたい。
2008年06月08日
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獣医師免許をもらって、早くも8年目。でも、獣医師としてはそれほど成長している感じがしないのは、途中、病気で3年ほど体調を崩してブランクがあるから。今はやり直しで、1年目ってところ。 獣医師になった春を過ぎ、ひと夏を越えたころ、今、飼っている猫の茶太郎君に出会った。まだ、小さくて、弱弱しくて、病院の裏の段ボールの中に捨てられていた子でした。その子も、早くも8歳になろうとしています。家では飼うことに反対されたが、いざ飼ってみると、両親が一番かわいがっているかも知れません。 私が病気でひどかった時も、あきもせず、縁側で並んで夕陽を見たりしていました。夏の終わりにはひぐらしの声を聞きながら過ごしました。やわらかい温かさは、病気でふさいでいた私に大切なものを思い出させてくれ、今のようにもう一度、獣医さんをやろう!と思えるようになりました。へこむことも多い仕事ですが、なんとか持ちこたえている感じです。 まだ、本来のやさしい、思いやることのできる自分には戻れていませんが、いつか戻れると信じていようと思います。 猫が教えてくれたことは、やわらかな、ぬくもりの大切さ。僕はどれだけ、猫に返してあげられるだろうか。
2008年06月06日
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最近、眼球振盪しかも、回転性のやつに悩まされている。今日は早起きして大学病院へ9時までにいかないといけない。家から大学病院まではバイクで1時間25分ほど。なかなかの旅になるが、職場までは1時間なので、そんなに遠いと感じない。信濃川を渡って、白山神社の前を通って、大学病院へ行く。 着いたのは8時45分。間に合った。そこから4Fの耳鼻咽喉科(淫行ではないし、陰睾でもない)外来へ行く。名前を呼ばれ、薄暗い部屋へ案内され、コートを脱いでください、荷物を置いてください・・・どっかで読んだことのあるこの雰囲気。「注文の多い料理店!」なんていうのを思い出しながら。 まず、最初の検査は床にテープが「+」に貼ってあって、この上に足を揃えて立つというもの。眼を閉じたまま、その場で足ふみ。自分では同じ位置に立っているつもりでも、結果は右斜め前へ。いやな予感がする。前庭系!? そのあと、歯医者さんのユニットみたいな椅子に座らされ、暗い所で眼を使って光を追う検査。その他いろんなのが続くが、究極は耳の中に水を入れて眼球振盪を誘発するやつ。これはやばい。通常なら体温±7度くらいなので、30度と44度のお水なんだけど、検査技師さんが二人話し合った結果、なんと、4度の冷水注入となった。初体験!この間、目の周りには電極がついてんですが、眼球振盪が起こって、筋電図がチョー触れる。地震計みたいだ。OVRというやつだが、耳の中に水を入れると、眼球振盪起こりますから、わんこの耳にイヤーローションとか大量に入れると眼球振盪起こるから、よい子はマネしないでね。 そのあとは、寝たときの血圧と立った時の血圧を測定し、重心動揺の検査をして終了。お会計が終わったのが12時半だった。なんと、こんな検査に3時間!恐るべし。検査技師さん大変だなと思いました。 3時間もこの検査技師さんと密室で一緒にいると、なんとなく世間話もすることになる。俺が変に検査とか、医学用語に詳しいのを不審に思ったこの検査技師さんが、お仕事はなないされてんですかー?と聞いてきた。獣医さんですという話をしたところ、数年前、家のコーギーが、動物病院で注射をうたれたあと、謎の死を遂げたとのこと。謎の注射ですな。 で、今日の午前中はたっぷりと検査で終わる。6月12日、めまい外来再診!はたして、俺の眼球振盪は中枢性か!?はたまた、末梢性か!?
2008年05月27日
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俺がうつでひどかった時の話だ。うつがひどくて、甲府から夜逃げのような(あくまでもね)感じで帰ってきた俺は、お笑い番組やドラマを受け付けない状態となっていた。毎日、見るのはニュースだけ。その日の事件や事故も、俺が代わってやれたらいいのにと思いつつみていた記憶がある。 そんな精神状態の中で、唯一見ることができたお笑い系の番組があった。爆笑問題のバク天ってやつだ。この番組からHGとか出たわけだが、この番組は面白かった。クスっと笑えるくらいにはなった。 この番組で進行をサポートしていたのが、川田亜子アナウンサーで、最初の印象は、かわいい人だな!って感じ。声は落ち着いていながら、はしゃぐときははしゃぐ、すんごい素直な人だなという印象を受けた。俺の笑顔は(親しみをこめてあえて、こう呼ぶ→)亜子さんのおかげで 取り戻せたようなものだ。亜子さんのブログがあることも知って、時々読んでいた。 それからドラマも、やっと、江口洋介さんが出てた「救命病棟」が見れるようになった。確か、地・震災と医療がテーマだった。この番組で流れていた「何度でも」というドリカムの歌もよかった。このドラマでは、たくさんの人がドラマの中で亡くなったり、けがをしたり、大切な人を失っている情景を映し出していた。死にたいと願った俺が、生きようと思った時だった。 人が生きることの理由は何か?俺は中学生の時から、それを自分に問い続けていた。命の近くにいれば、俺は何かをつかむことができるのではないか、そう思って、医療の職についた。 もしも、亜子さんが、俺に「人はなぜ生きているの?生まれてきたの?」と聞いてきたら、俺は迷わず答えると思う。人は目的をもって生まれてきていて、その目的は一人一人違っていて、亜子さんにもその目的があるのだと。ただ、すべての人に共通して言えることは、生まれてきて学んだことや経験したことを自分以外の人に伝えるために生まれてきているのだと。短い命を終える子供もいるだろう。そんな子供たちも、短い一生の中で受けた優しさや愛情にこたえる表情をしたり、言葉を投げかける。これも、伝えることのひとつだ。伝えるのは言葉だけとは限らない。 俺と同じように苦悩し、生きている意味を見失い、自分で命を断とうと考える人もいるだろう。でもね、その前に一つだけ考えてみてほしい。こころから来る芸術でもいいし、音楽だっていい、表現の方法はなんだってかまわない。自分以外の人に、学んだことや感じたことを伝えきったかい?伝えきってないなら、それはまだ生きる意味があるということ。役目は終わっていない。 俺は手を握るように、人にぬくもりを伝えたい。それが本当に手を握って伝えることだったりもするだろうし、言葉かもしれない。俺が学んだ医学や獣医学を通じて伝えるかもしれない。もしかしたら、音楽かもしれない。 俺も死にたいと願う気持ちはいつもどこかに隠れている。特に病気になったときや、それが悪化したとき、そう願う傾向にある。しかし、その辛いことに耐えてなお、伝えたいことがあるから俺は生きているんだと思う。まだまだ、自分の弱さに負けるわけにはいかねえぜ。 でも、正直、亜子さんの死はショックだった。ブログであんなにサインを出していたのに。俺は最低でも、自分の周りにいる人を、自分の力で守れるようでありたい。そんなわけで、俺の病気に対する勉強はまだまだ続く!
2008年05月27日
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女子バレーのオリンピック最終予選が連日放映されています。今日は最終日で、セルビアと1位を決める戦い。北京オリンピックでどこまでやれるかを占う一戦でもある。 選手たちも、一生懸命ですごくいいのだが、その選手たちを激励する柳本監督がめちゃくちゃいい。負けているときは必ず、前向きな言葉で選手の心を動かす。世の中って、うまくいかないことのほうが断然多い気がする。良いときばかりではない。劣勢のときにいかに前向きに、あきらめずにいけるか。このあたりが、起死回生のポイントなのだと感じる。 「さあ、やり直そ!」 「ここからここからやでー」 「いけるいける」 何気ない言葉が、どれだけ選手を前向きにするだろう。女子バレー、選手も熱いけど、柳本監督も熱い。ガッツポーズがたまらない! 残念ながら、セルビアに2-3とフルセットの末に逆転で負けてしまったが、よくがんばった。 オリンピックまであと2ヶ月くらいですが、怪我をしないでベストのメンバーで臨んでほしいものです。がんばれ、日本!
2008年05月25日
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久しぶりに自身のブログを更新しようと入った18日の日曜日、友人の死を知らせるメッセージが入っていた。ずっと、忙しくて、ブログを更新できずにいた。俺の生まれた街で仕事をしていた彼は、消化器系のがんで若くして亡くなってしまったそうだ。診療放射線技師になるための学校で、彼と出会った。医療技術短大時代は、俺が最も楽しかったと思える時代だった。そんな中で、彼と同じグループで遊んだり、語ったりしていた。 俺はそのあと、診療放射線技師として仕事をし、思うところがあって、獣医になった。獣医になっても、あのころを忘れたことはない。あのころ会った友人たちは、かけがえのないものだ。 彼が自動販売機で飲み物を買おうとしたとき、いたずらで別のものを俺が押していたずらしたこともあった。鮮明に覚えている。彼は臨床実習のときの発表で、放射線治療を支える理論としてのLQモデルについて調べていた。当時の俺には、彼が発表したモデルが理解できなかったが、獣医の大学に行って、やっとその意味をつかんだ。彼は俺の先を歩いているようだった。そんな彼がまさか、俺より先に亡くなってしまうなんて。 彼の死を知り、改めて病気というものが、人の夢や希望をぶち壊すことを認識した。俺は診療放射線技師として、獣医師として、あきらめずに、あせらずに、病気と向き合おうと思う。時々、弱音を吐くかもしれないけど、病気と向き合おうと思う。ご冥福をお祈りいたします。光と愛を持って、変えるべき場所へ。 俺は君を忘れません。
2008年05月22日
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最近、ずっと誰かに監視されていたり、誰かに告げ口をされたりといった被害妄想があり、ちょっと息苦しかった。そんな被害妄想が、夢として表出。で、起きたら4時。確かに、昨日は眠剤を飲む時間が早かったが、こんなに早く起きるとは。誰かにおいつめられている感じから逃れたくて、夢から覚めた感じです。ずっと、監視され続けるのはきつい。また、寝ると同じような夢を見そうで、こわいな。 安部恭弘さんの曲、「彼の消息」という歌が思い出され、聴く。この歌は普通に暮らしていたサラリーマンが、いつの乗る満員電車に乗らず、ガランとした電車に乗って、息を消した話が歌になっている。俺も消えてなくなれたらいいと思う。でも、そんなこともできずに、また耐えて、生きるんだろうね。
2008年04月20日
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今日は早起きして、大学病院の眼科を受診した。近所の総合病院の眼科では手に負えないようなので、こうなったわけだ。新患扱いなので、待たされるのは覚悟したが、さすがに13時になろうとする時間になるとなんかイライラしてくる。10時くらいから来てるから3時間待ちだ。 で、診察をしてくれた先生は俺の眼を診て、確かに回転性眼振があると言った。だから、俺は最初から回転性眼振だって申告しただろうに。俺の今日、受診した目的は、その回転性球振の原因が何かを知るために検査をしてほしい、回転性眼振の症状を抑えてほしい、ということをちゃんと言ったではないか。診察をしているより、CTの予約(CTも4月24日予約)をしたり、造影剤使うことの同意書をとったり、暗い部屋のスリットランプの前で別にやんなくてもいい作業に追われる。で、ちゃんと診たの?しかも、CTはすぐ撮れないわ、読影に1週間かかるわとなんだそりゃ領域に入るトホホぶり。外注するわけじゃないんだから、すぐ読んですぐ返せ。ほんじゃ、CTだけ近所の総合病院でやってフィルム持ってきて、君が読影するってのはどうだ?と提案したところ、大学病院のCTのほうが精度がいいのでここでとったほうがいいとのこと精度よくても、待ちが10日もあるようじゃ、緊急の時どうすんだ? おまけに、眼振は耳鼻科領域の病気もあるから、耳鼻科を受診するといいなんて言ってくる。そんなもんわかっている。だから、神経眼科行くか、耳鼻科いくか、悩んで、近所の総合病院の眼科に行ったんじゃないか。で、その総合病院は大学の神経眼科を奨めたんだろ。 耳鼻科に診てもらう必要があるなら、だらだらと3時間も待っている間に耳鼻科の新患予約できんだろうが!要領が悪い。で、今日の俺の主訴や問題点に対して、特に回転性眼振をなんとかしろという点についてはお茶を濁し、無処置。3時間も待ってこれか!とキレ加減で話す。 主観情報を拾って、客観情報を得ている途中なので、今日はつらいでしょうが、原因もはっきりしませんので処置をしないでおくことにしますとかっていう説明もない。同じ医療人として、わからないでもないが、説明が足りなすぎる。どこまで求めているか、きちんと最初に告げているのだから、それにはしっかり応えるべきだと思う。 はあ、俺も外から見ると、こんな説明不足の獣医さんなんだろうか?自分はもっとSOAPに沿って診察を進めているつもりだが・・・。まあ、人のふり見て、わがふり直せってことで。 それにしても、回転性眼振、中枢性だったら嫌だな。はあ。
2008年04月15日
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週4回、1日約9時間の拘束時間。だいぶペースに慣れてきたとはいえ、翌朝はほぼダウン状態。毎日、仕事に行くのはまだ無理そうな雰囲気さえする。とりあえず、臨床の現場で頑張れるのが半ば奇跡に近い。しかし、今日も疲れたな。でも、眠れないんだよね。
2008年04月14日
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ピアノの音色が好き。最近、弾いてみたい衝動にかられ、ピアノ教室に通うことになった。子供のころから苦手なものがいくつかあって、そのうちのひとつが水泳で、これは大人になってから克服した。次いで音楽。音楽は聴くのは好きだが、自分で弾いてみたい!と思ったことはあっても、行動に移せなかった。まったくの素人が1年間の練習でどの程度弾けるようになるかわからないけど、やるからには丁寧な演奏をしたい。 鬱だと、なかなか意欲がわかなかったりするわけだけど、やろうかなっていう気分になっている。
2008年04月13日
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おはようございます。昨日は月の明かりがとても明るくて、仕事の帰り道、とっても助かりました。ありがたく感じます。これからまた少しずつ欠けていくのですね。満ちては欠け、欠けては満ちる月、人の心のようです。
2008年03月23日
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仕事が終わって、駅までの道、てくてく歩いていて、ふと振り返ると月が見えます。爪の先のような月ですね。少しずつ満ちていく一瞬一瞬を楽しみながら、過ごしたいと思います。3月も半ばになろうとしています。雪で閉ざされた心や凍りついて縛られた体が解き放たれる感じがします。 まだ、寒いけど、海が見たい。夜の海。満ちていく月、満ちていく潮を体で感じたい。月が満ちるように、こころも満ち足りていけばいいのに。
2008年03月12日
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思えば2003年の2月中頃、体調を崩して新潟に戻ってきてから早くも5年が経過してしまいました。この間に、週1回からはじめて、動物病院で臨床の勉強をさせてもらって、それから体も少しずつ復調し、週2回、週3回、現在は週4回までですが、仕事に戻ることができました。 復調と仕事への復帰は、院長をはじめとして、動物病院のスタッフのみんなに支えられてできたことで、とても感謝しています。 表情の豊かな自分にはまだまだ戻れていませんが、少しずつでも、笑顔でいられるようにいたいと思います。今年は中国にも行き、東洋医学の真髄にも触れてきたので、こういった面でも皆様が一緒に過ごしている動物たちの役に立てるように、技術とともに知識も増やしていきたいと思っています。 イージス艦が民間の漁船と衝突したり、安全と思われていた食物に毒物が混入されてたり、必ずしも科学のすべてが、手のぬくもりや愛情には変わっていない実情ですが、そんな時代だからだこそ、医療・獣医療も含めた科学のすべてを手のぬくもりや愛情に変容させていく理想の姿であれるように、意識して仕事をしたいと思います。
2008年02月22日
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「検査をしないと単価は伸びませんよ」的なお話を昨日、院長がしていたが、確かに看護師さんがたくさん増えて、経営というものを考えていかないといけないのは理解できる。今の院長はそういうのにそんなに縁がないように思っていたのだが、最近は動物本位というよりも、経営に走りつつあるような気がしていて、昨日はそれが言動として如実に表れた感じを受けた。 こんなことがやりたい、こんなことを実現したいというヴィジョンが見えないまま、経営という話をされても、末端のスタッフはピンと来ないだろうし、むしろ、そういう院長と反目するようになるだろう。 院長は夜間診療をしたいというヴィジョンを持っている。これは、動物を飼っている人への社会的な貢献としては重要なことだ。しかしだ、人間の医療機関でさえ、夜間の診療はおろか、科によっては日常診療ができない状態まで人的に追い込まれているろところもある。そういう現実が、いずれ動物病院にもやってくるだろう。それよりも日常診療に対して問題点を解決していくことこそ、今の飼い主さんや動物を安心させるために必要なんじゃないかと思うんです。待ち時間対策もそう。スタッフが有機的に動くという面では、まだまだですが、その意志は感じる。 俺の医療の原点は、「杏林伝説」に出てくるお医者さんだが、そんな理想論も言ってられない。 飼い主さんの懐具合を見ながら、必要と思われる検査をどんどん進めていく。はたして、俺にそんなことができるか?経営のことはざまり考えずに必要なことをやれるようにできたらいいね。
2008年02月11日
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月曜日はいつもの勤務先より少し遠い場所で勤務する。冬は雪が降るので原付ででかけるには辛いため、電車通勤をしている。外は異常に寒いのだが、電車の中は異常に暑い。こんあに気温差があると、体温調節がしにくい。外の気温に合わせて厚着をしているので、電車内に入ると、汗ばむ。あと、急激な温度変化で気持ち悪くなることもある。これが薬のせいなのか、はきそうな感じの消化器症状だ。早く、外気温との差が少なくなる季節になってほしい。
2008年01月10日
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医学部でもそうなんですが、獣医学部でも、病理学というものを学びます。病理学は病気そのものの発生原因はもとより、病気の変化の過程(腫瘍で例えると浸潤の度合いや転移の有無など)などを学びます。それを学ぶ前に、解剖学や組織学といって、正常な臓器・組織の状態がどんなであるかを学んで、病理学でそれとの差異を学びます。 病気ってどうして起こるのか?すごく疑問に思っていた私は、この科目に魅せられるまでにはそんなに時間はかかりませんでした。 私は放射線の学校で1度、獣医学部で続いて1度、病理学を学びました。放射線の学校では特に病理学の実習はなかったんですが、病理解剖をすることがあったので、それを見学さえてもらったことがあります。死因がなんであるかを検索するための解剖です。 こういう大事な科目を学んで、医師や獣医師は仕事に就くんですが、仕事に就いてからも、この病理学という分野にはすごく助けられます。 どこかにできた腫瘍、それが悪性なのか、良性なのか、その腫瘍はどの程度のステージ(病気の時期と書いて、病期といいます)なのか、知る必要があるときがあります。それが病理組織学的な診断です。これには病理学を専攻した医師や獣医師が携わります。いわゆる病理医といわれる人たちです。病理学のより高度な専門的な知識を持ちつつ、臨床についても精通している病理医が求められます。 先日、腫瘍だったらいやだなと思いつつ、病理医に病理組織学的診断を委ねた子の結果がFAXされてきました。悪性の腫瘍ではないことがわかりほっとしています。よかった。とてもうれしいです。 実は、もうちょっと眼がよかったら、病理を専攻してもいいなと思っていました。たくさん標本を見て、病理医と専門的な話ができるくらいの臨床医でありたいと思います。
2008年01月09日
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雨模様。でも、温かい雨なのか、積った雪をみるみる溶かす。春に近づく雨なのか。温かい春が待ち遠しい。今年はバイクで遠くに行ってみたい。暖かくなったら実行だ。
2008年01月08日
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今年1月に3年間もらっていた障害厚生年金の現況届を出さないといけない。この現況届の書類を出すのに、社会保険庁から書類が届いたのが先月の月末。提出期限は今月の月末。しかも、今月はお正月休み、そして私用だが中国・北京への旅行を控えている。放送大学大学院の単位認定試験もある。けっこう忙しい時期である。医療機関を受診するのが、月の中頃なので、正直わずか2週間しかない。しかも、この2週間のうち4日は中国にいるので第4週目くらいで全部の手続きを終えないといけない。 だから、もっと早く書類を送付してくれといったのに、悠長にやっているからこんなことになるんだよ。運転免許ですら2か月の猶予があるだろうに、なぜ、年金の現況届はこうなんだ?
2008年01月07日
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最近、休みの日である火曜日、木曜日、日曜日は眠って過ごすことが多くなった。昼寝をすると、夜の睡眠の質に影響するといわれているが、実に眠い。こんなことでは週5日勤務なんて無理に等しい。今のスケジュールで行くと、出勤は木曜日か日曜日だ。火曜日は医療機関を受診する日なので、隔週で入ることになり、迷惑がかかるので避けたい。 もしも、木曜日に入るとすると、月、水、木、金、土となってしまい、週4連続勤務になる。日曜日に出たとしても、金、土、日、月となり、無理が生じる。きついですな。週5の道は遠いね。
2008年01月06日
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実は一昨日の1月3日は私、私の誕生日でした。けっこう忘れられる日が誕生日なので、毎年、正月気分の中で過ぎ去って行くんですよね。しかし、今年は動物病院の皆様?院長?からプレゼントをいただきました。 しかも、以前に目覚まし時計がない!というお話をしていて、明日あたり買いに行こうと思っていたら、プレゼントの中身は不思議なスタンドの時計が入っているではありませんか。アラームって書いてあるので目覚まし機能つきですよね。ありがとうございます。あと、マグカップが入っていました。最近、コーヒーをよく飲むのでうれしいです。 プレゼントって、そのもの自体もうれしいですが、これをどんな感じで、どんな私を思い浮かべながら選んでくれたんだろうと考えると、なんだかうれしいですね。 スポーツ選手や芸能人の人など人をそのプレーや歌、演技で喜ばせてあげられる人も、こうしてもらう側を思ってプレゼントを選んでくれる人もそうですが、人を喜ばせることができるってすごいことだと思います。 目覚まし時計とマグカップ、使わせていただきます。
2008年01月05日
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明日は雨か?雪か?20時過ぎの駅のホームで、ぽつんと繋がりもなく佇む自分がとても悲しく見えた。目の表面がすごく乾燥していた反動かもしれないが、涙が少し出る。 大好きな音楽で気を紛らわせる。時々、こういう気分になるときがある。頓服を持っていてよかった。 駅のホームの黄色い線の内側に立っていても、線路のところに吸い寄せられそうな気分になる。頭を振ってみる。 自分が乗る電車がホームに滑り込んできた。線路は見えなくなる。少し落ち着いた瞬間だ。 診察は15日だったな。今の自分はクロールで息継ぎが苦手な人が、向こうのヘリまで必死で泳ぐ様に似てる。診察まであと何日?10日以上あるな。大丈夫かな。 今日は少し緊張した。初日だったからかな。今日は少し早く眠ろう。
2008年01月04日
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1月3日は誕生日。家族に祝ってもらいました。うつになってからは通算5回目。はやくも5年目を迎えます。いつ、修復するともわからないこころを引きずりながら、それでも前へ向かおうという気持ちはなくしていません。年賀状をたくさんもらいましたが、そのどれにもうれしい近況報告や私への応援メッセージがありました。うれしかったです。 4日からは仕事がはじまります。穏やかな気持ちで、新たな気持ちでまたがんばろうと思います。今年も動物への鍼治療やリハビリの勉強、神経に作用する薬に関する文献を読んで、動物のこころの病にも迫ろうと思います。
2008年01月03日
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年末年始と新潟の冬らしいお天気で、街は白い雪で覆われました。除雪車が通った後の道をゆっくりと缶のミルクティーを片手に、公園のほうへ歩きました。冷たい空気、雪のにおい、とても新鮮に感じます。 冬生まれのせいか、暑い夏よりも、寒い冬のほうが好きです。長袖を着ていて、汗をっかないくらいの気候が好きです。真白に染まった街を見ながら、今度はあの高台までのぼってみよう、この街が一望できる場所へ。
2008年01月02日
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新年あけましておめでとうございます今年もよろしくお願いします 2003年にうつ病を発症し、今年で5年目。長い闘いになってしまった。もう、元に戻るのは無理なのかと思いつつ、あきらめずに、状態を維持するために病院へかよっています。先が全然見えませんが、手探りでも前へ進む!そんな気持ちで今年は過ごします。 今月の下旬に、北京へ行き、動物の鍼医療の本場をみてきます。中国大陸へ初上陸します。みんなも目標にむかって、負けずに進もう!
2008年01月01日
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日テレNEWS24ってみたことないんだけど、谷村有美さんという私のすきなアーティストが、松浦亜弥さんに書いた「笑顔」という曲について知りたかったので探してみた。 笑顔になれない悲しい時に思い出して欲しいことは、いきてさえいれば何かが生まれるってこと。そんなメッセージがこめられています。傷ついても傷つけることはしない。そんな覚悟で悲しい現実を乗り越え、未来を切り開いていこう。 私が勤めている職場には、いい笑顔を持った人たちがいて、動物に対してきちんと向き合い、日々診療をしたり、診療をたすけたりしてくれる。酸素療法が必要とされる慢性腎不全で貧血のある猫の酸素マスクに「がんばれ」と書いてあるテープを貼ったり、ちいさいなことだけど、一緒に闘病している飼い主さんにどれだけの勇気を与えるか計り知れない。私はそんなスタッフのいる動物病院ではたらけることをうれしく思います。 急な分院開業とか、いろいろあったけど、私はそういう笑顔のある場所で働くことができて、今年もよかったなと思いました。そんな笑顔が私にその笑顔を守りたいと思えるきっかけをくれ、慈しみの心を呼び醒ましてくれたわけです。まだ、私自身の笑顔は充分に取り戻せていないけど、慈しみの心があれば、きっと、取り戻せると信じています。 来年も、人を守り、動物のいのちを守り、心を診て、勇気のことばをかけてあげられる人でありたいと思います。
2007年12月27日
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満月は過ぎましたが、優しく温かそうな月が見えました。今年最後のまんまるな月かもしれません。1月、2月・・・こうして月を見上げ、今年も12月。時間がたつのは早いものだと思いました。今年もうつが軽快したという状態にはならなかったが、週4回だけの仕事もだいぶがんばれるようになった。もう少し薬を減らしても、生活できるようになれたらいいなあと思う。人を想うやさしい気持ちも少しずつ出てきたし、なんかあともうちょっとな気もするけど、なかなか抜け出せないね。 でも、思いどおりにいかない自分の体と心を知ったがゆえに、それを探求したいという気持ちも生まれてきた。どうしてなんだろうって思うようになった。探究心がある限り、俺は学び続けるんだろう。 宮沢賢治の雨ニモ負ケズの中のような人に私もなりたいと思ったことがある。うつで悲しみを知った分、病気と付き合う方法やこころ傷ついた人と話すときの態度とか、自然と身に付いた。自分がしてほしいことをきっと望んでいると思えるようになった。自分がしてほしいことを相手にしてあげたい。 来年も満月を毎月見られるように、一生懸命、精一杯生きようと思う。生きて、学んだことや覚えたことを自分以外の人に伝えたいと思う。やさしい月に誓いたい。
2007年12月26日
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うつになってから、甘えがすんごい出て、自分が中心になる傾向にある。人の身になって考えろ!と小学生のときから言われているのに、うつになってから守るべきものは自分で、自己防衛に走っているのがとてもよくわかるし、それは自分の意に反している。 獣医師という仕事は人の話を聞く立場にある。聞いたことを分析し、診察を進めていく。もしかしたら、こちらが提案した治療法は経済的な点や手間の点から飼い主さんができないことなのかもしれないというような推論、配慮ができないままでいる。人の身になって考えるって、なんて難しいことなんだろう。小学生のときの俺って、もっと優しかったよな。今よりは慈しみの心を知っていた気がします。どこでなくしたんだろう。
2007年12月25日
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点滴をしてから少しはイライラが収まった気がします。動物病院の院長が言うように「キレてもしょうがないですよ」という言葉が非常に身にしみますね。確かに、仕事中にキレててもしかたないことなんですよね。 もうちょっと、人を許せるようになれたらいいなと思います。私自身だって、許してもらっていることがいっぱいあるはずだし、そういうところをもうちょっとよく見て、感謝して。信じる、待つ、許すは、「愛」なんだ!
2007年12月12日
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糖尿病、腎機能障害、肝機能障害で入院中のネコ、タマちゃん。グルコース測定とレントゲン撮影をしなければならない。むかついいたのは、レントゲン撮影での出来事。カセッテというフィルムを入れておく撮影用の道具がある。通常、ふたが閉まっていればフィルムが中に入っているというサインだ。俺が取り出したカセッテはふたが閉まっている。当然、フィルムが入っていると思って、普通に撮影する。しかし、現像ボックスに入れてフィルムを取り出そうとしたら、あるはずのフィルムがない。どううことだ!? 看護師の一人が、「分院ではフィルムを入れておかないことにしている」とか言う。分院でしばらく働いているが、そんなことは一度も聞いていない。それなら、カセッテのふたをあけておけ。 カセッテは本来、増感紙がコートいてあり、自然光に当たると劣化するので、ふたを閉めて保存するのが基本である。蓋を閉めるってことは=フィルムを充てんしておくってこと。撮影した後で、入ってませんでしたってありえねえだろ。むかつく。そんなわけでイライラ気味のため、明日は点滴決定だな。 しかし、なんでもっと寛容にいけないんだろう。
2007年12月10日
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うつが酷い状態から比べると、今は幾分ましだ。それは、週に4回程度だが仕事をすることができるからだ。動物の状態を飼い主さんから聞いて、そこから診察や検査をして、推論を立てるまでにはまだけっこう時間はかかるけど、時間はかかるなりに症状や問題点にターゲットを絞った治療方針が思い浮かぶようになった。これがもっと早く「つながる」ともうちょっと診察のスピードアップができるんだろうけど、なかなかうまくいかない。あわてるよりも、丁寧に診るスタイルを貫いたほうがいいや!と開きなおれるようにもなった。分院にいるときは、このペースでいいや、と。 本院にいるときは、少しペースアップをしないといけない。その分、負担はかかるけど、こういうテンポの切り替えも大事なことなんだと思う。 丁寧に診よう! 支えになろう!
2007年12月07日
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数日前、三日月が見えた空も、雲に閉ざされたまま、大粒の雨がこころに沁みるように降っている。新潟は雪の季節に突入しようとしている。雪の季節に見る月が、実はとても楽しみだ。冴えた月と雪が降るほどに凛と張りつめた空気がたまらなく好きだ。迷った時は、月の出た空を見上げて、自分の位置を確認する。俺はここにいる。今ここにいる。後戻りしたような3年間、いや4年間で俺は何を学んだんだろう。 幸せを破綻させる「病気」というもの、幼いころから対峙していこうと覚悟していた「病気」を、動物を通して見ている。動物の病気を診ていると、人のかかわりが見えてくる。生きているっていうことはつながっているっていうことなんだと感じる。 でも、俺はこのまま獣医でいいんだろうか?俺が小動物の臨床の場にいていいんだろうか?そんなふうに迷うことの連続。自分の目の前に広がる暗闇を切り裂いてしまいたい。その向こうにあるものをこの手で触れてみたい。そう思う一方で、どこか踏みだすことを拒んでいる。やっと、再構築したこの心がまた壊れてしまうのではないか。その不安はずっと付きまとう。 一緒に働いているスタッフのみんなのことが好きだし、一緒に働いていてうれしいことを共有できるってすばらしいことだ。でも、俺はこうやって深く、深く、人の関係を築いていくと、距離感がつかめなくなる。 チカヅキスギルナ! どこかでそういう声が聞こえる。近づきすぎたか?近づけば、いつか来るお別れのときに、つらくなるだけ。その距離が近いほど、さよならが辛い。
2007年11月21日
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うーん、これはセロトニン症候群じゃないのか!ってな感じで、なんとなくめまいとか頭痛とか、下痢、手の震え、目の調節機能がおかしいなど諸症状が襲う。これ、うつの症状じゃなくてさ、薬の副作用だよね。最近、全開で仕事ができているけど、これって薬で作られた元気なんだよなと思うとなんかせつなくなります。 リスパダールが1.0mLから1.5mLへ増量。これは幻聴らしきものへの対処です。特に何かさせられてる体験とかはなく、頭の中で何かがリズムを取っています。被害妄想もなんかありますね。分院で患者さん来ないのは俺のせいだ・・・とか。音楽は、浅倉大介さんの作品を聴き過ぎなんでしょうか?これを幻聴というのか!? あと、指が震えます。特に細かい作業をしているときや緊張する場面で多い。これは危険ですな。あとは目の調節機能。焦点がうまく合いません。もともと眼は良いほうではないけど、焦点が合わないし、なんか眼振か?と思えるような見え方をする。しかも、バイクに乗っているとき。そんなときは、バイクを停止し、目のマッサージなんかしちゃってます。 減った薬はジェイゾロフト。SSRIです。これが目の調節機能に悪影響を出している可能性が強そう。眠り薬はそのまま。はあ、まともな精神になりたい。体でも鍛えますかね。
2007年11月20日
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寒い!寒すぎる!スクーターで約30分の道のりをこの寒空の中、行くのか!ちょっと気合いが必要だな。仕事に行くとほぼ10時間から11時間勤務になってるので、かなり厳しい。週に4回とは言え、週の労働時間が40時間を超える。普通に週5で働いてるのと同じような感覚だ。あまり働きすぎないようにお医者さんから言われているので、頑張るのもほどほどにしないとまた、前の倒れ加減の生活に戻ってしまう。これは避けたいよね。
2007年11月20日
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雷が鳴って、雨が降って、ひどい天候ですな。やや、うつな感じがあるので、予防的にというか薬を服用しました。最近、なんかイライラしてるしなあ。憂鬱な感じは、イライラしたり、焦ったりしたところで決して変化するものではないし、むしろ、笑顔によって変革される。素直な心やまっすぐな愛情とかそういうものが鬱陶しい闇を切り裂く。 明日は分院での業務。この物憂げな感じを引きずるわけにはいかないので、朝までには気分を変えないといけない。少し早起きをして、いつもは通らない道を行こうかな。自分を取り巻く物憂げな空気や気配や影を全部切り取ってしまいたい。それも全部自分自身だと認められるようにはなれない気がするんだ。
2007年11月11日
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真っ白で神々しい白い猫が、金曜日に動物病院へ運ばれてきた。私は分院にいたので、直接その子を診ることはなかった。胸骨骨折、たぶん、どこから落ちたのだろう。胸を強打したのだと思われる。もう、呼吸も厳しい状態だったそうだ。 その猫が土曜日、息を引きとった。せつないさよならだった。俺が選んだ、この獣医という仕事はこういうさよならの連続だったりする。時には苦しかったり、辛かったりすることもある。 土曜日の夕方、飼い主さんが猫を迎えにきた。俺は別の部屋で、別の子を診察していたので、直接この飼い主さんに会うことはなかった。けれど、胸打つ言葉が聞こえてきた。 もっと、一緒にいたかったのに・・・ そう思ってもらえる猫は幸せかもしれません。そう思ってもらえる子を運んできてくれてありがとう。もっと一緒にいてほしいから、俺達獣医さんや動物病院のスタッフがいるのだ。
2007年11月11日
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こんばんは。昨日は夕方から職場のPCのネットワーク障害があって、修復するのに午前様になってしましました。肩も腰も痛くてひどい状態で、今日のお昼頃には鍼治療に出かけてきました。施術は約1時間なんですが、鍼あり、お灸あり、マッサージありで健康保険が効きます。先週はちょっと無理をしたので、自分へのご褒美みたいなもんですな。日曜日も鍼治療を予約してきました。日曜日はついでに近所の温泉にでも行こうかな。鍼治療が終わって、温泉にいくなんて、すんごい贅沢な気がしますな。
2007年11月08日
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5日は給料日だった。先月はかなりがんばったと思われるので、お給料も前よりは多いはずだ。でも、あまり稼ぎたくはない。勤務時間が長くなると疲労して、また、前の調子が悪かった状態に戻ってしまうんじゃないかという不安が常に過(よぎ)る。 お給料は予想したより多かった。あれれ、こんなに働いたかなと思ったら、手紙が入っていた。「長時間働くことになって大変ですが、がんばっていてうれしい」的なことが書いてあり、たくさん臨床経験を積んでください、という趣旨の内容が小さな便箋に書いてあった。時給も少しだけアップしていた。4月にも時給が上がっているので、今年2回目のアップだ。最近、忙しくて、あまりスタッフのことをみていないよなーと思っていたが、みてくれてたんだなとちょっとうれしくなった。 俺のような精神不安定な人間を雇い入れてくれているだけでも、かなり貴重な経営者と言える。できることはどんどんサポートして、動物病院という職場自体を楽しく、楽しくしていきたいですね。そういう雰囲気作りも、俺の務めかなと。
2007年11月05日
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昨日、前歯の差し歯がはずれたため、朝一番で歯医者さんの予約のため、歯医者さんに電話をした。予約は来週ですねというお話になったので、おいおい、前歯だぞ!と思い、なんとか今日に入れてもらった。11時までに入ってくださいってことだが、今日は精神科の診察があるので、かなり厳しい。精神科は9時半から10時の予約だが、診察は10時15分になってもはじまらず。精神科を10時半に出ないと、歯医者さんに間に合わない。もう、イライライライラして診察を待った。 時間にルーズなのが一番いらいらするんですよね。許せないんです。これも症状のひとつなんですよね。時間に寛容になれたら、焦燥感も少しは減るかなと。でも、許せないものは許せない。皆さんはゆるせないこと、許せないもの、許せない行為ってありますか?
2007年10月30日
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分院でのしごとは月曜日と金曜日です。分院では子犬、子猫をみることが多いので、聴診器を新生児用や小児科用に変えないといけないなと思いつつ、後回しにしてしまった。今月はちょっとまにあいそういないので、聴診器を持ち歩くことになるけど、来月になったら小児科用か新生児用を購入しようかなと思っている。小さい異常も見落とさない!そんな姿勢で。
2007年10月28日
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獣医師という仕事をしていて、たぶんこんなに大きな変革の波に巻き込まれたのは久しぶりな気がします。目の悪い奴は臨床なんかやめろ!といわれてから約7年、俺は一度は臨床を離れた。いろんな経験をして、うつも悪化して、生きていることの辛さを感じた。絶とうかとも思ったが、俺は生きることが好きだし、生きていることをサポートするのが俺の仕事だ。簡単に負けるわけにはいかない。 今の動物病院はとても居心地が良い。全力でがんばろうっていう気分にさせてくれる同僚もいて、動きやすい。分院ができてマンパワー不足は否めないが、俺なりにできることをやろうではないか。
2007年10月18日
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仕事には週4回行っています。週1からあじめたリハビリですが、やっとここまで来ましたが、ここまでが限界かなと思えることがよくあります。イライラしていたり、疲弊していたりしています。気分的には、幸いなことに院長以下スタッフの皆さんが気遣ってくださるため、いい感じで仕事させてもらっています。うれしい限りであると同時に、申し訳ないなあという気持ちでどんよりすることもあります。もっと、人を頼ったり、人に甘えられたらいいのかもしれませんが、なかなかできないんですよね。自分で抱え込んじゃったりして。 10月の後半からは分院が開設されるので、そっちのほうの仕事もしなければなりません。新しい環境での仕事は少し負担になるような気がしていますが、一緒に働くスタッフのみんなと力を合わせて乗り切っていきたいと思います。 まあ、でも、体が資本なので、無理をしないようにしないと、また同じことの繰り返しなので気をつけたいところです。今日も、悪心がひどくて夕飯が食べられませんでした。無理しないようにという気持ちとがんばらなければ!という気持ちがせめぎあっている、そんな気分です。
2007年10月13日
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先週から週4日で勤務しています。今日はたまたまお休みですが、毎週月曜、水曜、金曜、土曜としごとに行きます。今日は16日の日曜日に出勤するかわりに代休をもらっています。忙しいとなんとなくイライラしてしまうし、疲れているといらいらするのがわかってきたので、頓服を飲みながらのしごとです。4日はちょっと負担ですね。勤務時間も長くなるしね。体と相談しながら、しごとをなんとか続けていければと思っています。
2007年09月14日
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こんなにだるくて、来週から1日増やして仕事できるのか?すんごい不安に襲われる。こんなにだるくて、来週仕事いけるんだろうか。やっぱ、2日連続の勤務になる金曜、土曜はちょっと切ない感じがするな。慣れるまで大変かもしれないが、なんとかやらないとどうしようもない。 仕事に復帰するところから、行く日を1日、2日、3日と伸ばしてきたが、ついに4日だ。週4だと必ず連続勤務になる。大丈夫かな?
2007年08月31日
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うわー、為末だめでしたね、残念。期待してたんですが。水泳は世界に肩を並べるくらいなのに、陸上界では世界の壁は厚いですね。しかも、みんなおしいところまでで、入賞を逃したり、メダルを逃したりしているので、あと、一歩!あと、一歩なんですけどね。
2007年08月25日
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人はそれを『決心』という。迷いに迷った末、考えたこと。僕は極端に人と深くかかわることを恐れ、どこか離れた視点でものを見聞きしていた。一緒に仕事をさせてもらっているスタッフともあまり深くかかわらないようにしていた。たぶん、今のこころの状態の僕では、お別れの辛さに耐えきれないからだ。 でも、僕は僕とかかわるすべての人が、あたたかい何かを感じてくれたら、忘れかけている何かを取り戻してもらえたらいいなあと思っている。 伝えかたがへたくそで、多少、厳しい物言いになってしまうかもしれない。そこら辺はすんごい不器用だ。ただ、伝えたいことをきちんと伝えて、僕がどんな考えで動物と、そして、病気と、こころに接していこうとしているのか、理解して欲しいと思った。一人の獣医師として、人として、どんな姿勢で対峙していくのかを知ってほしいと思った。しかし、それは人との深いつながりなしにはできないことである。 人に伝えたい。僕が覚えたことや学んだことや感じたこと全部を伝えたい。そう思えるようになった。病んで床に伏したあのときから比べると、僕は大きく前へ進んだ気がする。 人と深くかかわることは、お別れのときに大きな悲しみを受容し、また、前を向いて立ち上がる勇気と覚悟が必要だ。人とかかわりながら、僕は僕自身を見つめなおそう。 この答えが週4日の勤務であり、前向きな気持ちの表明である。傷つきながら、悲しみをこえて、僕たちは大人になる。 All Over,Starting Over
2007年08月24日
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週3回の仕事に行って久しい。戦力になっているかどうかは別にして、我ながら早起きもして、お弁当もつめて頑張ってはいます。適当に脱力しながらも、やるときはやるという姿勢です。時々、異様に高揚しているときがあって、これはなんとか抑制しなくちゃと思う。気分の変動はまだ大きい。さて、こんな状態であと1日追加できるのか。 しかし、週3と週4は大きく違う。何が違うかというと、週3の場合は2日連続の休みがあるのだが、週4になると違ってくる。理由はこうだ。今、勤めている動物病院は、木曜日が休診、日曜日の午後が休診だ。 現在はこうなっている。○が勤務日、Xは休診またはお休みの日だ。 月火水木金土日 ○×○××○× 火曜日は隔週でこころのお医者さんへ行っているので、出れたり、出れなかったりするので1日追加する候補の曜日としてはだめだ。木曜日は休診、出るとしたら、金曜日という選択になる。 月火水木金土日 ○×○×○○× 連続する2日の休みが無くなるが、これが現実的な選択になるだろう。体力というか、集中力という点ではちょっと不安だ。こえが何より不安だ。集中力を維持できるか、常にミスをするんじゃないか、病院やスタッフに迷惑をかけるんじゃないか、という不安感と戦えるか、課題は山積みだ。答えを出すのは、あと2週間先。行ける!という自信を持って行きたいが、どうなんだ?
2007年08月16日
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