産婦人科医の生活

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前置胎盤

<前置胎盤>
●疾患
胎盤の一部または大部分が子宮の下部に位置し、子宮口をふさいだり、子宮口に近かったりするものをいいます。内子宮口にかかる程度により全前置胎盤、部分前置胎盤、辺縁前置胎盤の3つに分類されます。

●症状
典型的なものは、 腹痛がないのに出血を起こす というものです。出血の量は時として多量となり、その場合は緊急帝王切開が行われます。

●診断
妊娠21~22週以降、経膣超音波検査によって診断します。

●治療、管理
分娩前:出血を認める症例は、全例入院管理を原則とし、安静管理のもと、子宮収縮抑制薬を投与します。出血を認めない症例については外来管理が可能ですが、妊娠30週以降は管理、出血予防のため、原則的に入院管理とする施設が多いと思われます。
分娩:子宮の出口が胎盤でふさがれているため、 帝王切開の絶対適応 です。手術時は出血が多くなることが予想されるため、輸血の準備をして行われます。


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