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May 9, 2009
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カテゴリ: システムトレード
システムトレードをやっていると(広く言うとトレード全般でも)、



その売買ルールでの過去の成績は?というときに、
勝率(勝つ確率)、期待値(期待できる1トレードの平均勝ち額)、
などなどの多くのファクターが確率的な考え方で
成り立っています。


以前、「トータルで見ること」で書いたことと同じですが、
百発百中、100%毎回勝てる売買ルールは存在しませんし、
毎回毎回必ず負ける売買ルールも存在しません。



その、1%~99%の確率の中で、よりよい確率を持つ
投資行動を常に行なっていく、、そして小さくてもよいので
勝ちを積み上げる、、というのが投資行動なのであって、

確率50%の賭けに、全資金を一度に(あるいは1銘柄に)
投入し、2倍や3倍に(結果的に)増えたから、といって
「ほら、俺はスゴイやろう」というのは、単なる
ギャンブルであり、投機に過ぎない、、と思います。


 (ですから、そのようなことを言う人は、僕の周りには
  多いわけですが、まったく心に響きません。最近は特に、、
  逆に、そんなことを続けていたらいつか破産しますよ、
  という感じで受け止めています。



横道にそれてしまいました。元にもどします。
"確率と大数の法則"でした。


生命保険は何故ビジネスとして成り立つのか?というと、
保険数理士(アクチュアリー)という人がいて、
「何歳の人があと何年平均して生きるのか?」や


 (こういうのは国や自治体が行なっている、「生命表」と
  いう調査・統計を見ればすぐにわかります。
  僕も前職で、国勢調査を元にコンピューターで「生命表」
  を計算し、作る、という解析業務(プログラム作成)を
  やっていたことがあります)


損しない程度に、保険料と保険金のバランスを計算し、
それを、ただ一人に適用するのでなくて、
数十万人とか、数百万人に適用します。


母数が大きくなると、モノゴトは確率に
収斂していきますから(母数を大きくとると、
確率どおりにモノゴトが収斂していくことを
「大数の法則」といいます)、

結局、集めた保険料と、死亡した人(や家族)に
再配布する保険金の総額とは、最初に保険数理士が
計算したとおりにバランスし、保険会社はめでたく
ビジネスが成立する、というわけです。


たまに、損害保険会社が、ちょっと考えられないような
大災害のために、その保険の引き受け金を払い切れずに
倒産する場合があります。

これは何故起こるかというと、小口の契約を多く、、
ではなくて、一つがでかすぎる大口の契約を
結ぶからなのです。

つまり、生起確率がたとえ0.1%であっても、
ゼロではないものに対して、大金を掛けると、
こういうことが起こるわけですね。



対象のサンプル数が小さいとき、確率は確率どおり機能しない、
ということです。

年間200安打を量産し続けるイチローであっても、
年間ならしてみれば、ヒットを打つ確率は高いわけですが、
次の1打席に限定したとき、そこでヒットを打つかどうかは、
神のみぞ知る、というわけです。


つまり、投機行動において、一極集中、あるいは一銘柄への
集中投資、少ないトレード機会、という戦略は、確率どおりに
事態が推移しない、危険なギャンブルになる可能性がある、
ということがいえると思います。


でも、このことは、1つ1つの勝負の「確率を高めること」と
しばしばトレードオフ(相反する関係)になるので、
「集中投資がよい」「分散投資すべきだ」ということで
綱引きが起こるのです(と理解しています。)


集中投資を勧める人は、1つ1つのトレードの成功確率を
高めることを言っています。(しかし、これはあくまで
裁量トレードにおいてのことになると思います)

分散投資を勧める人は、トレード全体の成功確率を
確率どおりにリターンを得ることを言っています。
(あるいは、それがたとえ低い確率であっても、
何か起こったときに"破産しない"運用を言っています)


システムトレードでは、両方を追い求めます。

(分散投資をして、本来得られたはずの確率どおりの
結果を得つつ、分散した中で、最大の勝つ確率を
理詰めと検証で追い求めていく。)





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Last updated  May 9, 2009 07:52:02 AM
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