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September 26, 2009
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カテゴリ: システムトレード
どうもここのところ、システムトレードの調子が良くない。

この「良くない」というのが、このシステムでは日常茶飯事
のレベルなのか、そうでないのか?ということがわかりたい。

毎年夏場に弱い、というような傾向があるのかもしれないし、
これくらいの負けは通常あるものなのか、それとも今年だけ
異常に負けてる(=バックテストでは通用するが実運用では
通用しない、というような疑いも含む)んじゃないか?と
いったようなこと。

そこで、バックテスト結果から月別に成績を集計してみた。


過去20年の平均で見て、概して成績が振るわないようだ。
(微妙な違いでなく明らかに悪い。
 なんでかはわかりませんが・・夏場はこの売買ルールでは
 不向きな相場の動きをする、ということか?
 その仕組みはアノマリーなのか、例えば、夏場は商いに
 方向性がないことが多いとか、夏場は日経は弱いことが多い
 とかそういったことが何かあるのかもしれない)


できれば、この集計、もっと早く気付いて6月くらいに
やっていれば、7月~9月はこの戦略の運用をストップする、
とか対策できたかもしれないのだが、、まあ、後の祭り。。


ということで、運用してみたい戦略が出来たときは

評価しておくと、意外によいのかもしれない。
(例えば最近フォワードテストしているショート戦略は
どの月が弱いとか強いとかいう偏りはない、ということも
わかった)


それ以外にも例えば、為替FXのシステムトレードで

仕掛け日を曜日毎に整理して曜日別のパフォーマンスを出してみる、
というようなことも有意義なのかもしれない。
何か新しい発見があるかもしれない。

(全然使えないと思ったストラテジーが、調べてみると
 月曜に負けが集中していて、月曜のトレードだけはずしてみると、
 見違えるほど良い成績になった、とかいうこともあるようだ。
 株だったら、SQ算出日前後の成績を調べてみる、とかも
 意味あるかもしれない。)


また現在の運用システム1は、勝率や利回りは申し分ないのだが、
調べてみると年間の最長DD期間は平均で105日もあった。
つまり、大体年のうち5ヶ月間くらいは平気でドローダウン期間
となり、その間重苦しい気持ちに耐えなければ、運用できないことを
覚悟する必要があるわけだ。


自分の性格的にも、
これではちょっと精神的に疲れるシステムのような気がするので、
もう少し楽に運用できるシステムに乗り換えてく必要があるかも。。

でも、なかなかそう簡単には、高勝率で、高利回りで、DDも深くなくて、
資産曲線がほぼ一本調子に直線的に上昇し続ける、、というような
ストラテジーは見つからないですけど。そんなのあったら苦労しない(笑)

結局、順張り/逆張り、ロング/ショート、などいろんなパターンの
まずまず勝てるストラテジをいくつも持っておき、それらで
ポートフォリオを組むことで、できるだけ資産曲線の推移を均す、
ようなことを考えるのが近道なんではないかと思う。
まあ、よく言われていることではありますけど。





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Last updated  September 26, 2009 08:23:39 AM
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