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ここまで読んでいただけると読者の方には、「なんで白鵬なのに貴乃花の話なんだ?」の理由がご理解いただけると思う。そして貴乃花退職の流れを見れば、白鵬の退職過程も見えてくるだろう。
「え、見えない?」「退職理由がわかからない?」そうかも知れない。わかりにくいのはその通りだろう。わかるのは、相撲協会があることないこと適当に理由をつけて降格させたり、部屋を取り上げたりして追い出そうとした、ということである。
言いたいのは、相撲協会は内部のことが外部から見えにくいので、前例や判断基準を公開しないで理事長の一存で決めることができる組織だ、ということがわかるということである。白鵬の場合で言えば理由はたくさんあるが、やはり宮城野部屋をいつ復活させることができるのかが見えないことが、最大の要因であろう。
宮城野部屋復活時期が白鵬の、そしてファンの一番の関心事だとわかっていながら白鵬本人にも公の場でも理事長は一切話さない。親方衆の間でも過去の例から「一年程度で部屋は再開できるであろう。」と見られていたが、 1 年を過ぎても協会の議題にすら上がらない。いや、上げないのである。上げてしまったら、再開させない理由を明示しないといけない。
元々ルールも基準もない嫌がらせでしかないので、世間の声は無視できる。というより、この千載一遇のチャンスを逃したら自分がやられる。貴乃花の時と同じように完全に追い出すまでは、手を緩めず相手のわずかな望みも消し去るしかない。
そして八角理事長の狙い通り白鵬は自ら相撲協会を去った。これで八角親方を脅かす存在はいなくなり、理事長安泰の時代が続くのだろう。
来月のナーダムには日本から天皇皇后が行くとのこと。天皇の隣で白鵬がナーダムについて解説をする姿が見られればうれしく思うのだが。
ただモンゴルでは白鵬の噂はないようである。
(完)
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