全3件 (3件中 1-3件目)
1

ジャンクなT510のメンテナンスに取り組んだ。 このT510(4313-PD2)、Core i5-520M搭載ながら、トップカバーにとれそうもない汚れがあり、見た目があまりに見苦しい。また、画面が赤くなる現象が見られるようだ。※アルコールで拭いてもとれないトップカバーの汚れとシール痕。※バックライトが赤みがかかっている。LEDバックライトでは考えられない現象が…。 赤みを帯びる原因は分からないが(CCFL(冷陰極管)バックライトでは、蛍光管寿命と関係あり)、トップカバーのしつこい汚れは、カバー交換で対応することにして、早速分解を実施。※トップカバー交換に向けて、キーボードとパームレストを取り外したところ。※分解ついでにファンクリーニングを実施。けっこうしつこい汚れが…。※上半身及び液晶ユニットの取り外し。なんとフルHD液晶だった…。※ジャンク箱にあった、T510上半身(ケース部分)と交換を実施する。 分解してみたところ、液晶ユニットはAU Optronics製「B156HW01」(FRU P/N:42T0765)、フルHD液晶が実装されていた。(これは貴重だ。) まあ、トップカバーの交換は無事終了…。 これでOK~。 と、言いたいところだったが…。Lenovo ThinkPad T T510 T510i T520 T520i T530 T530i 液晶パネル 1600×900Lenovo ThinkPad T T510 T510i T520 T520i T530 T530i 液晶パネル 1366×768Lenovo ThinkPad T T510 T510i T520 T520i T530 T530i 液晶パネル 1920×1080
May 29, 2022
コメント(0)

ThinkPad T60(1951-DJ8)に設定されていたSVPをいろいろな方法で解除しようと試みたがうまくいかなかった。 残された方法は、EEPROMの貼り換えるか、EEPROMリーダを使ってパスワードを読み出すしかない。 ただ、T60のEEPROMの貼り換えはかなりハードルが高いので、ここはやはりパスワードの読み出しを行うことにする。 この読み出し作業、シリアルポートにつなげて使うタイプのため、シリアルポートがある「ThinkPad 600X」をホストとして使用する。(シリアルポートが実装されてThinkPadはもはや貴重品です…。) ※600Xのシリアルポートに実装した、パスワード読み出し用のケーブル。 ※T60のEEPROMと600Xをテストクリップ&シリアルポート接続する。 接続できたら、T60はパスワード入力画面に。 ホスト側600Xでは、コマンドプロンプトから、EEPROMの読み出しプログラムを実行する。 お次は解析プログラムを実行して、パスワードの文字列を調べる。 出てきた文字列をT60に入力してみる。(これでうまくいけば万々歳!) ※600Xにて調べた文字列をT60に入力してみると…。 やりました。 出てきた文字列はパスワードだったようです。これでBIOSに入ることができたT60は設定変更も容易です。(まずはパスワードの解除から…。) ■本家ALLserviceの解説マニュアル(英語)です。読み出し用のインターフェイスの回路図もこちらにあります。 http://www.allservice.ro/forum/viewtopic.php?t=47 ■読み出しに必要なソフトのダウンロードはこちらです。 http://www.allservice.ro/store/utils/
May 7, 2022
コメント(0)

今更ながら、SVPが設定されていると思われるThinkPad T60(1951-DJ8)を手に入れた。 ※電源を入れると、日付・時刻エラーの後、パスワード入力を求められるT60。 ■ThinkPad T60:商品詳細 PCジオング http://pc-zeong.jp/product_info.php?products_id=2244 ■レノボ、ThinkPad X/Z/T/RにCore 2 Duoモデルを追加 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1024/lenovo.htm ■ThinkPad T60の中身をプチっと覗いて、見た! https://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0603/01/news015.html このT60。電源を入れると、日付・時刻エラーが表示された後、パスワード入力を求められる。何も入力しないで[Enter]を押しても、BIOSに入れないことから、POP(パワーオンパスワード)とSVP(スーパーバイザーパスワード)がダブル設定されていると推測される。 ※パスワードを3回間違えると、一切の入力を受け付けなくなる。 一般的にThinkPadは、バッテリパックやC-MOSバックアップ電池のコネクタを取り外して、電源を入れるとPOPが解除可能だ。 ※POPの解除は、C-MOSバックアップ電池を外して起動させることで可能となる。 そこでまず、POPの解除から挑戦。しかし予想通りBIOSに入ることはできなかった。 お次は、EEPROMの[SDA][SCL]をショートさせて、パスワード入力を回避する方法を試してみる。 ■T60のEEPROMの[SDA][SCL]接続ポイント http://www.ja.axxs.net/t60_t60p.htm T60のEEPROMは「24RF08」ではなく、「ATMEL AT8356908」というチップ。しかもシスボ(システムボード)裏面に実装され、アクセスにはかなりの分解を伴うため、[SDA][SCL]へのアクセスにはシスボ表面のランドが利用される。 ※T60のEEPROM「ATMEL AT8356908」。シスボの裏面に実装されている。 ※[SDA][SCL]とつながるランドは、シスボ左手前、拡張用ミニPCIスロットの下にある。 EEPROMの[SDA][SCL]とつながるランドに導線を半田付けしてスイッチ回路を接続。このスイッチをタイミングよくON/OFFすることで、EEPROMをだましてパスワードを回避するのだ。 ※EEPROMの[SDA][SCL]とつながるランドにスイッチを取り付けてパスワード回避を試みる。 しかし、この方法でも、パスワード入力画面をスキップできず、BIOSに行きつくことはできなかった。 ということで、残された方法は、EEPROMの貼り換えか、EEPROMデータの読み出ししかないことになる。
May 5, 2022
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1


