読んだのか記憶にないのですが、僕が好きだったような気がするので本屋でみつけて買ってきた絵本です。初版の日付を見ると、僕自身が2・3歳のころに読んだとしてもおかしくありません。「こどものとも」の一冊として読んだのかもしれません。
乗り物関係の話ということもあり、この絵本は長男のお気に入りの一冊です。なんどもなんども読まされました。ぴかくんが故障するところでいつも面白がります。あれれぴかくん めをまわしたのかな というところです。僕自身は、冒頭の朝の描写が何とも言えず好きです。朝早くからぴかくんが働いているということを示すための描写なのでしょうが、がーごとん がたごとん かーことん かたんことん という電車の動き出すときの音の表現が一日がゆったりと始まる感じを上手にだしていると思っています。長男と比べると、長女はそれほどこの絵本には熱中しませんでしたが、今でも時々読んでやると熱心に聞いてくれますので、退屈してしまう訳ではないようです。
信号機も最近東京では、発光ダイオード製のものに置き換わりつつあり、この「ぴかくん」タイプのランプに色付きのカバーがついている信号機はだんだん少なくなってきましたが、これからも多くのこどもたちに喜ばれる絵本であり続けると思います。
おすすめ度: ☆☆☆☆☆対象: 乗り物好きの男の子。1歳半ぐらいから3歳前後まで。女の子も楽しめます。
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