基礎M語第1回 Mの法則とは?


基礎M語第1回 Mの法則とは?


平日に日記書くネタがないなぁと常々思ってたんですが、それじゃあ競馬において僕が信じるMの法則について語っていこうと一念発起しました。
そこで「基礎M語」という企画をやっていくことにします。
更新は平日に不定期で行ないます。レース回顧や馬券道場結果などを優先していくので必然的に週に1、2回になると思いますが暖かい目で見守ってください。

それでは第1回ですが、Mの法則とはそもそも何?ってところから。

Mの法則というのは月刊誌競馬王において今井雅宏氏が提唱した馬券術です。
現代の競馬は、競馬全体のレベルの向上・インブリードという人間では考えられない血の影響・厩舎などによる人為的な管理により常にストレスを抱えた馬たちが競い合うものです。
そのストレスは甚大でほとんどの競走馬が胃潰瘍であることにも表れています。
そんな現代競馬では馬の絶対能力を測ることはナンセンスであり、いかに新鮮な気持ちで走ることが大事。

Mの法則では
「横軸」~メンバー間の比較(ストレス・疲労)やその異端性
「時間軸」~馬の近走のリズムや前走からのショック
「中心点」~個々の馬のM3タイプ分け
の3つの関連性から馬券の本質に迫っていこうとしています。

今井氏はこう言っています。

いつも冷静なつもりで堅い馬券を予想している人こそ、実は何ら論理的でないのが、世の常だ。
「みんなが印を打ってるから」
「みんなが強いというから」
そういうイメージに流され続ける、世の中の空気の中で、ただフワフワと無反省に漂っている。それが本命党というものである。
~中略~
馬のダイナミズム、生きている馬のその鼓動、走ろうとする強い息吹を読者に感じ取っていただきたいと、そう考えている。
馬はどういうときに走りたくなり、どういうときに走るのを止めるのか?それを、馬の生涯を通じて見つめなおしていく。
~中略~
命のダイナミックな営み。そういうものと、競馬というものが、馬券という具体的な接点を持って表現できれば、これほど面白いものはない。そういった命の秘密に潜り込んでいく、そんな何ともゾクゾクとした時間の経過を感じながら、知力の限りをぶつけていく。これほど濃密な時間の経過が楽しめる週末は、競馬を知らない人にはなかなか存在しないのではないか?
(今井氏著作「Mより他に必勝法はなし」より抜粋)

なんとスケールがでかいんでしょう(笑)。
その辺の下手な馬券術を全て否定してしまう力強いお言葉です。
Mの法則はものすごく奥が深いですが全ては競馬の常識につながる普遍的なものなんです。長くなりましたがこれから少しずつではありますがMの法則について語っていきたいと思います。



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