基礎M語第5回 疲労とストレス


基礎M語第5回 疲労とストレス


疲労というのはレースによって肉体にかかる負担のことを言い、それに対しストレスというのは精神にかかる負担のことを言います。

疲労については特に書くこともないのでストレスについて。
ストレスにも色々種類があります、例えば

同路線ストレス~レースにおいて、前走と同じ馬が多く出走するとその前走は主流路線となりストレスが発生する。着順が上の馬ほどこの影響は大きい。
同距離ストレス~同じ距離が続くことにより感じるストレス。例としてはザッツザプレンティの2003春。
接戦ストレス~レースが接戦だった場合、馬は頑張ってしまいその上位の馬にはストレスが発生する。ただし勝ち馬はレースに勝ったということである程度ストレスが軽減される。
追い込みストレス~追い込みは直線に全精力を注ぎ込むのでストレスが発生する。

とまぁこんな感じです。
またレースに圧勝するとほとんどストレスを貯めません。前走圧勝→今走格上げ挑戦、は主流路線の逆の異端路線にもなるためストレスを感じず鮮度がいい状態で走ることができしばしば穴をあけます。
そうそう疲労についてですが、よく考えればわかりますがハイペースの方がスローペースより疲労は大きいです。当然ですよね(笑)。
なのでスロー圧勝格上げなんてのはストレスも疲労もないわけですから次走は好走必至です。
こんなところでしょうか。
Mの法則関連の代表作である「ウマゲノム種牡馬辞典」には各種牡馬の蓄積疲労指数とストレス耐久指数が掲載されています。これが疲労・ストレスにどれだけ強いか表しているんですね。
・・・とMの法則にはお世話になっているので宣伝しておきます(笑)。



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