Spice of Life in UK

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アダプテーショントレーニング



病院でトレーニングをするには英語力に自信がなかったので、最初から実習先をナーシングホームに絞って探してもらった。実際4つのナーシングホームに面接に行った。セントラルロンドンにあるHomeに行きたかったが(ただ立地条件に引かれて…)競争率が高く面接の結果はX。2つのHomeで迷ったが、またロンドンから遠くに引っ越すのが面倒だったというのと、田舎から都会に出てきてまた田舎に行くのが嫌だったという単純な理由で、West Londonにあるナーシングホームに決めた。条件はワークパーミットを出す代わりに2年間そこで働いて欲しいというものだった。このナーシングホームで私は、将来の夫に会うなんて思っても見なかった。

Blenheim

8月からアダプテーションを始められたのだが、まずは新しい環境に慣れたかったから、とりあえずケアアシスタントとして働かせてもらった。10月に入り私のアダプテーショントレーニングが始まった。 一緒に働くスタッフナースにイギリスの医療制度NHS・GPのこと、薬のオーダーの仕方などを教えてもらった。Residentsは脳卒中後の半身麻痺だったり、足腰が衰え自分で歩けなくなった人、歳とともにちょっとぼけてきちゃった人などさまざまです。またYoung Physicaly Disableの人は、てんかん、脳性まひ、知的障害の人たちです。どこが悪いというわけではないので、彼らの健康を維持、促進、管理するのが私たちの役割。採血も点滴もなく、仕事の内容にはちょっと物足りなさを感じた。この時期は私には看護の勉強よりも英語の勉強が必要だった。医学英語や薬の名前は私にとってすべてが初めて耳にするものだったから。週に2回カレッジに通いジェネラルイングリッシュも勉強した。このトレーニングは6ヶ月と言われていたが、私の英語の問題もあり結局10ヶ月かかった。マネージャーに私の書類にサインをしてもらった後、先輩看護婦さんたちから、お花とカードをもらった。うれしさのあまりに涙してしまった。

このトレーニング中は本当にイギリスで看護婦としてやっていけるのか不安でいっぱいだったけど、一緒に働く看護婦さんに支えられここでトレーニングをして良かったと今では思う。


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