ロングライドでは、心と身体の具合は時間(走行距離)と天候(雨、風、気温)に影響を受けながら変化して行きます。
すべての条件が整うことは稀で、むしろある程度覚悟の上で臨むことの方が多いように感じます。心と身体の関係は密接で、心が晴れない場合には身体も付いてこないだろうし、身体に何か不具合を抱え込んだなら、心は萎えてきます。
まづはモチベーションを高く持つことで、身体に気合を入れることが準備段階での肝となります。
走り始めは、いつもゆっくりと瞑想状態にでも入りこむような気分でぺダルを回し始めます。身体をほぐすように回すことで、身体の隅々まで意識を巡らせ、且つ機材にも意識を注ぎます。まずは、身体、機材ともに不具合が無い状態を確認するのです。この状態が30分ほど続くでしょうか?長ければ小一時間続くこともあります。はやる気を抑えながら、瞑想状態にすることこそが、大事な導入部分だと考えるのです。
長いライドの中では、何度かランナーズハイの状態に陥ることがあります。知らず知らずの内に、ペースが上がり心拍も上がる状態です。そんな状況に陥ると、後先考えずにペースを上げてしまう場合があります。「はっ。」と我に返って、ペースを落とします。理性を働かせて、先々のペース配分を考え直すのです。
ラスト10kmほどとなると、最後のラストスパートとなり気分が最もハイになる場面でもあります。お尻、足、腰、腕がどれほどに痛かろうが、最後の力を振り絞って走ることができる状態となります。それこそ、ゴールした後はボロボロとなりますが(笑)出し切り感が半端ないために、達成感も相当となります。後日身体が癒されるとまた走りたくなるのは、そんな理由があるからだといつも納得してしまいます。途中の我慢よりも、達成感や開放感の方が勝るのですね。
終わった後の風呂は、なんとも格別なものがあります。湯船に浸かりながら脱力すると、思わず笑みがこぼれてしまいます。
そんな笑みを今回も望んでいる店長でした。