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Bonjourみなさん!
ついに国内初の新型インフルエンザ感染者が成田空港で見つかりましたね。突然のことで患者や家族の方のご心配はいかほどかと、心よりお見舞い申し上げます。
などと、モリーニョが親身になるにはワケがある。
小学二年生(七歳)のある日のこと。 体中にポツポツと発疹が出たと思ったら、熱もわーっと出てきたので風邪かと思った母が 急いでプチモリーニョを近所の病院に連れて行った。
先生の診断は「 猩紅熱 」 えっ、ショウ・コウ・ネツ 初めて聞く病名だ。
『これは法定伝染病に指定されている病気ですから、お子さんは今すぐ病院に隔離しなければなりません 』 と言うが早いか、プチモリーニョは救急車に乗せられ大きな病院へ
右往左往する両親に対して、本人は事の重大さに少しも気づいていなかったから、初めて乗った救急車が珍しく、なんだか偉くなった気がして、嬉しかったのを今でもはっきりと覚えている。
それから一週間ほど入院して無事完治・・・めでたしめでたし
でも本当に大変だったのは本人じゃなかった
伝染性の病気とわかったその日から、保健所と病院から派遣された人達が我が家と学校に駆けつけ、そこらじゅう消毒して大騒動 ご近所並びに校内では知らない人がいない有名人となっていた。
そして、元気に登校したモリーニョは『 凱旋将軍
』
なみの扱いだ。 すごいすご~い
現在では抗生物質の投与で治療できるので、1998年の法改正に伴い、猩紅熱は法定伝染病ではなくなったそうだ・・・ 伝染病として感染した最後の患者だったわけね。
2009年(二十歳と数ヶ月)-1998年(七歳と数ヶ月)![]()
貴重な経験だったわ ホ-ホッホッホ
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