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MOTOの映画三昧
2005,1~3月の映画
★オペラ座の怪人★
2004年、アメリカ/イギリス
監督:ジョエル・シューマカー
原作:ガストン・ルルー
出演:ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン、ミランダ・リチャードソン
第一にオーケストラの演奏する音に圧巻。
最初と最後に年老いた怪人(ファントム)が出てくるシーンはその表情がもの言いたげで…何ともいえない。
ゆっくり巨大なシャンデリアが落ちていくところは迫力満点、見どころだと思う。
Jan.31.2005
★オーシャンズ12★
2004年、アメリカ
監督:スティーヴン、ソダーバーグ
脚本:ジョージ・ノルフィ
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、キャサリン・セダ・ジョーンズ、アンディ・ガルシア
う~ん さらりと観て流れて終了。
ビッグスターが集団で登場するとこのようなものになるのか。
ポイントが見つからない。印象も…。
Jan 26, 2005
★東京タワー★
2004、日本
監督:源孝志
原作:江國香織
出演:黒木瞳、岡田准一、松本潤、寺島しのぶ、宮迫博之
まず、東京タワーがそれぞれ出てくる場面があり、印象的。見るエリアで置かれている立場や状況でどう心に映るか…
若さゆえに突っ走る感覚と、ある年齢を重ねた登場人物のそれも、比較対照があることでストーリーの厚みが増したと思う。
Jan 25, 2005
★ネバーランド★
2004、イギリス・アメリカ
監督:マーク・フォスター
脚本:デヴィッド・マギー
出演:ジョニー・デップ、ケイト・ウィンストン、ジュリー・ティ、
ラダ・ミッチェル、ダスティン・ホフマン
観てて安心できる作品という感がした。
子供の兄弟がメインだしピーターパンが出てくる訳でほんわかする内容。
悲しい場面もあるけれどそれで結末ということもあり悲しさは尾を引かない。
Jan 20, 2005
★北の零年★
2004、日本
監督:行定勲
脚本:那須真知子
出演:吉永小百合、渡辺謙、豊川悦司、柳葉敏郎、石田ゆり子
自然の中での撮影はスケール感が増すものだけどこの作品はそれに季節感が加わって確かに大作というものだったと思う。
製作過程でもかなりハードだっだと思わせる部分がかなりあった。
それにしても出演者の顔ぶれはそうそうたるものなのにその中でも吉永小百合の存在感は何だろうか。
久しぶりに「映画」を観た気がした。
Jan 16, 2005
★TAXI NY★
ストーリー的には前作に比べてかなりまとまりがあるように感じた。
車的にもヨーロッパ車との比較も楽しみの一つだし、ドライバーの設定もそれぞれおもしろさが出ていたと思う。
車もノーマルとチューン(カスタマイズ)との関係。
今回は比較がポイントになっていたように思う。
楽しさと爽快感とほろ悲しいドラマ。
満足度は高かったと感じています。
Jan 8, 2005
★カンフーハッスル★
スカッとする中国のカンフー。
飛びとCGも入った何も考える必要がない!
楽しい~
ぎりぎり R-15指定外だろうか。
Jan 5, 2005
★インストール★
・・・そうですねぇ。
原作を読まずに行きました。
同世代の子はいいんでしょうね。
客観的に現代の風潮をとらえているのではないでしょうか。
以上。
Jan 4, 2005
★五線譜のラブレター DE-LOVELY★
2004年、アメリカ
監督:アーウィン・ウィンクラー
出演:ケヴィン・クライン、アシュレイ・ジャッド、ジョナサン・ブライス、ケヴィン・マクナリー、サンドラ・ネルソン
この映画はミュージカルではあるけれどキャストのせりふやもちろん歌も十分に聴くことが出来たことは嬉しい。
特に個人的にこの映画をどうしても観たいと思ったところはアシュレイ・ジャッドの存在にあった。
前作「ツイステッド」の役柄で気になっていて、今回は女性の一生をじっくり演じてくれ、歌も含め改めて女優としての才能の素晴らしさを見た気がした。
年老いて病に倒れ、この世を去ってしまうリンダ(アシュレイ・ジャッド)に夫のポーター(ケビン・クライン)が自ら作った歌で愛する想いを伝える。
クライマックスでリンダに歌い伝える楽曲は、とても素晴らしく曲と詞、共に感動した。
それにしてもこの映画の特徴であるポーターとの特別な関係を持つ男たち。
一種独特の空気が流れていた。
Feb 22,2005
★MAKOTO★
2005年・日本
監督:君塚良一
原作:郷田マモラ
出演:東山紀之、和久井映見、哀川翔、室井滋、ベッキー
ホラーは苦手と思いながら観ました。
実際はホロリくるシーンもありでホラーミステリーほど、重いという感じはなかった。
主演の東山の普段見る性格がそのままのようで、好印象でした(真面目そうで、誠実そう)。
ベッキーや室井の役柄はコミカルで全体を軽くしてよかったと思います。
哀川のからみも実に笑ってしまう。
全体的にはホラーがそれほど強くなく笑える部分とのバランスが良かった。
後からおかしくなるという印象。
Feb 20,2005
★ボーン・スプレマシー★
2004年・アメリカ
監督:ポール・グリーングラス
原作:ロバート・ラドラム
出演:マット・デイモン、フランカ・ボテンテ、ジョーン・アレン、
ブライアン・コックス、ジュリア・スタイルズ
恋人マリーと静かな生活をインドで営んでいる時、ある殺し屋に命を狙われて一緒にいたマリーは殺される。
すばやい思考と、戦闘能力が売りのボーン、それに加えてカーチェイスが見どころ。
周りは全て敵という状況で、追い詰められる中で次にどんな展開があるのかが興味深い。
Feb 12,2005
★きみに読む物語★
2004年・アメリカ
監督:ニック・カサヴェテス
原作:ニコラス・スパークス
出演:ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー、ジョーン・アレン
療養施設で初老の男性がある女性に物語を読み聞かせる。
その女性は年を重ね、物事を忘れるという病。
1940年代のアメリカの町で一人の若者と女性が出逢う。
強烈なアタックで彼女と付き合い、恋におちる。
「実は、こんな強引なアタックはややドラマ仕立てというようにもとられるが、この事が結末の部分を納得させるものになったと思う。」
やがて年を重ね彼女の元で二人共に最後を迎える。
ドラマチックな出逢いと感動的な最後。
「ベッドのそばで男性のことを思い出し眠っていく~ 二人して永遠の眠りにつく」
胸を打ちました。もう一度観たいと思いました。
Feb 8,2005
★チルソクの夏★
2003年・日本
監督:佐々部清
脚本:佐々部清
出演:水谷妃里、上野樹理、桂亜沙美、三村恭代、淳評
舞台は1977年、山口県下関市と韓国の釜山の間で毎年開かれる高校生の陸上競技大会。
そこで知り合った日本の女子高生と釜山の男子高校生がほのかな恋で結ばれる。
しかし当時はそれぞれの国では互いに偏見を持つ時代。その中で、再会を約束するがいろんな障害がある。それを親友たちの助けもあって再会を果たすストーリー。
下関と韓国、その環境のなかではこんな感情が強くあったのだろうか。
若者ゆえの行動力で自分たちの意思を貫いた姿は、大人が持つ偏見と躊躇がなく、ストレートな感情をお互いぶつけ合う。
観ていて気持ちよく、すがすがしく、ホロリとくる。
とてもなつかしく、何か当時の心の豊かさを感じた。
Feb 6,2005
★初恋のきた道★
1999年・アメリカ/中国
監督:チャン・イーモウ
脚本:パオー・シー
出演:チャン・ツィイー、チョン・ハオ、スン・ホンレイ、
チャオ・ユエリン
あのLOVRESのチャン・ツィイーが主演。ある時代の中国の作品で、純粋な18歳の娘が若い教師に惹かれ、料理を作って想いを伝えようとする。今、韓流ブームだけど、それとは違った素朴な純愛物語。
Feb 4,2005
★クリスマスにお茶碗を★
2002年の米国ショートフィルム最優秀賞。
日本の老夫婦宅に下宿して高校へ通う女子生徒。
家や学校での生活になじめないでいる時、お茶碗を家の戸棚から盗み出す。
最後にやっと気持ちを理解するその瞬間が全てだと思います。
Feb 4,2005
★Ray★
2004、アメリカ
監督ジェイミー・フォックス
出演:ジェイミー・フォックス、ケリー・ワシントン、レジーナ・キング、ハリー・レニックス、リチャード・シフ
音楽的に才能のアーティスト、レイ・チャールズ物として想像していた作品。
世の中に大きな影響や作品は数多く残していったのは確かに偉大だとは思う。
もともと才能やセンスを持ち合わせていたというところから始まり、特に人一倍努力して這い上がったという内容の作品でもないようだ。
確かに人種差別では苦労したと思うが、当時の黒人の中では別格の存在だったろう。
Feb 2,2005
★いぬのえいが
2004年、日本
監督:犬童一心、黒田昌朗、
脚本:佐藤信介、山田慶太、永井聡
出演:中村獅童、伊藤美咲、天海祐希、小西真奈美、宮崎あおい
感涙…ドラマ・アニメもあり、コメディとそれぞれが人間と犬との関わりの物語。
プランナーである山田(中村獅童)は幼い頃、柴犬ポチと遊んだ日々を思い出す。
展開は今ここでお話しできませんが、一つの物語としては短編であり、終了間際にあ~納得、こういう終わり方なんだと言う感じでした。
もう一つは、やはり涙を誘うのは仕方ないですね。
少女の「ねぇ、マリモ」から始まる、どうしてマリモ(愛犬)は……なの?
幼い少女が家にやってきた子犬マリモにどうして、どうしてと疑問を持ちながらたくさんの愛情を傾け成長していく。
少女が成長していくと共に愛犬マリモも大人にそして…
春休みで観に来ていた中学生たちも最初は友達同士、結構笑える場面もありましたが最後はあちらこちらで涙、でした。
★ナショナル・トレジャー
2004年、アメリカ
監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:コーマック・ウィバーリー、マリアンヌ・ウィバーリー、ジム・カウフ
出演:ニコラス・ケイジ、ハーヴェイ・カイテル、ジョン・ヴォイト、ダイアン・クルーガー、ショーン・ビーン
最初のシーンでの回想が今ひとつ分からなかった。
ベン(ニコラス・ケイジ)と対立するグループ、イアン達との独立宣言書を巡る争奪戦。
その場所を探しに行く途中のさまざまなからくりが楽しい。
結局、大金持ちになり豪邸と、フェラーリを手にする。
25 Mar,2005
★エターナル・サンシャイン
2004年、アメリカ
監督:ミシェル・ゴンドリー
脚本:チャーリー・カウフマン
出演:ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、キルステン・ダンスト、マーク・ラファロ、イライジャ・ウッド
エターナル・サンシャイン
脚本が素晴らしいと思いました。
僕にとっては複雑だったのであとから思い起こしてストーリーを振り返りました。
ジェル(ジム・キャリー)とクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が出逢うシーンは、あれほど親しげに、また積極的に接近してくる女性がいたらたぶん即、まいってしまうかな~(笑)
上映中は思い起こすシーンが入り組んでいて、現実と思い出が分かりにくかったったけれど、不思議なシーンも最後は「あ~そうだったのか」と納得の映画でした。
ケイトの髪の色は結構ショッキング。あれは思い出と現実の区別には役立つ(?)
ジム・キャリーはどうしても『マスク』にケイトは『タイタニック』から離れません。
ラブ・ストーリーとして出逢いと、別れがあるとして辛い思い出は消し去ってしまいたいと思うとすればリセットすることは教訓も消し去るのだろうか。
21 Mar,2005
★ブリジッド・ジョーンズの日記-きれそうな私の12ヶ月
2004年、イギリス
監督:ビーバン・キドロン
脚本:ヘレン・フィールディング
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラント、
ブリジッド・ジョーンズの日記
前作、ブリジッド・ジョーンズの日記は最近、ビデオで観ていました。
何といっても、前回より一回り大きくなった(?)というか豊満なブリジッド(レニー・ゼルウィガー)がいい。
歩く姿は、やっぱり可愛らしい。
どうしてもあの動物にカブってしまう。
あれとは、二本足で歩く愛嬌のある、あのツートンカラーの動物です。
今回も相変わらずちょっと変わった母親がいて、得体の知れないパーティを開く。
仕事でスカイダイビングをやり落下した場所が動物の●●の所など、新調したドレスが一瞬のうちにびしょ濡れなど、今回もかなりドジ。
でもばら色の日々を送ることができる相手、最高の恋人がいる。
イギリスということでタクシーや町並みはやはり落ち着いた雰囲気がある。
自然に笑ってしまう、ほんわかしたストーリーは楽しい。
19 Mar,2005
★あずみ2
2004年、日本
監督:金子修介
原作:小山ゆう
出演:上戸彩、石垣佑磨、栗山千明、小栗旬、北村一輝
春休みとあって、観に来ていたのはほとんど、中・高生だった。
上戸彩を観に…ファンには存分に楽しめる映画だと思う。
18 Mar,2005
★レーシング・ストライプス
2004年、アメリカ
監督:フレデリック・デュショー
脚本:デヴィッド・シュミット
出演:ヘイデン・バネッティーア、ブルース・グリーンウッド
なんとも涙が止まらなかった。
シマウマの子供と数種類の動物と優しい飼い主とその娘。
やさしいシマウマ「ストライプス」の目が印象的。
牝馬のサンデーとのやさしい情景もたまらない。
15 Mar,2005
★ロング・エンゲージメント
2004、フランス
監督:ジャン・ピエール・ジュネ
原作:セバスチャン・ジャプリゾ
出演:オドレ・トトゥ、ギャスパー・ウリエル、ジャン=ピエール・ベッケル
第一次世界大戦中、戦場へ行った恋人が戦死したと連絡を受け、信じられないマルチドは自分で探す。
戦闘シーンがリアルで衝撃的。
繰り替えしそのシーンがあるが、二人の出会いから発展していく過程をもっと知りたい。
フランス映画特有の雰囲気のあるもので好んで観ることができた。
Mar 13,2005
★プリティ・プリンセス2
2004、アメリカ
監督:ゲイリー・マーシャル
原作:メグ・キャボット
出演:アン・ハサウェイ、ジュリー・アンドリュース、へクター・エリゾンド、ヘザー・マタラッツオ、クリス・パイン
全体に「ふんわり…」した感じでした。
アン・ハサウェイ(プリンセス役)とジュリー・アンドリュース(女王役)とそれらを取り巻きの人物たちの軽妙でコミカルな演出が楽しい。
途中、ジュリーの歌うシーンもあり、往年のスター、ジュリー・アンドリュースの歌声を聴けたのもラッキーでしょうか。
いつもそばにいるボディガードもどこかおかしいし、おムコさん探しの大騒動が笑えたりするのになぜかちょっぴりホロリくる。
子供たちをパレードに参加させるシーンと、宮殿に呼び、遊ぶシーンも「夢の中」のような、ファンタジーで心躍る。
Mar 5,2005
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