MOTOの映画三昧

DVDで観た映画

★フォレスト・ガンプ　一期一会★

フォレスト・ガンプ一期一会

最近年代は前後してるが、トム・ハンクスが集中。
先日紹介のキャスト　アウェイに続きまたまた…

IQは人より劣るが、走ることにかけては誰にも負けないフォレスト（トム・ハンクス）。
学校ではのけ者にされるが一人だけ優しく接してくれるジェニー（少女期/ハンナ・R・ホール）と出会う。
ある時いじめに合い、ジェニーの「走って！」の一声。
走り出すフォレストは俊足の才能を持ち合わせていた。
大学にアメフトで入学し、やがては全米代表に選ばれたりする。

時代はベトナム戦争や反戦運動のヒッピーなどと言った時代。
時を経てジェニー（ロビン・ライト）との再会、そして別れ。
心に痛手を負ったフォレストはまた走り続けた、しかも3年間。

そしてジェニーから届いた手紙を元に彼女を訪ねることになる、すると彼女の息子にはフォレストという名がつけられていた。
結婚するが間もなく彼女はこの世を去る・・・

またここでも愛は成就しなかった。
2005年11月

★キャストアウェイ★

最近DVDで観る機会続くが、友人から是非良いからと言って半強制的に置いていったものや、自分で借りたのも丁度時期が重なった。
繰り返し見ることで理解が深まるところが良さ…ということでキャストアウェイは偶然、トム・ハンクスを２本置いていった既得な友人に感謝。
もう1本はフォレスト・ガンプだかこれは以前観ているが、もう一度じっくり観てみよう。

さて、キャストウェイはストーリーの大半がトム（チャック）の一人舞台だ。
世界的な宅配会社フェデックスのエンジニア、チャックは忙しい日々を過ごすがある日仕事の移動での飛行機事故で海に墜落する。
奇跡的にも一命を取り留めたチャック、流れ着いたのは無人島だった。
ここから物語りは続いていくが、一人で孤独に耐え生きていくのに流れ着いた荷物のバレーボールが話し相手となる。
このバレーボールポイントのちにキーとなる…

この役作りに25キロ体重を減らして挑んだとあるが、見た目それほど落ちたのかは疑問だった。
しかしたしかに精悍に見えたのは事実。

4年もの間無人島で生き抜きある時自力で島を脱出。
地元に帰り、恋人ケリーと再会するが、すでに結婚して、子供もいる暖かい家庭を作っていた。
お互い気持ちを確かめ合うが、チャックとケリーそれぞれの道を歩むことを選ぶ。
最後に無人島で拾ったバレーボールを送り先へ届ける。
孤独を耐えたお礼のメッセージを添えて。

トム・ハンクスが一人舞台の映画だが、退屈を感じさせない演技とストーリーは見ごたえがあった。
最後はせつない別れと送り先へ届けたが偶然あとから届け主がわかる。
郊外の十字路でたたずみ、これからの進む道を決めるという、ハッピーエンドとはならない筋書きがトムにはなぜか合っている。
少しユニークで可哀相でせつなさを見事この映画でも演じる。

日本公開2001年。
2005年11月