ハミングバード



ペンシルベニア州には、1種類だけハミングバードがやってくる。4月になって、雪がだんだん解けて地面が見え始めると、彼らは帰ってくる。そして10月の旅立ち前まで、約半年をここで過ごす。

彼らの主食は、花の蜜、ネクター。ただ、森の中ではそれほど沢山の花の蜜も豊富と言うわけではない。日光が通らないので、咲いても小さな花しか咲かないのです。だからと言うわけでもないのですが、アメリカでは、沢山の家庭で、鳥にえさをあげる習慣があります。そもそも、こちらには、日本と違って、沢山の綺麗な鳥が、綺麗な声で鳴いてくれるので、えさもあげたくなるというのも分かります。どの家も、皆バードフィーダーと呼ばれる、鳥用の餌置きがあります。一般的な餌置きは、筒状の中にひまわりなどの種を入れておくもの。それから、キツツキ用の、平べったいお皿。そして、この写真に見えるような、赤くて可愛い、ハミングバード用。中には、砂糖水を入れておきます。すると、ここにハミングバードが集まります。今では、沢山のハミングバードが家の砂糖水を発見し、其れはもう沢山のハミングバードが毎日来ています。
一般的に、鳥は臭覚がないので、視覚が頼り。このハミングバードもそうで、においがわからない。だから、こういう赤いものを見ると、花だと思い、近寄ってくるんだそうです。以前、旦那が花のついた帽子をかぶっていたら、ハミングバードが間違えて、蜜を吸いに頭に止まった。。。と言う話を聞きました。
一秒間に、50回?確かなことは忘れてしまいましたが、凄い速さで羽を漕いで(表現が変ですね。すみません)空中に止まっている。その音は、ぶーーんと結構大きい。初めの慣れていないころは、大きなハチが何匹も私の周りにいるんじゃないかと心配をして、あたりを見渡したものでした。
家の庭には、これが4つあります。東西南北とおいてあるのです。その砂糖水を吸いに、毎日何十匹ものハミングバードが来ては、庭中を飛んでいる。時々は、追いかけっこをしたり、愛のダンスをしたりしながら・・・・
写真余り上手く撮れていないので、又上手に撮れたら、差し替えます。

ちなみに、動物は殆どそうなのですが、オスのほうが、美しい。この種類のハミングバードも、オスには首の周りに赤い綺麗なネックレスがあります。この子は、メスですね。
hummingbird


ハミングバードが卵から孵って、飛び立つ日までの様子がここにあります。
良かったら見てください。

可愛いハミングバード見てね


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