Anima-Town

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第11話 悪夢

人間は脳の容量の70%を使っていないと言われている
人間の持つ不思議な力はこの部分に秘められると言われている。
その使用されることのない脳の70%はこう呼ばれる・・・
『NIGHT HEAD』・・・・・・・



第11話「悪夢」


【STORY】

「データを消去した」倉橋加奈子だが、それが嘘だという事を知りもう一度データを完全に消去して欲しいと加奈子に話し合いをしに研究所にやってくる直人と直也。
しかし、訪れた二人に魔の手が伸びていた。只野は自分の意志に反し、直人達に出すコーヒーに毒薬を忍ばせていた。
そんな事とはしらない二人は加奈子にデータの話をしていた。「消去した」と主張する加奈子だが、直也がPCに手を触れその中にデータが存在する事を訴える。まだ「人類滅亡のヴィジョン」が消えないでいたのだった。直也は衝撃を受けその場に倒れてしまう。直人は直也を休ませる場所を探す。研究所にある休憩所を見て黒いソファの存在を神谷の言葉を思い出し、その場に直也を置けないと自分の近くの椅子に座らせる。直也の力を見てうろたえる加奈子。そんな押し問答をしている内に直人が喉の渇きを訴えはじめる。只野の入れたコーヒーが無償に飲みたくなり手をつけようとした時、直也は殺気を感じ、間一髪直人を静止出来た。
「コーヒーの中に毒が入っていた・・・」直也の言葉に只野が自分の白衣のポケットに毒性の薬品が入っている事に気付く。
「加奈子さんが・・・失恋相手を殺したいっていうから・・・いや何言ってるんだ俺は・・・」錯乱する只野。廊下に誰かが居た気配を感じる直也。しかし、すでに廊下には誰も居なかった。
「つまらない意地を張って研究を止めないからこんな目にあう・・・」
自分の研究を止めなければ自分の命までもが危ない。目の前で繰り広げられた現実を理解し、加奈子はとうとう決断する。「データを消去するわ・・・」
直人と直也の目の前でデータを消す加奈子。これで人類は救われたのだと安心しながら帰路に着くのだが・・・。

車で安堵する直人に直也が自分の手袋を忘れた事に気付く。それはまだ滅亡のヴィジョンが消えていない事への暗示。何故?まだ消えないのか。それは兄弟が帰った後、只野はデータを修復作業をしていたからだった。それを見つけた加奈子は只野を止めようとするのだが、只野の欲望は強く、「巨万の富を得る事が出来るのに・・・」そう言いながら加奈子に自ら暴力という手段で襲いかかってきた。
しかし、只野の首にボーガンの矢が刺さり加奈子の目の前で苦しみもがいて死んでいった。何がどうなったのか?それは神谷の信者である佐古田が加奈子を抹殺にやってきたのだった。佐古田のボーガンの矢が加奈子を狙った。そんな危機を救ったのは、直人と直也だった。直人のサイコキネシスで一命を取り留めた加奈子。もう世の中にデータが出る事はなくなった―――――。

一方、神谷司の「予言」からも「人類滅亡のヴィジョン」が消えていた。しかし、まだ金の象のヴィジョンは消えないでいた。会社からの帰宅時、霧原兄弟に出会う。
「おまえの所為で人が何人も殺された。神谷、おまえが災いを巻いた張本人だ」直人は神谷に言い放つ。
「あの時、おまえも研究所に居たんじゃないのか」神谷は何の事だか解らないといった感じだった。
「この人じゃない―――――」直也は神谷では無い事を語る。
悪ぶれもしない神谷。そんな神谷からある「予言」が語られる

『あなたたちは両親と会えます。そして砂漠が見える―――――砂漠には女の子が立っている』
『ARKという言葉が・・・ARKとは何ですか?』


その言葉に覚えが無い二人。神谷とはもう二度と会いたくないと直人は、神谷から去っていこうとした。しかし、直也は神谷に黒い影を見た。驚く直也。神谷は直也の表情を察し、何が見えたのか問いただした。「死相が・・・」神谷自信に死相が漂っているのを見たのだ。

部屋に着いた神谷は、疲れた体をソファに預けた。間もなく神谷の回りで金の象が飛ぶヴィジョンが・・・現実なのか幻想なのか・・・。
神谷の頭に語りかけてくる者が居た。それは曽根崎という男だった。曽根崎は浅野を連れて神谷の部屋に入ってきた。
「今までお前の脳に直接刺激を与え意識して夢を見せてきた。マインドコントロールをな」
「人類を救ったご褒美だ。もうおまえの役目は終わりだ。」そう言って曽根崎は、神谷に毒を飲ませてしまった―――――

翌日、神谷が服毒自殺したとのニュースが流れ、直人と直也も目にする事になる。しかし、自殺とは考えられない直人だった。
そんな時、御厨から連絡が入る。神谷の自殺に曽根崎という男が関わっている事を知らせ、直人と直也にも、その内関わってくるかも知れないと忠告するのだった。
そして曽根崎は―――――教会である組織との連絡を取っていた。「霧原兄弟は“不確定要素”だ」その言葉を聞き高笑いをするのだった。




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