阪神タイガース  われら猛虎党





一発放てば7連勝中!虎・鳥谷“神話”トドメ弾

 (セ・パ交流戦、阪神9-5ソフトバンク、2回戦、1勝1敗、18日、甲子園)連敗脱出を決定づける放物線が左翼席へと描かれた。鳥谷が若鷹軍団にトドメをさし、“神話”をまたひとつ伸ばした。

 「追加点のほしい場面で打ててよかったです」

 3点リードの六回二死一塁。2番手左腕・川原が投じた外角高め直球に逆らわず、白木のバットを反応させた。11日のヤクルト戦(松山)以来、5試合ぶりとなる4号2ラン。昨年9月15日の巨人戦(東京D)でホールトンに一発をお見舞いしてから、鳥谷が本塁打を放った試合は7連勝。甲子園では3年ぶりとなる両軍7発の空中戦を制した。

 「逆方向を狙っていた? いえ、そんなことないですよ」

 投失で出塁した一回には、大和との重盗を成功させた。さらに二回一死二塁では摂津から右翼線に適時二塁打を放ち、計3打点。和田監督は「きょうはみんな塁に出て走ってチャンスが広がった。鳥谷がしっかりと打ってくれた」と目を細めた。一時、得点圏打率0割台だったキャプテンが着実にリズムを取り戻し、交流戦4戦目にしてようやく“初日”が出た。福留や福原、藤浪ら主力が故障で欠いているが、頑丈な背番号「1」に心配は無用。クラブハウスに戻る際、実に頼もしいコメントを残した。

 打って走って相手のスキもつく快勝に「毎日やっていることなんで」とサラリ。タフな主将に成長した鳥谷が虎をけん引する。
(阿部 祐亮)










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Last updated  2013年05月19日 16時09分38秒
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