Memory of Embers

Memory of Embers

2つの星が繋がる時



 光の河の向こう岸へ 愛するあなたに会いに行くよ
 何万光年離れても 僕らが星になっても

 僕が今立っているのは ちょうど去年と同じ場所
 流れる川の対岸に あなたの姿探していた
 手を振る影を見つけて 思わず笑顔がこぼれるけど
 少し寂しげなその眼には 2人を分かつ流れが映る

 触れたくて声が聞きたくて 夜空の架け橋を待っていた
 暗闇に浮かぶ2つの星が 1つになれると信じて 

 光の河の向こう岸の 愛するあなたに会えるのなら
 1年に1度きりでも 輝く星になれるよ

 やっと出会えたあなたが 浮かべる懐かしい笑顔
 去年と同じようだけど 何だかちょっぴり違うみたい
 そんな笑顔が愛しくて ぎゅっとあなたを抱きしめた
 たった一夜のこの時が ずっと続きますように

 昨日まで過ごした月日は ほんの一瞬のようだけど
 明日から過ごしていく日々は 永遠のように長いよ

 光の河の向こう岸の 愛するあなたに会えたのなら
 ずっと繋がっていたい 1つの星でありたい

 いつか遠い未来に 夜空に浮かんだ2人が
 語られ続けているのなら 願いを叶えよう
 僕らが短冊に記した 決して叶わぬ願い
『たった一夜のこの時が ずっと続きますように・・・』

 縋るように見上げた空に 輝く1つの星が見える
 1年に1度きりだけど 僕らの願いを叶えてくれる
 光の河の向こう岸の 愛するあなたに会えなくても
 何万光年離れても 叶う日を待ち続けている

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