オペラ座入団試験の最中、 "
ドガ舞踊学校 "
の若きダンサーが絞殺される。その口には、ドガの詩を書いた紙が突っ込まれていた。現場を見たシャサーニュは、凶器のリボンがドガの彫像「 14
歳の小さな踊り子
」のものであることに気付く。
彼女はヴェルレとともに学校関係者の聴取を進めていくが、その際の思わぬ失言によって法定鑑定人の職を解かれてしまう。彼女の後任として派遣されたのは、美術に精通した押しの強い女性刑事だった ...
。
(オルセーやメトロポリタンなどにあります。)
舞踊学校関係者の聴取を進めるヴェルレと新しい相棒のジュリエット。やがて、ある事実が浮かび上がる。過去に校内で幽霊の仕業と噂 (
うわさ )
される出来事が何度も起きており、それらが被害者の元恋人レアに利益をもたらしていたのだ。
犯人はレアなのか、あるいはレアを守ろうとする人物なのか ...
。犯人の追跡中に負傷したヴェルレはシャサーニュを連れて病院を抜け出し、ドガの絵を手がかりに、 17
年前のある出来事から事件の真相に迫っていく。
今回はドガです。
踊り子の絵で有名な画家ですが、舞台はエドガー・ドガ舞踏学校という設定です。
いかにもという名前ですが、 14
歳の小さな踊り子
が校舎内に飾られています。
殺人現場は、オペラ座でバックヤードのホワイエ。
本物の ガルニエ宮
で撮影です。
現在、公演はほとんど新オペラ座行われています。
今はガイドツアーがありますが、入ったことはありません。
内部は、絢爛豪華ですね。
犯人特定につながる?4枚のドガ絵です。
舞台のバレエ稽古
ダンス教室
バレエ ー エトワール
Dancers, Pink and Green
第2の殺人現場にもドガの 傷ついた旗手
が。
撮影場所で気になったのは、シャサーニュがうきうきで自転車で乗り付けたこちらのウルク運河沿いのビルです。
1929年建設ですが、2016年にリノベーションしたそうです。
変装してのホテルでの密会やあくの強い美術の学位を持った女刑事など見所いっぱいの回でした。
シャサーニュの父親の失恋もありました。
レアの父親の潰れた片目姿が痛々しかったです。
伊達政宗みたいなのは、フランスにはないのでしょうか。
とにかくシーズン最初で盛りだくさんの内容でした。